徒然なるままに・・アメリカ、そして日本

二度のアメリカ生活。
ボストン・オハイオ州・フィラデルフィア郊外に住み、
2010年夏、日本に帰国しました。

と、言うわけで

2010年07月07日 | サバイバル in America
日本に帰ります。

そう言うと、いろんな人から、決まって「いつ(アメリカに)戻るの?」と、聞かれていました。末娘もそうだったらしく、私達が駐在家族だと知らない友人達のほとんどが、私達家族は、アメリカに移民したものだと思っていたらしいのです。
それだけアメリカに馴染んでしまっていたと言う事でしょうか?
アメリカに来て、逆に、日本の良い所に気づき、I'm proud of being a Japanese. と思っていただけに、少しばかり複雑した。

渡米前に持っていたポジティブなアメリカのイメージよりも、ネガティブな現実が見えるようになり、少しばかりアメリカに幻滅してしまったりもしました。そんな時に出会うアメリカの「良さ」にまた励まされたりの繰り返しでした。
ネガティブな部分に捕われるのは簡単です。そんな時こそ、ポジティブな部分をみられる努力をする事が必要なのですよね。
きっと今度は日本に帰って、改めて思い出す、体験するであろう、日本のネガティブな現実。アメリカと違って自分の祖国なので、黙って静観しているのではなく、何が出来るか考えてみたいと思います。

帰国が決まってから、いろんな事に「最後の」という形容詞がつく事が多く、一つ一つを終えて行く事を実感していました。最後の英会話クラス、最後のボランティア、最後のお出かけ、最後の登校・・・。
やろうと思って出来なかった事、行こうと思って行けなかった所、会おうと思って会えなかった人、数え上げたらキリがありませんが、すべて叶える事はとうてい無理。逆に、できた事を数えて、そのような機会を持てた事に感謝です。


このブログは、今後しばらく、iPadから発信します。写真の掲載や、記事にリンクを貼る事は出来ませんが、もう少しこのまま続けてみようかと思います。