みゆみゆの徒然日記

日本の伝統芸能から映画や本などの感想、
心に留まった風景など
私の好きなことを綴っているブログです♪

歌舞伎たいそう

2006年02月28日 | テレビ
 NHK教育の子供向け番組にからだであそぼという番組があります。「にほんごであそぼ」は言葉を通しての番組ですが、これは体を使って活動するという趣旨?!ケイン・コスギさんや染五郎さんが出ているし、たまに見ることがあるのですが、なんとなくチャンネルを回していたら歌舞伎の白塗りと衣装の格好をした染五郎さんが子供たちと踊っているではないですか!!!!ちょっと、いやかなりびっくりです。で・・・調べたらこういう曲名らしいです。

歌舞伎たいそう/いざやカブかん

 いやー、素晴らしいネーミングだ!!(笑)
 検索していたら作曲した杵屋崇光さんのHPがヒット。HPのトップ画像に一場面があります!振り付けは染五郎さんの舞踊名の松本錦升とクレジットされていました。
 たまたま見たので驚いて内容を覚えていませんが、今度は録画してみようかなぁと思ってしまいました(笑)「にほんごであそぼ」といい、最近のお子さま番組は最高ですね!!大人も楽しめる。ちなみに私は子供の頃は「じゃじゃまる、ぴっころ、ぽろり」「のっぽさんとごんた君(できるかな)」「のんたっく」「ワンツードン」「はに丸くん」「ぽっけ」が大好きだった世代です(笑)

伝説の至芸・十三代目片岡仁左衛門

2006年02月27日 | テレビ
 25日土曜日NHK教育芸能花舞台にて、伝説の至芸 十三代目片岡仁左衛門が放送されました。(再放送もありますよ!!)
 私は十三代目さんの舞台は実際には拝見していません。図書館にあるビデオで忠臣蔵の由良之助を見たり、国立劇場の映像(菅丞相)を見た程度です。ドキュメント映画も興味はあるのですが、地元では見られないので、見ることもなく(泣)でも、この番組で少しですが映画の一場面を拝見できたのは嬉しいです。前に見た国立劇場の映像や、十三代目さんの著書、当代の仁左衛門さんのコメントからも伺い知ることができますが、やはり信心深い方だなというのが印象的。やはりある程度の年齢というか全般的に言えることだと思うけど、芸というのは人柄がにじみ出るものなんだなぁと感じました。そして、仁左衛門さん(当代)が一番お父様に似ていらっしゃるかな?とも思ったり・・・。ダンディな方だんぁと思います。かっこいい仁左さまも好きだけど、これからはある種「枯れた」演技も見ていきたい・・・と思いました。で、印象的だったのはお茶屋遊びの映像ですね。「こちらが楽しむんじゃない、芸妓さんや舞妓さんたちを楽しませてあげるようなお茶席にせなあかん」みたいなことが印象的ですね。良い意味での芸の肥やしってこうなんだ!!と思いました。
 VTRの菅丞相は玉三郎さんの刈屋姫。前に見た仁左衛門(当代)の時にも玉三郎さんの刈屋姫でしたが、親子というより恋人っぽかったなぁなんて思ったり(^^;。今回は4年前と比べてどうでしょうか?

 そして、著作権をクリアされているというHPを紹介します。インタビューなど掲載されておりますので、よろしかったらどうぞ。
十三代目片岡仁左衛門さん

 と・・いうことで十三代目さんの追善の『道明寺』が上演される3月歌舞伎座昼の部の切符が某会から届きましたが・・・なんとびっくり!!!
7列目花道のすぐ脇の席が届いたし!!!!!!!どぶ側じゃなくて本舞台側ね。で、昔でいう「とちり」の「と」ですよ!!キタ━━━━(゜∀゜)━━━━ッ!!って気分です(笑)一緒に行く友人にすぐ連絡したら驚いていました。もう本当に有り難うございます!!と言いたいです。今年の年会費はこれで元は取れたと思ったりして(笑)25日土曜日に行くので、もしよかったら事前に声かけてくださいね。そしてその友達と会って話をしたのですが、私は考えなかった(←強調!)ことを彼女は言う・・「仁左さまの涙が飛んできたりするんですかねぇ」と・・・。いやぁ思わず吹きました(笑)久々歌舞伎座のお値段が高い席だし、(歌舞伎というか芝居自体、最近ご無沙汰なんだけど・・・)これで、生きていく励みができました(とは大げさだけど)ちなみに私の鼓の師匠は十三代目さんのことを「背中で語る芸」と仰っていました。そして「若い頃は片岡孝夫に似ていると言われた」とも・・・。目がとろんとしているところが似ているかもしれません(^^)

