大昔、当時好きだった先輩が山崎豊子さんの本を読まれていた。
『沈まぬ太陽』だったと記憶している。
お近づきになりたくて(おいおい、私も可愛い発想するでわないか!)
「私もそれ、読もうかな?」と言ってみたところ、
「オンナノコが読んで面白いものではないよ」と言われて軽く凹んだ覚えが・・。
当時は「面白くない」と言われたことを根に持ち(?)、豊子さんには
関わらずにいたのですが、それから3年後くらいに別の先輩に
「コレ面白いよ!読みなよ!!」と、半ば強制的に読まされたのも
豊子さんでした・・・(笑)。
思うに、後者の先輩は私を“リーマン仲間”と位置づけて、リーマン的に
面白い本を薦められ、前者の先輩は一応私を“オンナノコ”と位置づけて
くれていたのではないかと解釈するオトメゴコロ。
まぁ、扱いはともかく、イザ読んでみた山崎豊子さんの本はめっちゃ面白くて、
やはり自分はリーマンな血が流れてるのね、と実感(笑)。
直後のドラマ「白い巨頭」ブームにも乗じて、豊子モノはかなり読み漁り、
どれも読後感大満足で、がっつり豊子ファンになった。
(もちろん、『華麗なる一族』も読んでますわよ。)
そんな話を今の部署の先輩にしたところ、
「それならきっと高杉良も好きになるぞ!!」と言われ、
その翌日に早速、自身が所有されている高杉良モノを5冊ほど
貸してくださりました。 ・・・まさかいっぺんに5冊も・・・。
「タカスギリョーなんて、読んだことないっすよ・・・・」なんて
言いながら、先輩に借りちゃったからな、という遠慮(?)もあり、
なんとなーく読み始めました。
・・・・オモロイ(爆)。
豊子さんの「白い巨頭」に近い、正義貫徹、勧善懲悪なにおいバリバリな
お話が多いようですが、違うところは120%リーマン社会が舞台となったお話。
肖像画も、“将軍”も出てこないのよ。
理想と異なる会社の理不尽さ・異様さというのが痛いくらいリアルに
表現されており、リーマンの方には身につまされる話ばかりです。
こんな本に同調できるようになってしまった自分が悲しいっす。
そういや、恋愛小説なんて最近読んでないし、
読んでも面白みを感じません・・・(泣)。
先輩から借りてる本はあと2冊。
そのあと、先輩は『ハンニバル』を貸してくれるそうです(笑)。
(『ハンニバル・ライジング』は先日読みました。)
※興味あるリーマンさんのために、私が読んだ数冊をご紹介。
■『王国の崩壊』
:某百貨店をモデルとした小説。終盤が圧巻です。
■『広報室沈黙す』(上)と(下)
:ウチの広報室もこんなのか・・・? 違うことを祈る。
■『小説 ザ・外資』
:今日から読み始めました。この分厚い1冊の間に何が起こるのか?
『沈まぬ太陽』だったと記憶している。
お近づきになりたくて(おいおい、私も可愛い発想するでわないか!)
「私もそれ、読もうかな?」と言ってみたところ、
「オンナノコが読んで面白いものではないよ」と言われて軽く凹んだ覚えが・・。
当時は「面白くない」と言われたことを根に持ち(?)、豊子さんには
関わらずにいたのですが、それから3年後くらいに別の先輩に
「コレ面白いよ!読みなよ!!」と、半ば強制的に読まされたのも
豊子さんでした・・・(笑)。
思うに、後者の先輩は私を“リーマン仲間”と位置づけて、リーマン的に
面白い本を薦められ、前者の先輩は一応私を“オンナノコ”と位置づけて
くれていたのではないかと解釈するオトメゴコロ。
まぁ、扱いはともかく、イザ読んでみた山崎豊子さんの本はめっちゃ面白くて、
やはり自分はリーマンな血が流れてるのね、と実感(笑)。
直後のドラマ「白い巨頭」ブームにも乗じて、豊子モノはかなり読み漁り、
どれも読後感大満足で、がっつり豊子ファンになった。
(もちろん、『華麗なる一族』も読んでますわよ。)
そんな話を今の部署の先輩にしたところ、
「それならきっと高杉良も好きになるぞ!!」と言われ、
その翌日に早速、自身が所有されている高杉良モノを5冊ほど
貸してくださりました。 ・・・まさかいっぺんに5冊も・・・。
「タカスギリョーなんて、読んだことないっすよ・・・・」なんて
言いながら、先輩に借りちゃったからな、という遠慮(?)もあり、
なんとなーく読み始めました。
・・・・オモロイ(爆)。
豊子さんの「白い巨頭」に近い、正義貫徹、勧善懲悪なにおいバリバリな
お話が多いようですが、違うところは120%リーマン社会が舞台となったお話。
肖像画も、“将軍”も出てこないのよ。
理想と異なる会社の理不尽さ・異様さというのが痛いくらいリアルに
表現されており、リーマンの方には身につまされる話ばかりです。
こんな本に同調できるようになってしまった自分が悲しいっす。
そういや、恋愛小説なんて最近読んでないし、
読んでも面白みを感じません・・・(泣)。
先輩から借りてる本はあと2冊。
そのあと、先輩は『ハンニバル』を貸してくれるそうです(笑)。
(『ハンニバル・ライジング』は先日読みました。)
※興味あるリーマンさんのために、私が読んだ数冊をご紹介。
■『王国の崩壊』
:某百貨店をモデルとした小説。終盤が圧巻です。
■『広報室沈黙す』(上)と(下)
:ウチの広報室もこんなのか・・・? 違うことを祈る。
■『小説 ザ・外資』
:今日から読み始めました。この分厚い1冊の間に何が起こるのか?