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みゆみゆの徒然日記

日本の伝統芸能から映画や本などの感想、
心に留まった風景など
私の好きなことを綴っているブログです♪

『歌舞伎のいき 第2巻〔時代物・荒事〕編』

2008年11月19日 | DVD(映画以外)
 第1巻の基礎編が良かったので例によって図書館で借りてきました。この「歌舞伎のいき」シリーズはDVDブックなのですが、DVDと本部分が別々に貸し出されています。あと新入荷のなので、本はまだ貸し出されていませんでしたのでDVDのみで・・・。2巻は荒事と時代物の紹介をしています。

 見たことあるものが多いですが、色々な作品のダイジェストもありますし、初心者の方だけでなく、楽しめると思います。羽左衛門さんが懐かしかったです・・・(もっとも私は最晩年しか拝見しておりませんが。)あと『伽羅千代萩』では仁左衛門さんの八汐と仁木の映像を見ることができてよかったです。仁左衛門さんの仁木は見たことあるけれど、八汐は未見なんですよね~・・・。これだけでも買ってもいいかも・・・と思った単純なわたくし(苦笑)

 図書館にはなぜか3巻はまだなくて、4巻がありましたので、そちらを借りてきましたので、そちらの感想はまた後日・・・。

『武士道シックスティーン』

2008年11月19日 | 本・マンガ
誉田哲也/著

 剣道は全く分かりません。けれど『鹿男あをによし』もそうだし、なんか剣道づいているなぁ・・・。前から読みたいと思っていた作品を読みました。軽く読める青春物ですね。『鹿男~』と違って剣道どっぷり作品です。

 主人公は幼い頃から剣道の稽古に励み全中準優勝の香織と、家庭の都合で日舞をやめて中学から剣道を始めた早苗。その早苗が全中準優勝とは知らずに市の大会で香織に勝ってしまい、それを根に持った香織はひょんなことから早苗と同じ高校に入学する・・・。

 ベタな青春物ですが安心して読めました。それに香織のキャラが良いですね~。典型的ツンデレキャラですが(苦笑)、『五輪書』を片手に握り飯を食べるお昼休みの光景を想像してみたりしました・・・(笑)早苗は日舞経験者でその独特の足捌きのことが取り上げられていましたが・・・・。私は武道経験はないですけれど、日本の物って武道にしろ芸事にしろ精神的な部分って同じなのかなと思いました・・・。まだその深みに達するには程遠いですが・・・・

 まあ、そんなこと抜きにしてとても楽しく読めました。そして結末は・・・『武士道セブンティーン』も読まなくては(笑)

 私は剣道は未経験ですが、祖父や弟は有段者。よく祖父は剣道経験がこういうときに役立つ・・・みたいなことを話していたな~と思い出しました。