もうすぐ発表です

2006年02月26日 | お稽古
 本当はお能を見に行くつもりだったんですけど、本番前のお稽古が入り、弟にチケットあげて見に行ってもらいました。見に行きたかったけど、やはり本番前だから集中したいですしね。11月末から『田村』をお稽古し始めてから早3ヶ月が経ちました。田村漬けな日々です(笑)まだ先だし・・と思っていたのですが、ついに来ました・・・来週っていうかもう今週の土曜日ですよ(^^;。当日の番組などを確認していたら・・・
   『田村』・・・既に伊勢路の山近く より

 と書いてあり・・・何故か短くなっていました。サシがない!!!!一生懸命練習したんだけどなぁ・・とちょっと思ったけど、ちょっとホッとしたり(^^;。でも打ち出しが変わるから、ちょっと戸惑うかもね・・・^^;。ハァ〜、ドキドキです・・・。でもまた5月に『田村』を打つのですが、その時はちゃんとサシ(「然るに君の宣旨には」より)からということになったので、こちらの稽古もしっかりしないといけないのですけどね。そして5月は連調で『蝉丸』の道行を打つことにも。だいぶ前に習ったので忘れていました(汗)
 お稽古は、前回はみっちりでしたが、今日はサラリと。先生から「今日“は”かけ声が出ていましたし、今日“は”音もよく出ていましたね」と・・・。良い音が出ていたのは、雨だったので、湿り気があって小鼓日和だったんですけどね(笑)でも、自分でもこういう気持ちよい抜けた音が出せると、気分良いし、気持ちも乗ってきます。かけ声は、自分でも情けないのはよーーーーーーく分かっています・・^^;。でも女だから声が出ないという言い訳はしたくないので、工夫します・・・。そして、天気はどうでも・・・土曜日“も”良いかけ声と音が出るようにがんばります!!
 で、次の日は中日劇場で『レ・ミゼラブル』鑑賞です。本番の方ばかり気にしていて頭から抜けていますが・・・^^;もうすぐ山口さん〜〜なんですよね。こちらも楽しみです。一泊朝食シングルで新幹線と宿のセットのJRぷらっとこだまプランも予約して切符は引き取ったし、あとは当日の朝に寝坊しないようにするのみである・・^^;。で、このプランだと、普通に新幹線往復の値段とあまり変わらないのがお得ポイントです♪

 この日の静岡は午後は土砂降り行きは良かったものの、帰りの電車はかなりの遅れが生じていました。途中まではお友達の車に送っていただいたというか、帰りは晴れていたし、お腹がかなり空いていたので、そのお友達とご主人と一緒に悠長に●ーミヤンで食事(笑)楽しかったし美味しかった〜!チェーンの中華料理店ですが、チェーンの割には美味しい中華です。(わたくし、中華料理は大好きなので)とその後に待っていたのは、電車の遅延・・天竜の方が大変だったみたいでその影響らしい・・・。小一時間待ちました。まあ無事に帰れたし、混んでいなかったから良かったです。

ご当地限定お菓子@信州

2006年02月21日 | 美味しいもの
 父と妹のスキーみやげにもらいました。父がよく長野へはスキーに行くので、ベビースターの七味そばはよく頼んで買ってきてもらっていますが・・・今回は妹チョイスの「じゃがりこ野沢菜」ときのこの里ブルーベリーをもらいました。野沢菜はかなり好きだからうれしい!!じゃがりこともマッチします!!
 私は最近は信州へはご無沙汰ですが・・・やはり信州といえば「雷鳥の里」だね(笑)あと長野へは小学校の時には父とか祖父に連れていってもらって、学校の長期休みには必ず行っていました!蕎麦もおいしいし、りんごとかも美味しいし!!また温泉つきでスキーにでも行きたいなぁ(^^)

歌舞伎&松嶋屋&四季バトン

2006年02月19日 | 占い&お遊び&バトン
mixiのすみよしさんから頂きました〜。「歌舞伎」と「四季」のご指定ですが、松嶋屋についても勝手に答えてみました(笑)


