4年生がゴミの勉強をしていました。写真には、収集場所に集められた学校のゴミが写っています。
「ゴミを減らそう!」と言う言葉を聞いたり言ったりすることは多いと思いますが、いざ実行するとなるとどうしていいものか悩みます。
現状を知ったり、どうするか考えたりする経験が乏しい場合は、何をしていいのか困ってしまうことが多いです。
学校では主体的に行動できる力を育てるため、知らなかったことを知ったり課題としてとらえたりする学習活動を大切にしています。
また、それを基に友達と考えを交わし、より深く考えることができるような学習機会を作っています。
そして、実践したことを認め、励ましています。
「知る・考える・行動する・知る・考える行動する・・・・」の学習サイクルを大切にし、子供たちの成長を支援しています。
算数の授業の「知る・考える・行動する」
算数の学習 「余りは1なのか10なのか?」「三角形の頂点の場所を決めるにはどうするか?」等、解決すべき問いを知り、友達と考えを交流し、自分たちの力で回答を導く学習をしていました。
家庭科の授業の「知る・考える・行動する」
涼しい衣服の着かたについて問いを得、自分たちの着かたを振り返り、友達と考えました。望ましい着用法を得にしました。行動するのは、明日以降です。さてどんな服を選ぶでしょうか?実践し考え、さらに工夫し実践してほしいです。
理科の授業の「知る・考える・行動する」
校庭の水たまり。当たり前の景色に問いを持つことから学びは始まりました。雨として降った水はその後どうなるのだろう?自分の考えや疑問を書き、友達と交流します。この経験を境に、次から雨の日が勉強の日になりますね。
身体測定の「知る・考える・行動する」
今日から身体蹴則が始まりました。自分の身長や体重に意識を向けることで、体の成長や体の健康について考えてほしいです。そして、心身共によりよく成長するために、どのような行動をしたらよいか考え実践してほしいと願います。
国語の授業の「知る・考える・行動する」
教科書にある2種類の「コスモスまつり」のポスター。何だろう?そこに先生の問い「どちらのポスターが行きたくなる?」よく見比べて考えます。国語ですから「字形」や「文字の大きさ」「表現方法」・・・見る人によって感じ方が違うことを前提に意見を交わしました。つぎ、自分がポスターや社会科新聞を作る時、この学習の経験が生かされることを願います。
がん教育の「知る・考える・行動する」
福生病院の看護師さんと6年生が、がんについて学びました。がんと聞くと「怖い」という気持ちになります。しかし、どんな病気なのか、治療はどのようにするのか、治療中の生活はどのようなものなのか等、知らないことはたくさんあります。この学びも、正しく知ることから始まりました。感想や質問を発表するなかで、しっかり考えることができたと思います。
さらに理解を深め、行動できる人になってほしいと思います。