みゆみゆの徒然日記

日本の伝統芸能から映画や本などの感想、
心に留まった風景など
私の好きなことを綴っているブログです♪

『よみがえる空 -RESCUE WINGS- (1)&(2)』

2013年03月10日 | DVD(映画以外)
    

 こちらもアニメコーナーをうろうろしているときに見つけて、『図書館戦争』のアニメDVDと一緒に借りてきました。以前、DVDで見た映画『空へ-救いの翼 Rescue Wings-』(リンク先は感想記事)の原作になったアニメです。

 アニメ公式HPによるとあらすじは・・・
新人ヘリパイロットの三等空尉・内田一宏が本当になりたかったのは、成層圏を音速で飛ぶファイターパイロット。しかし現実は厳しく、パイロット養成の段階で救難ヘリのコースに振り分けられ、現在では小松基地の外れに追いやられている縁の下の力持ちの地味なレスキュー部隊・小松救難隊が今の職場である。そこは、厳格な先輩パイロットや屈強な救難員達、メカフェチの女性整備員など、ひと癖もふた癖もある隊員達の巣窟だった。しかし、レスキューのベテラン・村上2佐が隊長として率いる彼らは、実は日本で最も優秀な救難部隊だったのだ。初めはくさっていた主人公だったが、航空事故、山岳遭難、震災など、様々なミッションに関わっていくうち、レスキューにやりがいを見出していく。

 このアニメの存在は、実写映画のほうを見てから知りました。ということで、借りてきたのですが、これがなかなかよかったです!主人公は半ば不本意で救難隊になったのですが・・・これからどう成長していくのか?続きも早く見たくなりました。
 小松に着任早々北陸で起こった地震の救難活動に“見学者”として参加する内田。しかし、救難が必ずぶつかるであろう“壁”に当たる・・・。ちょっとリアルすぎるアニメというか、アニメだからできたのかわからないけれど・・・・突然訪れてきた遠距離の恋人に八つ当たりしたり、沈んだり・・・。実写映画では主人公が女性パイロットになっていて、それはそれでとてもよかったのですが、アニメの主人公は最初から順風満帆というわけではないし、誰でも助けられるスーパーヒーローに描いていないのがよかった。

 これもまた続きを借りてこようと思います。主人公の成長ぶりも楽しみですが、ダンディなおじさま好きとしては、元戦闘機パイロットの本郷3佐に萌えてしまいそです(笑)


【余談】
 そして、今日の夕方のニュース番組では、震災から2年ということで、津波の被害に遭った航空自衛隊松島基地の救難団について特集されていましたので途中からですが見ていました。格納庫などのかさ上げ工事もし、救難団の航空機を飛ばせなかったことの教訓を生かした訓練もしているとのこと。先日、有川浩の『空飛ぶ広報室』を読んだばかりでしたので、隊員さんたちの痛切な思いや熱い思いというものを感じることができました・・・。こういった方たちがいるということも忘れてはいけないと思います。