1.PCもしくは本棚に入っている「歌舞伎」&「松嶋屋」&「四季」

  PCは前はいろいろと入れていましたが・・・壊れてからはあまり入れなくなりました(^^;本棚は割とありますよー。
松嶋屋に関しては・・・・
 ・『十五代目片岡仁左衛門襲名記念写真集』←廉価版(^^;
 ・『花のひと 孝夫から仁左衛門へ』
 ・『仁左衛門恋し』
 ・『演劇界(別冊?)十五代目片岡仁左衛門襲名』
 ・『片岡愛之助 歌舞伎役者の青春』
歌舞伎のも結構ありますねぇ。玉三郎さんの写真集とか(3冊くらい)、吉右衛門さんのエッセイとか、新之助時代のと海老蔵襲名の写真集とか(^^;。歌舞伎特集のムック本など・・。あとは、演劇界とか筋書とか、チラシや切り抜きや舞台写真や茶話会や俳優祭の写真のアルバムの数々が・・・(笑)

 四季については、同じくパンフレットやチラシの数々ですねぇ。あと四季の会会員に毎月届く会報「ラ・アルプ」もあります。あと『劇団四季 オペラ座の怪人』写真集もあります〜。


2.今妄想している「歌舞伎」「松嶋屋」 「四季」

 最近見に行けないので、今は玉さま&菊之助の二人娘道成寺。一昨年のは見ているんですけどね、きっと進化しているんだろうなぁと・・・。あとはひたすら来月の道真様を妄想(笑)
 あとは、永遠に妄想しているのは、仁左玉コンビでの桜姫・・・。

「四季」は、幻の山口ファントムとか山口タガーとか・・・(^^;


3.最初に出会った「歌舞伎」「四季」

 歌舞伎は2000年10月の歌舞伎座昼の部。歌舞伎は興味はあったのですよね、おばあちゃんが好きだし、テレビでなんとなく見たことがあった程度だったけど。役者さんがかっこいいなぁというのと、玉三郎さんって本物の女より綺麗!と気になっていて・・・。で、気になっていた歌舞伎と玉三郎さんを一度見てみようと思い鑑賞。仁左衛門さんの御浜御殿、福助さんの英執着獅子、仁左玉のお富与三郎、仁左玉のお祭りで一気にはまる!(今思えば、仁左玉コンビのオンステージショー?!これではまらない訳ないでしょう・・・^^;)

 四季は、2001年オペラ座の怪人静岡公演。大学がスポンサーで、半額チケットを売っていたので、友達とせっかくだから・・ということで鑑賞。一番後ろで、しかもその時に限ってオペラグラスを忘れちゃってラストシーンとか何が起こった?と思ったんだけど、音楽にはまりました〜。その後山口祐一郎バージョンのCDを聴いて、山口氏にはまる(笑)


4.特別な思い入れのある「歌舞伎」「四季」

 歌舞伎は玉三郎さんの八ッ橋(勘三郎襲名の時の)あの幕切れのゾゾッとした感覚は一生忘れられない。あと仁左衛門さんの仁木(先代萩)の床下と刃傷の立ち回り。これは床下を見たくて初めて一等席を学生のなけなしのお金で購入。2列目ど真ん中で見たのです。もうかっこよすぎて魂抜かれたのがつい最近のようです・・・^^;。

 四季はやっぱりオペラ座の怪人かなぁ〜。たまに無性に見たくなるんですよね。


5.バトンを渡す人

 では若菜さん、もしまだだったら「歌舞伎」&「大和屋(三津五郎さん)」で♪
 あと、forthedayさん、「歌舞伎」&「宝塚」で♪
他に、「歌舞伎」をお題にしたバトン、ご自由に受け取って下さいな。

『助太刀屋助六』(ビデオ)

2006年02月19日 | 映画(DVD含む)
助太刀屋助六 VPBT-11484
助太刀屋助六 VPBT-11484


 またまた某レンタルショップの半額キャンペーンで借りてきました。今、行っているレンタルショップは時代劇のラインナップが少ないのよねぇ・・・。でも、まだ見ていない真田さんの時代劇を借りてきました。(半額だったのであと2つ借りてきましたが、みんな考えることは同じで見たいのはレンタルされていたり・・・^^;ネバーランド見たいのよねぇ、、、あとは旧作落ち待ちだったり・・・)

