ニホンミツバチの四季

2010年5月から、ニホンミツバチの飼育開始
そのふしぎな生活を記録します

最小群(B群)が がんばっています

2012-10-21 20:32:12 | 四季の日記

里山群の小さい方(B群)がここ1ヶ月、どんどん巣覚えをして仲間を増やし、仕事に出かけています。

セイタカアワダチソウが最盛期となり、巣箱の中はなんとも言えない臭いでいっぱいです。

夜ともなると、集めてきた蜜の濃縮のためか、盛んに扇風行動をしています。

 

とっても映りの悪い写真ですが、右の写真では、整列している様子がわかるかと思います。

箱に近づくと、ブォ~~ンと羽音がします。

 

当地でもやっとキンモクセイが咲きました。例年より10日遅れています。

まちじゅう、あまい香りに包まれています。

それから、秋のたよりです。友人が届けてくれました。

アケビマメガキ

 

我が家のシブガキをつるしました。今年の収穫は7つだけ(涙)


畑を秋~冬に向けて 準備するために 巣箱の移動

2012-09-10 20:44:05 | 四季の日記

「猫の額ほど」というと、猫が気を悪くするほど、小さな畑。

でも、我が家の自給自足の要です。

その畑を夏野菜から、秋~冬野菜にするために、巣箱の移動をすることにしました。

下の写真は7月20日撮影。

里山からやってきたA群はインゲンとトマトはさまれた場所に置いてありました。

その両方とも終わって、きれいに耕しました。

この畑を有効に利用するために、A群をもう少し右方向に、移動させます。

まずは30センチ。

青々と茂っていたトマトやインゲンがなくなった畑を見ると、去って行った夏を思い、ちょっとさみしいですね。


アユを育む水

2012-09-06 20:36:04 | 四季の日記

郡上市和良(岐阜県)のアユは日本一と、NHKの番組で見て、出かけていきました。

 

到着するまでにいくつかの観光鍾乳洞の看板を見ました。

その東の端になるという「蛇穴」(じゃあな)でおいしい水をいただきました。

(クリックで拡大)

鍾乳洞の入口の洞窟のような雰囲気です。

洞窟の向こうから、涼しい風が吹いてきます。

地元の方に「お水をくんでもよい」とお聞きしたので、ペットボトルに。

「鍾乳洞の中から湧き出した水が和良川に流れだし、

カルシウム分の多い川の水で育った苔を食べるから、和良のアユはおいしい」

と、アユを御馳走になったお店のご主人にお聞きしました。

 

山に入って、「御手洗の滝」を見てきました。

 

 

足元に可憐な花が一輪。ヤマジノホトトギス。

 

清流に育まれたアユは、はら(うるか)にも香りがあり、日本一の味を楽しみました。


南信州 滝 ふたつ

2012-08-12 21:09:33 | 四季の日記

涼を求めて、南信州の滝に行きました。ふたつ。

どちらも、道路からとっても近くて、汗をかかず、お手軽に避暑ができました。

1つめ。長野県平谷村 平谷の大滝

 

滝の脇の道を登っていくと、かなり近くまで行けます。

山のみどりと滝の音が涼感を誘います。

 

2つめは、長野県阿智村 清内路 にある 姿見不動滝です。

国道沿いにある小さな駐車場から歩いて200メートルという、これまたお手軽です。

水量もあまりなく、滝つぼもちいさいので、滝の下まで行けます。

周りにいるだけで、水しぶきで、本当に涼しくなりました。

冬は氷ばくが見られるということです。

 


ニホンミツバチ 百花蜜に”星2つ”の記事

2012-07-23 21:20:28 | 四季の日記

昨日、中日新聞県内版に

<「ニホンミツバチ百花蜜」が世界の食品の味を審査する国際味覚審査機構(ITQI)から2つの星の

評価を受けました。>

という記事がありました。

「本物の味を広く発信したい」というサブタイトルに共感。

若い方がニホンミツバチの味に魅せられてがんばっている様子がわかります。

記事の下のプロフィールの部分に「1グラム30円で販売」、という記述を見て、

その自信と取り組みの意欲を感じました。


縦列に整列しています

2012-07-06 20:46:21 | 四季の日記

うちのミツバチは横に一列になって扇風行をするので、みんなそうだと思っていました。

先日、先輩の蜂場を見せてもらいに行ったとき、

縦列に並んで扇風行動をしているのを見てびっくり!!

