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ウガンダと暮らす  

ウガンダと日本の、日々の暮らし

院内巡回

2011-07-29 01:49:52 | ウガンダ / しごとのこと
今日、久しぶりに病院へ行くと
「ミチコ!おかえり!さびしかったよ~」
て、セクレタリーのジョゼフィンに抱きつかれる。
あれ?この方、こんなキャラでしたっけ?こんな仲良しでしたっけ?と疑問は大きいが、うれしかったので良し。
あと小児科のシスターから、Oxygen Concentratorがちゃんと作動しなくて昨日ミチコのオフィスに来たんだけど・・
とか。

少しずつだけど、ミチコ!と呼ぶ声が聞こえるようになってきた。
病棟のスタッフとは自分が病棟へ出向かない限り、出会いはない。
赴任してからまいにち、病棟を回りながら機器のインベントリーとヒアリングを行っているが
スタッフの顔と名前、なかなか覚えられません。厄介にも、ソロティのスタッフとかぶる・・・

***

今日は、PharmacyとLaboratory。
薬局のほうはたいして医療機器がなかったのでさっと終わるが、検査室のほうは結構時間かかった。
機材が多いのと、あとIn-chargeが話してる途中にあっち行ったり誰かと話したりするからイライラ。
忙しいんだったらまた日をあらためてしよう、と提案するも大丈夫と言うので気をあらためる。
ミーティングのあとだったのと、お昼休みが取れてなかったのもあり結構疲れてたんだな、私。
面と向かっていろいろ文句言ってしまったけど、最後の最後にこんなものを発見!

 機械の側に貼られたメンテナンスチェックシート

 過去分のメンテナンスチェックシートが保管されたファイル

 各種取扱説明書

さっきまでのイライラが一気に吹っ飛ぶ。
メンテナンスチェックシートはIn-chargeがマニュアルを読み、独自で作成したそう。
自分で考えて作ったものを、下のスタッフへも指導してみんなで行っている。
過去分のファイルからも各機材ごとにチェックシートがあり、これまでもちゃんとされていたことが分かる。
取説はないのもあるけど、、って言ってたけど、MANUAL棚があるのはここだけ。

さっきまで文句ばっか言ってやる気なくしてたけど、もう、これだけに感動し
すばらしい!すばらしい!きちんと管理してくれてありがとう!!と褒めまくる。
最後には、他の病棟でもこういうふうに管理してほしいんだよ!
機械が壊れないようにメンテナンスってとてもとても重要でしょ!って
熱く熱く語っていました...笑


できなくはないのだ。
この科を例に、メンテナンスに対する考え方を病院全体へ広げていけるかもしれない。
まずは明日、看護士長に報告。おそらく知らないはず。

今日は休憩もなしに活動してすごく疲れたけど、最後に嬉しいことあったのでいい一日でした。



マサカのムラゴ病院

2011-07-13 01:16:01 | ウガンダ / しごとのこと
昨日今日と2日間で一通り病院内を回った。
ソロティ病院よりも倍くらい大きく350床規模の病院で。
丘の斜面に建てられているため、院内は坂や階段が多い。敷地もやたら広い。その分、眺めがとっても良い。

私のsupervisorである看護師長とは、去年、東部の病院を対象に行われたユーザートレーニングのときにお会いし
顔見知りだったので、すぐに打ち解けることができたのが良かった。

病院に行くと初日に、事務局に私の活動スペースとパソコンが用意されていた。
ソロティでは一年半かかってようやく手に入れた活動スペースがあっさり、与えられた。
活動内容も大かた決まっている。
マサカ病院は、「中央ウガンダ地域医療施設改善計画」が予定されており、施設の建設に関しては現在進行中である。
来年の3月、施設の受け渡しと同時に医療器材も搬入される予定で、それらの機材が効果的に使われるような
システム作りが求められている。
看護師長は、以前保健省に勤務されていてウガンダ国の医療機器ガイドライン作成に携わり、ナショナルトレーナーでもある。
そのため、ユーザートレーニングやメンテナンスの必要性に関して大変理解がある。
これまで一人でやってきたけれど、今あなたが来てくれて二人で一緒にやっていけるので本当に嬉しい、
と話してくれた。
ワークプランをニ人で話し合った結果、
まずは私はこの病院に慣れたいので、一つずつ病棟を回ってinventoryを作成したいと提案。
その中で機材の状況を把握し、ユーザートレーニングを計画していこう、とagreed。