 これ、割と最近の映画なのですよね。でも同時期の『たそがれ清兵衛』の方が印象が強いのよね・・・^^;同じ時代劇でも『たそがれ』や『ラスト・サムライ』とは雰囲気は全然違って、軽いノリです。同じ岡本喜八監督&真田さん出演の『EAST MEETS WEST』みたいな感じのノリですね。真田さんが演じるのは、仇討ちの助太刀を勝手に申し出て助太刀屋のやくざ気取りの助六。ひょんなことから顔も知らなかった父親(仲代達也)の仇討ちに自ら巻き込まれていくのですが・・・。これは大まじめに見てはいけませんね(笑)元気いっぱいでやんちゃ(?)な真田さんも割と好きですけどね。で、やっぱり真田さんは身のこなしが軽やかだし、いいよねぇ・・。仲代達也さんも渋いし、冒頭の岸田今日子さんのナレーションも結構好き。鈴木京香は結構好きなんだけど、真田さんといい・・・20台前半の役はちとどうかと思ったり^^;。まあ、細かいことを言うのはやめましょう。それなりに楽しかったけど、何か足りないような気がしましたが・・・^^;。でも真田さんがかっこいいので良いとします(笑)

鬼平犯科帳 兇賊

2006年02月18日 | テレビ
 待ちに待ったスペシャル・・・。この日を待ちわびていましたよ〜。リアルタイムでは見られなかったので、録画したものを夜中に一気に見ました。(予約失敗しなくてよかったよぉ・・・)
 さて、今回のキーパーソンは小林念侍さん演じる元盗人で足を洗った今は芋酒屋の亭主の九平。お忍びでやってきた平蔵の人柄に惚れ込む。しかし平蔵が帰った後に平蔵の命を狙う浪人たちがやってきて、気になった彼は後をつける・・・。そして、先ほどの客が、かの火付盗賊改方長官長谷川平蔵だと知り、自分の正体が知れたら・・・と怯え身を隠してしまう・・。

 冒頭の、いも酒屋での平蔵と九平、そして夜鷹の若村麻由美のやりとりがとても好き。けものみちでも思ったけど、若村麻由美顔がシャープになった?!相変わらず美味しい食べ物ばかり出てくるこの作品。これもまたこの鬼平の魅力のひとつ。そして、私は平蔵の男っぷり(人間っぷり)が大好きであります懐が深くて・・・・・あのような方が側にいたら、絶対に惚れます!!一緒にお鍋(軍鶏鍋)つつきたい!お酒飲みたい(苦手だけど・・・^^;)そして、彼の為なら死ねるね。だから、そんな平蔵に惚れ込んだ密偵たちのドラマもまた好きな要因の一つ。だから、最初に密偵が死んでしまい、粂八(蟹江さん)が俺のせいだ・・・と責めるのを「違う!!おまえのせいではない!」と言うところ・・泣けました。大村屋で敵の一味に襲われた時の殺陣は、脇差だけで戦い、かなり苦戦モードでしたが、かっこよかった。そして、相手が網切の甚五郎だと知った時・・・羽織を脱ぎながら「黙れ、外道!!」にしびれましたよ・・・。
 小林捻侍さんも良かったです!!あの足さばきには思わず笑ってしまったけど・・マリオBダッシュ!みたいな・・・(笑)平蔵に対する恐れと憧れ、過去の自分への罪悪感みたいなのがひしひしと感じられました。おまさの梶芽衣子は老けたなぁと感じたけど、やっぱり好き!うさぎ(忠吾)も相変わらずで好きですが、あの盗賊改方の古参みたいな人(いつも料理を作っている人)も良いですね。
 大杉蓮さんの悪役もぴったりで。そしてその手下の盗賊に徳井優さん!!徳井さん、ああいうのが似合うなぁ・・・。

 やっぱり、鬼平って面白いだけじゃない、心がじーんとするし、スカッとさせられる・・・。日本人が忘れているけど、日本人が持っている何かを感じさせてくれる・・・。今日、古本屋でまた鬼平の文庫を買ってきてしまった・・・(笑)そして、無性にお鍋が食べたくなる・・・(笑)

小倉マーガリンのっぽ

2006年02月18日 | 美味しいもの
 昨日ローソンに寄ったら、こんなローソン先行発売(限定?)のっぽパンを発見。「小倉マーガリン」味ののっぽパン。さっそく購入。あんことマーガリンがマッチして美味しい!袋の絵は着物姿ののっぽキリンがナイス。が、しかし・・・・・長いから、それだけマーガリンも多くて・・・ちょっとげっそり(^^;。美味しいのだけどね。これは誰かと半分で食べるべし・・・と思いました。ローソン限定なら、先日買ったいちごジャム&ホイップの方が好みかな。