(クリックすると拡大)

写真を撮ろうとすると、列は乱れてしまいました。

先輩の話では、滑走台の端っこまで、一列にきれいに並ぶとのこと。

 

巣枠式の飼育なので、巣房から出てきたばかりのミツバチを見ることもできました。

 ⇒  


モリアオガエルの卵

2012-06-27 22:03:45 | 四季の日記

モリアオガエルの卵。

池など水辺の上にある木などに泡で包まれた卵塊を産みつけます。

(クリックすると拡大)

これまでも、6月に山のお寺などにいくと、見ることがありましたが、

こんなに高い位置に卵を産んでいるのをみるのは、初めてです。

全部、画面に入れようと、離れた位置から撮りました。

小さくなってしまいましたが、赤い丸で囲ったところに、卵塊があります。

右の小屋の高さと比較すると、どれほど高い位置なのかということがわかります。

1~2週間で孵化すると、オタマジャクシは泡の塊の中で雨を待ち、

雨で溶け崩れる泡の塊とともに下の水面へ次々と落下します。

不思議な生まれ方をするカエルです。

比叡山 延暦寺で見ました。


テレ朝「人生の楽園」~民宿 はちみつの木~ 見ました

2012-06-16 20:11:01 | 四季の日記

今日の夕方、テレ朝「人生の楽園」は ~里山の恵み ミツバチの宿~ というタイトルで

糸魚川の古民家で民宿と養蜂を営む佐藤清さん夫妻を題材にした番組でした。

番組では、ニホンミツバチが画面いっぱいに写しだされたり、

佐藤さんの「ハイブリッド 巣箱」が出てきたりして、大喜びで見ていました。

以前、信州日本ミツバチの会で、佐藤さんが「ハイブリッド 巣箱」を披露されているのを見たことがありました。

これが「丸胴と重箱のハイブリッド巣箱」。

(クリックで拡大)

信州でお聞きしたとき、「丸胴はミツバチが入りやすくて、重箱は管理がしやすい。

それぞれの利点を合体させた」と説明してくださいました。

「1週間でこんなに、巣をつくりました」

それから、画面いっぱいにニホンミツバチが写りました。

やっぱり絵になるのは、扇風行動をするミツバチ。

 

見ていた夫は、「う~~ん、かしこそうなニホンミツバチだなぁ」と感心しきり(!?)

次は重箱を1段切って、採蜜の場面。その画像を見ていて「あっ!スムシだ!!」と夫。

あとで、録画を見たら、確かにいました。夫の目利きにはちょっと脱帽。

ほんの瞬間だったのですから。

(やはりどこにもスムシはいる。それに負けない強群に育てなければ。)

さて、スムシはどこにいるでしょう?

答え・・画面中央 「花粉」の「花」の字の少し左です

 

自然豊かな田舎暮らしの風景と、ミツバチへの愛情いっぱいの制作姿勢でつくられた

素敵な番組でした。


テントウムシのさなぎがいっぱい

2012-06-15 23:23:02 | 四季の日記

昨日まで、巣箱のそばにテンソウムシの幼虫がたくさんいました。

(写真撮っておけばよかった)

今日見たら、みんな丸っぽくなっていました。

知らなかったのですが、これはさなぎでした。

模様が面白い。人面みたいなのもあります。

 (クリックで拡大)

これ、なんだか、笑っているみたいな。

 

調べてみると ナナホシテントウムシ と ナミテントウムシのさなぎのようです。

「さなぎになるときは、葉っぱの表にいる、日当たりのよい場所を選ぶ」と書いてありました。

天敵に見つけられやすい場所でさなぎになるとは、何か理由があるのでしょうね。

1週間くらいで、成虫になるとのこと。


オオヤマレンゲ たくさん咲きました

2012-06-07 20:35:49 | 四季の日記

オオヤマレンゲ。5月の初めに咲き始めて、20数個の花を咲かせ、最後に3つになりました。

(クリックすると写真は拡大)

6月4日のブログに

「ミツバチはタイサンボクの花弁に積った花粉の中を転げまわって、ダンゴに丸める」と 書きました。

糖度測定しました 78.1  タイザンボク が咲いています

タイザンボクの花の中はなかなか見られませんが、写真でみると、オオヤマレンゲとたへんよく似ています。

(↓上を向いて咲いているように見えますが、これは我が家のオオヤマレンゲです)

 

タイザンボクの場合、このおしべが花弁の上に積って、そこにミツバチが訪花するようです。

我が家ではオオヤマレンゲへの訪花は見られませんでした。

蜂からみた花の世界」にもオオヤマレンゲは掲載されていません。

オオヤマレンゲはつぼみがとってもかわいい。今年、最後のつぼみです。

うつむき加減に咲きます。

 

そして、この大きなめしべは、こんな実になります。


今昔物語 「鈴鹿山にして蜂 盗人を刺し殺す語」

2012-06-02 20:58:36 | 四季の日記

東海道の鈴鹿峠を歩きました。

三重県側に車を置いて、石畳のある古い峠道を登って行くと、そこが鈴鹿峠でした。

三重県側は山道ですが、峠を越えて滋賀県にでると、びっくりするくらい開けていました。

茶畑が続いています。                    万人講常夜灯が昔の姿、そのままにありました。

 