ソロティ病院で自分自身が見つけたものが、ここマサカ病院で認められて今、私がここにいるような気がする。
活動スペースもパソコンも、私がここで果たす役割も。あっさり与えられたように見えるけど
2年間、私がソロティ病院で過ごして得たもの、と思う。

その気持ちは忘れたくない。


***

町を歩いていて、あなたどこで働いているの?と聞かれるものだから
あっ、そこの病院だよ。と答える。
そしたら、あー、あそこのムラゴね!と言われるものだから
だーかーら!ムラゴじゃなくってそこのマサカ病院だってば!と言い返す。
(注:ムラゴとはカンパラにある一番大きいと思われる国立ムラゴ病院のこと)

あとで病院の人にその話をしたら、じぶんたちまであっさりとムラゴだ、って言い張る。
どうやらムラゴ病院のように大きいからムラゴなんだそう...笑


少しだけよくなった気がする。

2010-12-01 19:28:25 | ウガンダ / しごとのこと
先々週より続いているソロティ病院でのゴタゴタは、新聞でも取り上げられた模様。。
先週、警察に連れてかれた人たちは帰ってきたけれど、病院内ではずっと取調べが続いていて
アドミニストレーションブロックにはとてもじゃないけど行けなかった。
普段から頻繁に顔を出してあいさつすることを心がけてきたけれど、とてもじゃないけど行けなかった。

行けなかった、のではなく、行きたくなかった。

極力病院の人たちに会わないよう、メインゲートを避け裏ゲートから入り
病棟もうろうろせずオフィスで最低限のことだけやってまた裏ゲートからこそっ、と帰る。
そしてそのまま、逃亡するかのようにカンパラへ向かった。こんな気持ちになったのは初めてのような気がする。

カンパラから帰って来てこの月よう日、大人になろうと思って病院へ行った。ちゃんと、メインゲートから侵入。
「Welcome back! Where have you been?」て、会う人会う人が迎えてくれた。まともに行くのは一週間ぶり。
う・・ん、実は病院にいたんだけどねぇ~(笑。私の作戦成功!ってことかあ。



病院の雰囲気は、少しだけよくなった気がする。
私のこころの中に、病院の人たちに会いたくないという気持ちも、ない。顔もちゃんと、笑っている。

***

たとえば、私は約束を破られたと思っていても、それが実際に破られていたとしても、相手にまったくその気持ちはなくて
そういうとこがウガンダだ、ってもうずーっとむかしに気付いてるはずなのに

瞬く間にてんぐになれてしまう、ちっぽけな人間の恐ろしさよ。

相手が変わるのを期待するのではなく、私が変わればいいのだ。
ミレットポリッジやポショをおうちで作るまでになって、食生活が変わってきたように。
電気や水がなくても、生活できるようになったように。
受け入れる、ことが良い関係を保つコツかもしれない。オティムさんに対しても同じことが言えるのかなあ・・

予期せぬタイミングで出会ったウガンダ、旅行者としてではなく住民として過ごしたソロティ。
中途半端な気持ちで好きでいたくない。
良いも悪いもぜーんぶ含めて、こころから愛したい。




いっかげつ後、
「ソロティ病院が好きでした。ソロティ病院の人たちが好きでした。」と
こころからそう思って旅立てますように。。。

「ありがとう。」と
こころからそう言えますように。。。

ストライキにも負けず

2010-11-12 19:05:55 | ウガンダ / しごとのこと
病院のごたごたは一向に治まることを知らず。



それでもやりました。
今年になってCMEで始めたユーザートレーニング、今回で8回目。無事、終了しました~

今回は初めて、カンパラからとムバレからビジターが。いっぱい写真も撮ってもらいました。
病院で撮ってる写真って、機械か患者さんか、、くらいしかなかったのでやっとまともな活動風景!