 腰痛もやっと良くなりましたので、掃除をすることができた。すっきり。明日、母方のおばあちゃんが一人になるので、家に連れてくることに・・・ということもあるんだけどねぇ。
 そして・・・ドラマの『けものみち』おもしろすぎ!!浩市さん目当てで見ていたんだけど、今じゃ平幹二朗と若村麻由美に笑いを求めてしまっているのよね(^^;。決して笑えるキャラクターじゃないんだけど・・・。平さんなんて某掲示板では「ミキティ」なんて呼ばれるほど愛されているし(笑)今週のツボは「椎茸が嫌いだ」と、寝息の「ぷ〜〜〜」でしょうか・・・。浩市さんの小滝が実は一番のけものなのかも・・・と思えてきましたね。

BSふれあいホール 岡さん出演

2006年02月15日 | テレビ
 ミュージカル俳優の岡幸二郎さんのブログでBSふれあいホールという歌番組に岡さんが出演するという情報を知りチェックしました。といっても最初の数分は見逃して「やば!」と思ったのですが、岡さん登場前でした(^^;。今日はキム・ヨンジャさんと一緒の出演。古賀メロディなど唱歌を中心にした内容だったので、いつものミュージカルナンバーとは違った岡さんの一面を知ることができて、とても楽しかったです。ヨンジャさんの歌う韓国の歌も良かったです。それぞれの国での「お母さんの歌」やはり母はどこの国でも偉大なのよね。岡さんは「母さんが夜なべをして・・・」の歌。こういう曲は他ではなかなか聴けない!!貴重!!あと、興味深かったのが「ヨーロッパは太陽の歌が多くて、月の歌はないけど、アジアは月の歌の方が多いと・・・」と岡さん。なるほど。言われてみれば、とっさに「オー・ソレ・ミーオ」が思い浮かぶけど。あ、でも日本には「手のひらを太陽に」もあるぞ!!(^^;ちなみに月の歌でとっさに思い浮かんだ曲が「月の砂漠」です。渋いか?!小学校の時に聴いてとても印象的だったなぁ・・。そしてお二人が歌う『荒城の月』はとても幻想的だった・・・。岡さんって、こういう唱歌も、とても上手い!と思いました。伸びやかな透き通る、心に染みる綺麗な歌声。なかなかこういう方はいないと思いますよ。『荒城の月』はとても感動したもん!!ミュージカルも良いけど、こういう歌もとても素敵です。
 母も見ていたのですが、「岡さんは顔よし&スタイルよし&歌よし&字も上手い。完璧だ!」って言っていました(笑)はい、私たちはミーハー母娘なんです(笑)トークも多かったし(岡さんのおもしろトークはもちろん!日韓文化比較まで!)、歌も日本情緒あふれる歌ばかりでとても良かったです!!

『PROMISE 無極』

2006年02月15日 | 映画(DVD含む)
 真田広之目当てで劇場で鑑賞。監督は『北京ヴァイオリン』『さらば、わが愛 覇王別姫』のチェン・カイコー監督だからこちらも期待。(ちなみに2作品は私のとても好きな作品です!)先日たまたま深夜にやっている中国語講座で監督のインタビューを見たのですが、真田さんが最初は吹き替えの予定だったのを、自分で中国語の台詞を勉強して、現地の人と間違われるくらいにまで上達したというのを聞いて「見てみたい!」と思ったのです。でも、予告などを見る限り『HERO』みたいな感じなのかな?と感じたので、CGばかりの映画は苦手だけど・・・と思いながらも上記の理由で見てきました(笑)

【あらすじ】(goo映画より引用)
 生きる術さえも持たず、空腹に震える幼い少女・傾城の前に、運命を司る美しき神“満神”が現れた。「この世のすべての男からの寵愛と、不自由ない生活を約束しましょう。その代わり、お前は決して真実の愛を得ることはできない。それでもいいですか?」と問う満神に傾城は答えた、「それでもいい」と。やがて彼女は王妃となった。その頃、無敵を誇る大将軍・光明が、俊足の昆崙を自分の奴隷としていた。そして反乱の企てから王を救おうと、光明と昆崙は城へと向かうのだが……。