峠の看板に、「険しいこの峠道は今昔物語に水銀(みずがね)商人が盗賊に襲われた際、

飼っていた蜂の大群を呪文で呼び寄せ、盗賊を撃退した話がある」と書いてありました。

水銀商人はどんな蜂を飼っていたのだろうと興味を持ち、帰宅後、調べてみました。

この話は「鈴鹿山にして蜂盗人を螫し殺す語」(今昔物語 巻第29 第36話)でした。

 

「鈴鹿山で蜂が盗人を刺し殺す話」

鈴鹿峠で水銀商人が盗賊に襲われ、水銀商は大声で「遅いぞ、遅いぞ」と叫んだ。

すると一時間ばかりして大きさ三寸ほどもある蜂が空に現れ、ブーン、ブーンと羽音を立てながら、

そばの高い木の枝に止まった。

水銀商がさらに「遅いぞ、遅いぞ」叫ぶと、大空に二丈ほどの幅で、はるか長く連なった赤い雲が現れた。

雲に見えたのは無数の蜂が群れをなして飛んで来たのであった。

そして、沢山の蜂が盗賊一人一人に取り付いて、ことごとく刺し殺してしまった。

じつを云うと、この水銀商は自宅に酒を造っておき、ほかのことにも使わず、

もっぱら蜂に飲ませて大切に飼っていたのだった。

蜂さえもものの恩を知るものである。

だから、心ある人は、人から恩を受けたなら、必ず恩に報いなければならない。

 

というお話でした。

ここで、蜂というのは、なにかなぁと考えました。

3寸もあるということと、酒を飲ませて飼っていたということなどを考え合わせると

ミツバチではなくて、オオスズメバチなのかなぁと考えました。


山里の 待ち箱

2012-05-19 20:48:12 | 四季の日記

標高1000メートルの山里 南信州・遠山郷「下栗の里」 に行って来ました。

 引っ越しのサカイのCMで美しい山里の風景が紹介されたところです。

里を俯瞰できる「天空の里ビューポイント」まで、山道が作られていました。

本当に天空から見たような気分です。

静かな初夏の日常がありました。

(写真はクリックすると大きくなります)

帰り道に、CMに出てくる小学校(旧木澤小学校)もありました。

 

南信州は、ニホンミツバチの飼育がさかんと聞いています。

山道の山側の高いところで待ち箱を見ました。

四角いものや丸桶のもの。

 静かな山里で、ニホンミツバチを飼っている人がいるのだと思うと、

親しみが感じられて、うれしくなりました。


飯田 一本桜(安富桜 麻績の舞台桜)

2012-04-22 20:24:39 | 四季の日記

昨日(21日)の記録です。

昨日(21日)の朝、天気予報は、曇天から雨。

こんな日は分蜂はないだろうとふんで(それでも心配しながら)

大急ぎで、信州の一本桜を見に行こうと、早朝、高速道路を走りました。

途中、ラジオが「内陸部だけは晴れ」と伝えていました。

なんと、幸運なこと。ほんとだ!晴天だ!

 

長姫のエドヒガンザクラ(安富桜)

(どの写真もクリックすると大きくなります)

満開は過ぎていましたが、その堂々とした、驚くほどに立派な姿に、見とれました。

樹齢450年。周囲6・4メートル。長い生命力が、見ている私にも力を与えてくれます。

今は美術博物館の庭ですが、もともとは飯田城の二の丸でした。

こうして見ると、その風情が感じられます。

 

急いでもう一か所。

麻績(おみ)の舞台桜です。

この日が散り始め。飯田を見下ろす丘の上に、満開の桜が光っていました。

5弁から10弁の花が混じり合って咲く姿から「半八重枝垂れ紅彼岸桜」と呼ばれていると

書いてあります。

 

 

同じ敷地に、「石塚桜」もありました。

 

石塚古墳の上に植えられた桜です。

こちらから見ると、古墳ということがよくわかります。

石室が見えます。

友人からの「日が差してきましたよ」というメールに、急いで、岐路につきました。

12時半に帰宅しましたが、分蜂はありませんでした。


五色椿

2012-04-17 22:01:40 | 四季の日記

<里山に置いた、キンリョウヘン付きの巣箱の報告>

今日は、50匹くらいの探索バチがやってきて、キンリョウヘンに付いたり、周りを飛んだり、

巣箱に出入りしていました。

いよいよ、明日かなぁ~~

 

今日は、うちの五色椿をご紹介。

(どの写真もクリックすると大きくなります)

1本の椿の木なのですが、いろんな色の花が咲きます。

 

 

 

不思議なのは、葉っぱも2種類あることです。

細長い、サザンカのような葉と              椿らしい、幅広の葉です。

 

白毫寺の五色椿と似ているかなと思っています。

この時期は、玄関にこうして、飾っておきます。

京都・法然院の手水鉢