みゆみゆの徒然日記

日本の伝統芸能から映画や本などの感想、
心に留まった風景など
私の好きなことを綴っているブログです♪

ガリガリ君コーンポタージュ味

2013年03月30日 | 美味しいもの
 昨年話題になったガリガリ君リッチ コーンポタージュをたまたまコンビニで発見したので買ってみました。昨年9月に発売されたのですが、予測を上回る販売数量に供給が間に合わず、販売休止になってしまったのですが、供給体制が整ったということで再発売されたということでまたまた話題になりました。

 昨年このニュースをネットで読んだとき、「コーンポタージュ味のアイス?!?!えええ!!!」と思ったのですが、そんなに人気なのにはわけがあると思い・・・まあ、ネタとして買ってみました、はい。

 ということで、袋を恐る恐る開けてみると・・・香りがコーンポタージュですよ!!!色はこんな風にコーンですな色です(笑)

 そして、また恐る恐る食べてみると・・・本気でコーンポタージュ味だった!!!しかもコーンまで入ってるよ!!(笑)まずくはない、味としては美味しい・・・これもアリだとは思う。けど・・・私はすぐにまた食べたいというほどではなかったかな今日は、ちょっと寒かったからというのもあるのかもしれませんがね。(アイスは好きだけど、冬はあまり食べないし、夏でもカキ氷系ってあまり食べないからなぁ・・・)

『ヘルプ ~心がつなぐストーリー』 (DVD)

2013年03月30日 | 映画(DVD含む)
 先日、私がほぼ毎週チェックしている(見逃すことも多々あり)NHK教育(今はEテレというのだっけ)の「ニュースで英会話」という番組で、先日「公民権運動行進を再現」という回を見たばかりでしたので、この映画のことを思い出しツタヤでレンタルしてきました。

【あらすじ】ヘルプ ~心がつなぐストーリー~ - goo 映画より引用。
60年代前半の米国南部の町ジャクソン。大学を卒業して実家に戻ったスキーターは、生まれ故郷の保守的な町で旧態依然の人種差別が公然と行われている事にショックを受ける。友人たちは皆結婚して家事も子育ても黒人メイドに任せっきりの暮らしに何の疑いも抱いていない。進歩的で作家志望のスキーターは、メイドたちの虐げられた実態を伝える本を書こうと決意するが、報復を恐れる彼女たちの口はなかなか開かなかった…。


 高校の英語の教科書で、キング牧師のことが取り上げられていたので、当時の黒人差別についてはある程度把握しているつもりでした。(余談ですが、この授業のとき、ちょうど担当の先生が数週間出張のため、代わりの先生プラスALTの先生が授業をしてくださったのですが・・その先生がすべて英語で授業をする先生でしたので、予習もいつもより本気でして、授業もものすごく集中していたり、ALTの先生がキング牧師のスピーチや教科書以外の資料も用意してくださったので、余計に思い出に残ったのでした。)邦題は「ヘルプ~」とありますが、この映画の原題は動詞ではなく名詞。Theをつけて使用人という意味になります。

 主人公は裕福な家庭に育ち、黒人メイドに育てられたスキーター。黒人のトイレは別(しかも病気がうつるという、今ではガキか?と思えるような理由により)など、そんな白人優位社会に疑いを持ち、そんなメイドたちのことを本にしようとします。黒人差別だけではなく、当時の働く女性としての息苦しさというものも彼女は感じています。私は別にフェミニストではないのだけれど・・・着飾って若くてきれいなうちに良い人と結婚することだけが価値のような社会(もちろん結婚もすばらしいことですが)には・・・黒人たちだけではない・・・この当時の白人女性も実に息苦しいではないか?!?!と感じてしまいました。自分の子供のことを愛さずに黒人メイドに押し付けていて何もせず、着飾ってアフリカを救う慈善活動をしているという矛盾・・・ある意味、黒人メイドを使っていた彼女たち白人女性も時代の犠牲者なのかもしれません。その当時の彼女たちは、そのことについて疑問に持っていなかったかもしれませんし、そういう描き方なのかもしれませんが。

 大学を出て働く聡明なスキーターもとても素敵な女性として描かれていました。その一方で、私は、おばか女のステレオタイプに描かれている白人金髪お色気おねえさん的なシーリアも良いキャラクターだったなと思います。(もちろん憎まれ役の方たちの演技もすばらしかったけどね)・・・そんな二人は立場は違いますが、二人ともその白人女性のコミュニティでは生きにくそうではあるけれど・・・でも生き生きしていると思いました。とくにシーリアのあの天真爛漫さは時におばかに見えますが・・・メイドを雇っている立場ではあるけれど、辛くあたることもなく、だんだん本当はかわいらしい人ではないか!と思えてきました。料理が苦手だから、夫に内緒でメイドとしてミニーを雇ったのですが・・夫にもメイドや流産のこと(そのとき助けてくれたこと)も話し、苦手な料理を自分でがんばって、夫とともにミニーをもてなすシーンは感動しました。彼女は、スキーターとは違って、社会的行動に出て差別をなくそう!という主義の女性ではなく、天然でああいう行動をしていると思うのですが・・・そういうことが天然で(自然と)できる女性は幸せだな~と思いました。

 これが、キング牧師やマルコムX(こちらは映画を見てないけど)のように、もっと激動的に、政治的活動として描いた映画だったら・・もっと重いものになっていたでしょうが、コミカルさも交えつつ、そのあたりのさじ加減は絶妙で、見やすい映画でした。最後は考えさせられてしまいますが・・・