【感想】
 「ありえない」と思いつつも、そこは突っ込んではいけない。むしろありえない映像を楽しむべきと思っている、この手の中国武侠映画。『HERO』でも感じたのですが、ドラゴンボール的映像ですよね(笑)で、内容なのですが、まあまあ良かったですね。切なかったし、アジアの素敵な俳優さんが勢揃いですし。ただ、映像が白系だったりすると字幕が読めなくて・・分からなかったところもあったと思います(^^;英語ならまだ何とか耳でフォローできるけど・・・。
 さて、真田さんですが、やはりかっこよかったですよ!!あの鎧姿もとても似合っていましたし。中国語のことはあまり分からないので発音がどうかというのは分からないけど、間違いなく真田さん本人の声でした。周りの中国人スタッフに「この発音で大丈夫か?」と訊きまくっていたらしいです。彼の役者魂にはホント凄いと思うばかりです・・・。
 韓国のチャン・ドンゴンは切ない演技が良かったけど・・・。彼は俊足なんですけど、それがあまりにも凄すぎて笑ってしまった・・・。アニメっぽいよな・・・と。傾城を助ける場面は「凧、凧あがれ〜♪」て思ったし(笑)でも突っ込んでは行けません(笑)楽しむのです!!傾城役の女優さんは綺麗には綺麗ですけど・・・なんか印象が薄いような・・・(^^;。
 まあ、こういう映画は内容云々よりも、いかに映像を楽しむかということが大事だと思いました。そして、『HERO』のチャン・イーモウ監督の『単騎、千里を走る』がとても気になる・・・。

『Ray』(DVD)

2006年02月15日 | 映画(DVD含む)
 前々から見たかったのですが、旧作半額レンタルなのもあり借りてきました。一昨年亡くなった歌手レイ・チャールズの伝記映画です。私はレイ・チャールズはもちろん“凄い歌手”として認識はしていたものの、音楽をちゃんと聴いたことがないのです。でも劇中の音楽は「ああ、これ聞いたことある!」というものばかり。
 想像していたものより、ちょっと暗かったけど、だからこそ良い音楽が作れるのだと感じました。時代背景、社会背景というものも彼の音楽に表れているのだと思いました。小さな頃のトラウマ、薬物中毒で女好きだったなんていうダークな一面がかなり印象的だったこの映画ですが・・・。家で見るとどうしてもながら見になってしまうのでだらだら見てしまっていたのですが・・・^^;。ラストはとても良かったです。自ら更正施設に入り禁断症状と闘い、そして60年代黒人への人種差別が酷く追放されたアラバマへ帰ってきた時は感動しました。高校の時に少しかじったキング牧師のことを思い出しました。それだけあの時代はすごいものがあったと思うし。あと、母親の言葉がとても印象的でした。盲目だからといって人から憐れみを受けて生きることはせず、自分の足で生きること!母親の愛情は素晴らしいです。
 そして、アカデミー主演男優賞を受賞したジェイミー・フォックスは正に賞に値する素晴らしい演技でした!!!

『忠臣蔵外伝 四谷怪談』(ビデオ)

2006年02月14日 | 映画(DVD含む)
 某レンタルショップが旧作半額キャンペーンをしているので、借りてきました。94年、深作欣二監督作品。最近はまっている佐藤浩市さんが民谷伊右衛門だし、その元は赤穂浪士だった伊右衛門という設定で、忠臣蔵と四谷怪談の話が同時進行なんだから、時代劇&歌舞伎ファンには要チェックな作品でしょう。役者さんたちも豪華だし。そして12年前の作品ともなると、当然ながら皆ちょっと若い(笑)予告では松竹百年の宣伝と、大船にあった松竹の映画テーマパーク(鎌倉シネマパークだっけ?)の宣伝を淀川さんがしていて懐かしくなりました。大船の施設はもうなくなってしまったんだっけ。大船は比較的近いのに、あそこには一度も行かなかったなぁとふと思いました。
goo映画『忠臣蔵外伝四谷怪談』紹介ページ

【あらすじ】
 元禄14年、江戸城松の廊下で吉良上野介に刃傷を起こした赤穂藩藩主・浅野内匠頭は切腹、赤穂藩は取り潰しとなる。 伊右衛門は勘平と共に切腹に立ち会います・・・。浪人となり、仇討ちの機会を伺いながら江戸で琵琶を弾きながら生計を立てる伊右衛門の元に現れるお岩。二人は一緒に暮らすようになるが、吉良家家臣の孫娘の窮地を救ったのがきっかけで惚れられてしまう。

