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福岡県宗像市在住、井上正文のブログです。

飯塚市LM型公開討論会

2006年04月15日 | ローカル・マニフェスト推進運動
昨日は社団法人飯塚青年会議所(林田賢一理事長)が中心となって開催した“「飯塚市」市と市民の絆づくりローカル・マニフェスト公開討論会”に参加してきました。
ローカル・マニフェストとは何か?
昨日の討論会で配布された資料から引用し説明いたします。
ローカル・マニフェストとは地域戦略計画書。首長(地方公共団体の長)になった際に、実現性を担保とした具体的な「約束」です。事後検証可能なマニフェスト(政権公約)には具体的な数値目標や財源、期限などが入れ込まれます。
一番大事なことは、候補者が有権者の皆さんにマニフェストを示すことで、自分の住む町の問題点に関心をもち、それぞれの候補者のマニフェストを比較検討し、自分の住む町の首長を選択しやすくなるということです。
それにより、候補者と有権者との契約が成立し、政策を行うときは、有権者との契約「マニフェスト」に基づいて進めていくことになります。

今までの選挙はどちらかというと「地縁・血縁・知り合いだから」「あの人ならやってくれるだろう」という選挙だったかもしれませんが、これからは候補者がマニフェストでどういう政策で何をするのかを具体的に訴え、市民は候補者の考えや政策を聞き、不明な点は質問し議論することによって、より自分の考えに近い候補者を選ぶ選挙でなければいけません。
昨日の討論会は飯塚市長に立候補を予定されている3名の方々をパネリストとしてお招きし、ローカル・マニフェスト推進ネットワーク九州代表の神吉信之氏をコーディネーターに約2時間半のパネルディスカッションが行われ、約900名の市民の方が参加されておりました。

主催は「飯塚市・嘉麻市」市と市民の絆づくり実行委員会(亀田知佐子委員長)、飯塚JCは共催団体として飯塚市(4月14日)・嘉麻市(4月7日)の両市で2回の公開討論会を開催されました。

飯塚JC林田賢一理事長のご挨拶によりますと、今回の討論会を企画するにあたり、公平かつ厳正な運営を図るため、昨年から準備を進めて来られたそうです。
市町村の合併により誕生した新市の将来のためにも、今後のリーダーとなるべき方々の生の声を聞いていただきたいとの想いで企画・実施されました。
林田理事長はじめ飯塚JCの皆さんお疲れさまでした。

ローカル・マニフェスト型公開討論会は九州で19回目、そのうち福岡では11回目を数えます。その殆どを各地の青年会議所が主催しております。ローカル・マニフェスト型の公開討論会を青年会議所が進めていくのは、それが住民参画のまちづくりに繋がると考えるからです。
公開討論会を行ったことで投票率も上がっているといいます。

昨日は宗像JCから10名が参加しました。大変レベルの高い討論会で私たちも勉強になりました。

討論会の後は、飯塚市で戸波副理事長・松井室長・松島委員長・高野君の5人で食事をしました。飯塚は美味しいお店も多く、3次会まで食べて飲んで熱く語り合いました。飯塚JC林田理事長には大変お世話になりました。飯塚JCの皆さんは豪快で自信に満ちた強者ばかりで、さすがは麻生太郎先輩を生んだ歴史と伝統を誇る青年会議所だとあらためて実感しました。このご恩は宗像でお返しさせてください。

飯塚JCの皆さん、昨日はお疲れのところ本当にありがとうございました。
そして2週に渡る公開討論会の大成功に心から敬意を表します。

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