すべては愛する宗像のため

福岡県宗像市在住、井上正文のブログです。

2006年度理事長総括

2007年01月11日 | 青年会議所の活動
9日(火)の2006年度通常総会で報告しました理事長報告を掲載します。
2006年度理事長総括
2006年、新たなるJC運動を拓くべく、会員交流委員会が主体となって準備を進めてきた新春祝賀会は宗像市・福津市・古賀市の各市長を始め各界より数多くのご来賓と各地青年会議所の同志、特別会員及び賛助会員の方々、そしてシニアクラブの先輩方に見守られ、順調な船出を果たすことができました。
また同祝賀会には姉妹JCの韓国昌原JCのソン会長はじめメンバーも出席され、両JCの友好をより発展させていく機会にも繋がりました。

京都会議では出光興産株式会社を表敬訪問し故出光佐三氏の想いを感じ、靖国神社の同期の桜の前で苦楽を共にする盟友達と清々しい気持ちでJC運動への誓いを立てたのでした。

1月29日のボクシング世界戦は、宗像JCメンバー一人ひとりの想いと行動が福岡・九州全土へと波及し、九州JCの心を動かしました。
その声に応えるかの如く越本隆志君は見事世界王座を掴み、同時にJCの仲間も感動を分かち合うことができました。

2月例会は宗像大社清明殿にて公開型で開催しました。
例会運営委員会の規律ある運営と進行、原口講師による心に響く講演で、当年最初の例会は好調なスタートであったと言えます。

3月にはアカデミー委員会が企画した「あなたのおソバに宗像JC」を開催。
会員拡大に繋げる新たな人材を求めたもので、和やかで素朴な温かい事業でした。
会員拡大については「ONE-ONE運動」を推進し、メンバー一人ひとりがJCの素晴らしさを伝えていこうとしましたが、宗像JCの存在や魅力は地域社会に浸透してきたとは実感しましたが、会員拡大の目標数には遥かに及ばなかった点は率直に反省しています。

4月例会は当初の花見例会を変更し、越本隆志君のトークショーを公開例会として開催し、多くの市民の皆様の共感を得ることができました。
チラシ配り等の広報活動では例会運営委員会が率先し、それをメンバーがバックアップしましたし、公開例会は地域に誇れる宗像JCの集大成として目的は達成されたと感じております。

その例会の二日後に急逝された宗像市前市長原田慎太郎氏へのご恩返しの意味で、宗像市市長選に向けたローカル・マニフェスト型公開討論会を準備しました。
地域力創造委員会は同時期に災害ボランティアの例会事業と並行して公開討論会も進めてきました。
残念ながら討論会はパネリスト(立候補予定者)の辞退で開催できませんでしたが、行動こそ真実。
意義のある挑戦であったと自負しております。

災害ボランティア連絡会も古賀・宗像エリアと広域的なネットワークとして12月に設立され、今後の活動に市民の皆さんの期待が寄せられています。

道徳心を利他の心を持った起業家精神の醸成をめざした社会起業家育成特別会議の事業は素晴らしいものでした。
この試みはやがてはビジネスJCの核になってくるのではと思います。

今年で3期目を迎えた少年会議所は、その主旨を次世代リーダー育成と日本JCとの恊働運動に絞り、少年会議所運営委員会メンバーの適切な指導とチームワークで成果を上げることができました。

総務情報委員会による広報活動は、ITを駆使し先進的で機能的な進化を遂げました。
映像的演出が多くのJC活動に彩りを加え、宗像JCのブランド創りに貢献しました。

私が行ったことは所信と組織体制を創っただけ。
それを現実化し、目的を達成できたのはメンバーの皆さんの努力のお陰です。
1年間、お支えいただき誠にありがとうございました。

社団法人 宗像青年会議所 第32代理事長 井上 正文
私の人生の中で最も生き生きと輝いた一年だったと思います。
それは理事長だったからではなく、ラストイヤーを全力で疾走できたから。
全力で走れたのは、多くの仲間と色んな方のお支えがあったからです。

JCは1年・1年が勝負です。
去年JC活動がうまくいかなかった、納得する活動ができなかった、やりたいことができなかった、と思うのであれば、今年は心機一転まっすぐな気持ちで頑張ってみましょう。

私もJCに不満を抱いた時期もありました。
でもその気持ちを「自分ならこうしよう!」というエネルギーに変換してきました。
自分が理事長だったら、自分が委員長だったら、自分が社長だったら・・・。
そんな風に考えたら、色んな気づきもあるものです。
そしてその時の疑問や不満を「社会変革」へと繋げていくことがJC運動の本分ではないでしょうか。