【感想・ネタばれ有り】
 まずオープニングからかっこいい。ぐいぐい引き込まれます。浅野内匠頭は真田広之。切腹に立ち会う伊右衛門の佐藤浩市・・・ともに若いなぁと思ったけど、今の方が好きだな(笑)真田さんは特別出演ですし、冒頭すぐに切腹なので出番はあまりないです。伊右衛門は歌舞伎では色悪というキャラに属すだけに、佐藤浩市の伊右衛門はエロかっこいい(^^;。身ごもったと告げるお岩に、「本当に俺の子か?」と言うのなんて、典型的駄目男じゃないっすか(笑)
 お岩は、高岡早紀。なかなか良かったです。恐怖心というよりも、あの復讐@討ち入りは笑っちゃったけど(^^;。宅悦は六平直政さんでぴったりというイメージ。お岩に対するいやらしい態度とかがぴったり(笑)忠臣蔵部門(?)では、大石が津川雅彦。なかなかはまっていたと思います。遊興三昧なシーンははまり過ぎだし(笑
 そして、伊右衛門を好きになってしまう吉良家家臣孫娘の姫が荻野目慶子ですが、ここの家の顔面白塗り人間がこの映画の中で一番怖かったです(苦笑)何よりも、渡辺えり子の白塗り眉無しが何よりも怖い!!!で、吉良家と近づける代わりに姫と結婚する取り交わしをした伊右衛門ですが・・・ここからある意味笑いのツボの連続かと(笑)
佐藤浩市の白塗りメイクと討ち入りに乱入のお岩に大爆笑!!
 ここの家の人間が白塗りだから婿殿も白く塗られてしまうんでしょうか?!ちゃんと歌舞伎みたいなメイクをすればいいんだろうけど、顔面だけ白くて眉毛くっきり&口紅で・・・。彼はたらこ唇系だからなんとなく「笑うせぇるすまん」「トランプマン」みたいな(笑)ラストまでほぼこの顔だから、ファンにとっては苦痛かと(笑)←きっと本人も嫌に違いない・・・。でも、大石を殺そうとしていたのに、討ち入りに本当は加わりたかったんだ・・という琵琶の音色が切なかったです・・・。
 そして、その例の浅野家家臣が姫の恋路の邪魔になるお岩にお産に良いからと騙し薬を飲まされたために(はずみだけど)死んでしまったお岩が、恨みを晴らすために、討ち入りの時、幽霊となってその家臣を殺すのですが・・・・もうここはコメディじゃないかと・・・(苦笑)

 と意外な笑い要素があったものの、面白い作品でした。おすすめです!
忠臣蔵外伝 四谷怪談(期間限定) DA-1303
忠臣蔵外伝 四谷怪談(期間限定) DA-1303

三響会『船弁慶』『石橋』

2006年02月13日 | テレビ
 昨年秋に行われた亀井広忠、田中傳左衛門、田中傳次郎の三兄弟の会がNHK芸能花舞台にて放送されました。私は同日行われた、三兄弟のご両親である亀井忠雄(能楽囃子)と田中佐太郎(歌舞伎囃子)ご両人主催の囃子の会を見てきましたが、三響会は見ませんでした。なので、この放送は貴重ですね。囃子の会は、能と歌舞伎舞踊が交互に別々に上演されていたのですが、三響会は能と歌舞伎のコラボレーションです。私は能と歌舞伎、どちらも好きなのでとても興味深い会です。
囃子の会の感想はこちらからどうぞ

能と歌舞伎による『船弁慶』
 正直、長唄と謡を切って貼ってくっつけたという感じに思えました。それは冒頭のインタビューでも傳左衛門さんが仰っていましたが。ミックスさせるなら、思い切って三味線バックに謡とかどう?!なんて思ってしまったんですけど・・・駄目かな?(^^;。いきなり長唄パートやお能パートに変わると、ちょっと唐突な!と思ってしまったり・・・。前半部分は、静の衣装が象徴的で素敵だなぁと思いました。観世喜正さんの知盛もとてもかっこよかったですけど、杵屋利光さんの声がとても素敵だなぁと思いました。この曲は、能でも歌舞伎でも人気曲だから、取り上げやすいのでしょうね。

