みゆみゆの徒然日記

日本の伝統芸能から映画や本などの感想、
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お稽古 『熊野』と『屋島』

2011年03月21日 | お稽古
 昨日はお稽古でした。(アップしたつもりが草稿状態になっていました)お稽古開催も危ぶまれましたが、交通網も多少の混乱はあるとはいえ動いていますし、可能な人は参加ということに。私もいつもの倍以上の移動時間がかかりましたが、なんとかお稽古をつけていただきました。お稽古の順番は、いつもは来た人順なのですが、帰りも時間がかかるだろうと考慮していただき、遅く来たのに順番を譲っていただきました。ありがたかった・・・。

 今度は『熊野』と『屋島』の2曲をお舞台で打たせていただきます。いずれもお稽古済みですし、復習?という感じになりますが、『熊野』は「イロエ掛」「村雨留」という小書きでやることになりました。中之舞の入り方、終わり方、そして最後の方の手がちょっと変わっていますが・・・いずれにせよ以前より上等になってきたということを実感します。「これでいきましょう」と告げられた時は、同じ曲でも前と同じ風にやってはいけないよ・・・ということを感じました。「村雨留」になると、キリの部分が、一部分手が変わり、ずっと甲の音で「チ、チ、チ・・・」と打っていきます。ああ、これプロの舞台で「プロだとこういう風に手を変えてくるのか」と思いながら聴いたことがあるのですが・・・まさか自分がこういうのを打つことになるとはね~・・打っていて確かに面白いのですが、その分、より良い音を出さないと悲惨なことになりそう・・・・

 『屋島』は自分の好きな部類の曲。今まで習った修羅物では一番好きかも。こちらもほぼ覚えていましたが、もっとうまくできるように仕上げていきましょう。



 さて、お稽古場への移動は東海道線を使いました。関東地方の交通情報では「通常運行」「8割運行」などという文字を見かけますが、こちらは「全線終日運休」「1時間に1~2本」という状況です。まあ、1時間に1本でも来ればいいので、今日も待ちましたが。その代わりに通常よりも車両数が多かったですので、混雑はしていませんでした。(みんな面倒くさくて出かけないのかもしれないけど)けれど問題は富士川越えだ。富士川、そう、そこから東は東京電力管内(50Hz)、西は中部電力管轄(60Hz)という周波数の境となる所です。詳しいことは分かりませんが、こういった切り替え区域だからでしょうかね?とにかく、富士を境に西からも東からもそれぞれ折り返しての運行なので、電車に乗ったまま富士をそのまま通過はできない状況です。知識としては、富士川から周波数が変わるということは知っていましたが、富士川で違う!ということを改めて感じた一日でした。