本気で「社会変革」を考え、力を合わせて行動していきましょう。
あなたが変われば組織や会社が変わり、そんな人や組織が増えれば地域が変わり、やがては日本が生まれ変わります。
そしてその時に日本人は世界の人々に誇れる高い精神性と互譲互助の思いやりの気持ちで世界を変える。
その日が来ることを信じて、まずはJCメンバーが行動していきましょう。

何かあればいつでも相談してください。
直前理事長・監事・顧問とはそういう役回りですから遠慮せずに声をかけてください。
あとT田・A津・N村を始めとする熱いOBグループも力強く応援してくださると思います。

2006年度通常総会の報告

2007年01月11日 | 青年会議所の活動
1月9日(火)19時半からメイトム宗像で(社)宗像青年会議所2006年度通常総会を開催しました。

2006年1月1日から12月31日までの全ての事業(総会・理事会・対外参加行事・出向者参加行事・各委員会事業・災害ボランティア連絡会)の報告と決算報告がなされ、続いて会員資格規定および運営規定の改正と2007年度の基本方針・事業計画・予算(案)が承認され、正式に2006年度が終わり、立部瑞真理事長率いる新・宗像JC体制がスタートしました。

この日まで私も理事長席に座り、理事長挨拶と総会の議長という理事長最後の仕事をさせていただきました。
毎月の例会には理事長挨拶があったのですが、メンバーの皆さんの前で会の代表者として挨拶させていただくのもこれが最後。
それはこんな内容でした。
2006年度通常総会・理事長挨拶
皆さん、新年明けましておめでとうございます。
お陰さまで2006年度の宗像JCの事業も滞り無く終え、本日の総会をもって1年間の長い長い船旅を終えようとしています。

まずは昨年12月に開催された卒業例会ではメンバーの皆様の温かいお気持ちを受け、9名の卒業生を送り出していただきましたことを、卒業生の一人として感謝申し上げます。

JCを卒業して、これまで自分の生活の中心にあったJCがそうで無くなってしまった喪失感は、やはり卒業してみて初めてわかるのです。
心に大きな穴が開いてしまったような、大切な人が去ったような今日この頃です。
しかし、卒業はしても、また何かの事情で退会したとしても、JCメンバーであったという事実に変わりはありません。
大切なのはバッチをしていない時に、自分がどれだけ誇りを持って生きているかということ、JCで学んだ「英知」「勇気」「情熱」を生涯全うできるかということです。そして、組織として宗像JCの先輩方が築いてこられた「宗像の青年として良識と力」を守り続けるかということです。

先ほどの開会宣言の中で新広行副議長が「今年の目標を立ててください」と言われていましたが、私の今年の目標は「他人の道を正しく歩むのではなく、我が道を迷いながらも切り拓いていきたい。」というものです。
私にとってJCは正しい道を教えてくれました先生でした。
私にとってJCは先生であり、バイブルであり、力でした。
今年は初心に戻って我が道を歩んでいこうと思っています。

人生で迷ったとき、JCを一所懸命にやっていれば、JCがその答えを教えてくれます。
JCは色んなことを教えてくれるのです。

最後の皆さんへのお願いは、2007年度の立部理事長を中心に一致団結し、お互いに尊重し、支え合って頑張ってください。

今後の宗像JCのさらなる飛躍を期待し、皆様のご活躍とご家族の幸せ、皆様の会社のご発展をお祈りし、理事長としての最後の挨拶とさせていただきます。
1年間ありがとうございました。
今回のスピーチは全く緊張しませんでした。
ですから少々気の抜けた印象だったかもしれませんが、私の理事長としてやるべきことはもう終わったのです。
私の仕事は2007年度の立部理事長をお支えすること。
そして、昨年はなかなかできなかったことですが、若いメンバーの皆さんをフォローアップしていきたいと思っています。

総会の中では褒賞の発表もなされました。
2006年度出席率の高かったメンバーと、新入会員で特に活躍した3名、そして特別功績賞として越本隆志君が表彰されました。

また2006年度からJCマークが変更になり、バッチも理事長バッチ・監事バッチ・副理事長バッチ・専務理事バッチが新たにデザインされました。
そこでそれぞれのバッチを2006年度から2007年度に引き継ぐ「バッチ授与式」も併せて開催しました。

総会後は賛助会員の茶園坂さんで懇親会。
静かに飲んで締めるつもりが、メンバーの皆さんの勢いに押され、翌日は猛烈な頭痛で、もう深酒は止めようと心に誓いました。

通常総会は2006年度総務情報委員会(浜田修一委員長)の皆さんが設営に頑張ってくれました。
そして会務担当理事の的場英雄君が資料作成を一所懸命にやってくれました。

例会運営委員長(立部瑞航委員長)のメンバーも頑張ってくれました。

皆さん本当にありがとうございました。
ありがとう2006!!