能と歌舞伎による『石橋』
 白獅子が梅若晋矢さんに赤獅子が勘太郎君。この日は囃子の会の方でお能の『石橋』がかかっていました。お能の中ではかなり迫力ある曲ですし、私も見るととてもエキサイトするのですが・・・能って歌舞伎に比べると地味なんだなぁと実感(笑)まぁ歌舞伎の方が毛を回したり派手だし、晋矢さんは落ち着いた親獅子ということですからいいですけど(^^;。囃子の会当日の私の感想には「歌舞伎の連獅子は髪をぶん回す迫力ある獅子のイメージですが、お能は情熱を限りなく抑えた中にも、迫力があるという感じです。」と書いていますが、やっぱりそうかしら?!そして、勘太郎君すごいなぁと思いましたよ。数年前に中村屋親子の三人連獅子を見ているのですが、その時に比べると格段に上手くなっているし、お父さんより上手いのでは?と思いました。

 今後もこの活動は続けられるでしょうけど、もっともっとコラボレーションな企画を見てみたいなぁと思いました。

腰痛、そして田村のお稽古

2006年02月12日 | お稽古
 情けないことに、金曜日から腰痛で二日くらいは立ったり座ったりが大変でした。やめとけばいいのに、前日はトリノ五輪なんて見てるし(笑)お稽古・・・正直行くのが辛いなぁと思っていたのですが、本番まで近いし、当日はなんとかましになったのでお稽古に参加できました。といっても、この日はなぜか私含め二人だけ(笑)みっちりお稽古をつけてもらいました。
 だいぶ仕上がってはきているのですが、やはり今までとは勝手が違うので、難しいですね。見計ライ・・・・・ちゃんとできるか心配です(苦笑)邪魔にならないようにするために、稽古するのみでしょうか・・・。かけ声も、いつも注意されるのですが、なかなか上手くできないです。どうしても男性のような声は出ないですが、私なりにしっかりとした声を出せるようにしたいです。なかなか難しいのですけどね・・・。
腰痛ということもあり、しかも左側で鼓を持っているとずっと腰が張ってきました・・・。小一時間経ったところで、冷や汗が出てかなりクラクラに(^^;。腰痛&正座のしびれとレディースデー(^^;)だったのもあるのか・・・。先生に気遣って頂きちょっと休憩しながらのお稽古で、なんか申し訳ない・・・と思いながらの稽古でした。そんな自分に喝入れたかった。鼓のこともそうだけど、体調管理もしっかりしないと!!さて、あともう一息がんばるか!


無人島に持って行くなら・・・

2006年02月09日 | 雑感~ひとりごと
 小学校5年の時に、創立20周年でいろんな行事があって、タイムカプセル埋めたりしたのですけど(開けるのはまだまだ先)、弟と小学校の時の話しになり、懐かしくなり記念冊子をめくっていました。その冊子にはクラスごとのページがあります。クラスごとのテーマがあるのですが、私のクラスは「無人島にもし一つだけ持っていくとしたら・・・」私のコメントは・・・「まんが本、むじん島はたいくつだから」だって(笑)たぶん、こいつすぐ死ぬ・・・とあの頃の自分に思いました(笑)私の他にもまんがやテレビと答えた人は何人かいますが・・・。これらの暇をつぶす系の他に、小学校でもしっかりした子はいます。「ナイフ」「ちょうりきぐ」「つりどうぐ」などの現実的には必要であると思われる物系を書いた子はなかなかだと思います(笑)。「ドラえもん」「どらみちゃん」「タルるーと君(懐かしい!!)」など漫画ですけどいたら便利なもの系。あと「どこでもドア」「船」などすぐに帰れる用などに分かれてました・・・。面白かったです(笑)
 でもその前に、私はたぶん無人島には自分の意志では行かないと思います(笑)けど、現実問題必要なのはナイフかなぁ・・・と思ったり。
 他のクラスのも見ていると面白かったです。ひとつだけ願いが叶うなら・・・「地球征服」「時間を止めて遊びまくる」とか(笑)
 あと、タイムカプセルは不惑を過ぎてから開けることになりますが・・・宝物と作文と授業ノートを入れているらしい・・・。たぶん入れた宝物は覚えているけど・・・ノート・・(笑)もしその時子供がいたら・・・見せられる物か不安です(笑)