みやまいの「ぷりてぃ~ウーマン」プロジェクト

カッコいい女を目指した私の奮闘記だったり、つぶやきだったり、愚痴だったり・・・

健気なオナゴの健気な振舞いを見た日。

2010-09-28 23:49:23 | PWへの軌跡(我が思い・つぶやき)
久々に、新宿某所で“社会見学”をしてきた。

まぁ、ライブに呼ばれて行ってきたのですが、
普段私が見るような、ロックだったり癒しだったりアングラなものとな違い、
所謂「V系」ってやつ。びじゅある系ね。

決して初めての経験ではありませんでしたが、
これまでは、比較的広い会場でのワンマンだったので、
今回のような小さめの箱で複数のバンドを一度に観るのは初めて。


予想はしていたがそれ以上に女子だらけ。99%女子です。

そんな女子が、スゴい。
オンナノコらしい瞬間と、野獣の瞬間を持ち合わせていらっしゃる。


お目当てのバンドのときに整然と並ばれて、曲に合わせて可愛らしく
ぴょこぴょこ跳ね回ったり、盆踊りのような振り付けをしたと思えば、
サビでは突如激しいヘッドバングを始められる・・・。

これがアキバならば「女版ヲタ芸」と言っていいと思う。
オンナだらけのヲタ芸を、私は新宿で見たのだ!!


ともすれば感動にも似たココロの揺さぶりを覚えるほど、
懸命に踊る彼女たち。
オンナの底力を知る。

しかし、前の列に行ける方と、後ろで控えるコとで暗黙の立ち位置が
決まっているようにも見え(更にその後ろに“2軍”とおぼしき、
ヘドバンもできないようなおとなしいファンのコが細々と踊っている)、
同性間の序列に厳しいオンナの怖さを実感する。


それにしても、何故彼女たちはヘッドバンギングをするのか・・・。
・・だって、決してイケテナイぞ!

フワフワの服を着て可愛らしく振りをしていた彼女たちが、
突如足を広げてふんばって、前後左右に髪を振り乱す姿は、
オトコノコが突如野獣に変貌したときよりもショックがでかいかも知れない。

出演しているバンドの曲たちが全体的にスローテンポなのは、
踊りに配慮しているのか??、とすら考えてしまう。

そして並んだ彼女たちはビミョーにヘドバン用の隙間を空けとる。
そりゃそうだ。アレ、あたったら痛いで~~・・・。


要所要所にV系バンド&ファンの工夫を勝手に感じ取って楽しんでいたワタシ。
しかし、誤解いただきたくないが、決して彼女たちを小馬鹿にしているワケではない。
前述したとおり、感動に近い感情で眺めていた。
彼女たちの健気さに・・・。


あんなに一生懸命に体(アタマ含む)を振って、バンドの音に応えたことは
あっただろうか。。。
間奏などで、あんなに必死にエールを送ったことがあったろうか。
曲間で、あんなに静かにしてたことがあるだろうか・・。
(普通は拍手すると思うが、彼女たちはしつけられたかのように静かだった。
きっと、私の知り得ない何かルールがあるのだろう。。。)


正直、後ろから見た姿は(恐らく前も・・・)イケてはいないが、
そこには体育会系にも近い忠誠心と愛があふれかえっていた。



観終わって、思ったこと。


V系ロックバンドファンである限り、彼女たちははショートにはできまい。。
セミ~ロングの髪を力強くブリンブリン振り回し、
終わったら少しはにかみながら髪を整える姿は、そういう組み合わせとして
彼女たちの誇りなんだろうな、と思った。


そしてニッポンの歌舞伎文化は意外と彼女たちが継承してくれるかも知れない。
獅子」の演目、彼女たちならきっとできる・・・!!
歌舞伎界に女子が進出する時代も、実はそう遠くないのかも・・・・・??



あと、、、、、


・・・・GLAYさんがヘドバンを推奨するバンドじゃなくてよかった・・・。



いやいや、本当に感銘は受けたんですが、多分私には入れない文化です。



私には、そこまでの健気さがない。





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