それにしてもさー。数日前に始まったストライキのせいで私のユーザートレーニングにも影響が・・
ストライキを起こしているのは病院のクリーナーたち。2ヶ月給料をもらえてない(怒!
と皆一斉に仕事にこなくなり、さらにディストリクトの前に座ってお金が払いだされるのを、ずーーーっと待っている。
そのせいで、ユーザートレーニングの会場となる部屋は汚いまま。
CMEに参加してほしいナースたちは、ドクターの回診が始まる9時までに自分の病棟の掃除をしなきゃならない。
イコール、CMEに出席できない。毎回、40人近く出席してくれていたのに今回はその半分くらい。
看護学生さんたちも病棟の掃除に回され、CMEに参加できず。



それでもやりました。8回目のトピックは、インフュージョンポンプ。
日本ではあたりまえのように病院で使われている輸液ポンプ、ソロティ病院に初上陸☆
・・したのは去年のことでした・・。ほら~、また使ってないじゃん!!

ライオンズクラブを通して小児科病棟にドネーションされたもの。
ドクターよりユーザートレーニングをやってほしいと言われ、小児科病棟で数回やりました。
最近は、他の病棟でも使うことがあってCMEでやることにしました。




最初のころはどうやって進めていっていいか分からなかったユーザートレーニングも
少しずつだけど分かってきて、参加者からも「ミチコの講義はすごくいいよ!私、好きよ!」て言葉。
涙が出そうになります。

私が活動していて一番たのしいじかん。CMEのじかん。
じぶんがたくさんの人の前に立って話して聞いて、って私ひとりではとうてい作り上げることのできない、
この空間。それがすごくたのしいのです。

今回はすでにCMEのスケジュールが出てる中、無理言って私のじかんを作ってもらいました。
これでこのじかんも最後なのかと思うと、さびしい思いでいっぱいです。

無理にでもトピック作って、あと一回、あと一回でいいからやろうかなあ。。



My Girl

2010-10-27 18:49:21 | ウガンダ / しごとのこと
病院でのおしごとも残り2ヶ月となって
それなのに、以前より続いている病院内でのごたごたはいっこうに治まりそうもありません。

こうなったら平和が訪れるのを待つ、どころかこのまま何も起こらないことを願って
そーーーーっと帰国。。。

***

とにかく病院のトップが崩れているので、私たちはどうもこうも動けないですよ。
それのせいで患者さんは治療を受けられないまま、死んでいく。
私はもう、いっぱいいっぱいですよ。

だからこうやって患者さんの家族と一緒に遊んで過ごす日々。



クリスティンちゃんのおとうとは栄養失調で入院しています。
大好きなおとうとをいつもおんぶして、泣き叫ぶおとうとをいつもいつもあやしています。
キャハハハキャハハハ。おんなの子は英語が話せません。私はおんなの子の現地語が話せません。
だけど私とおんなの子はいっぱい遊んだりできます。



まわりの患者さん家族やスタッフも私たちをとてもうれしそうに見守ってくれます。
おんなの子がいない、と心配そうな私に(何も聞かず)
今日はおかあさんとマタニティー病棟に行ってるよー、とかって教えてくれます。私は安心します。

おんなの子は、私の部屋へは勝手に入ってきません。
前のベンチに寝っ転がってこうやって私を見てくれます。





こういう日々は平和で心が安らぐのです。


このままおしごとが進まなくっても、こういう日々があるんだったら私はそれだけでいい。
じぶんでじぶんの心を痛めつけないことがだいじなのよ。


ワークショップ @Tororo

2010-10-19 18:40:44 | ウガンダ / しごとのこと
三日間の最終日はトロロ病院。



トロロ病院は、5S(整理・整頓・清掃・清潔・躾)のパイロット病院になっていて、数年前からプロジェクトが進んでいます。
(プロジェクト内容等詳しいことは分らないので省略します・・)

いやあ、ウガンダのどの公立病院から見に来てもこれは驚くんじゃないかな??病院がきれいです。
施設の古い、新しいで多少見た目が違ってくるかもしれないけれど、整理整頓がふつうにできています。
日本の病院(タイのクリニックにいたときも)でふつうに目にしてきた、やってきたことがここでは大きなプロジェクトになる。
5Sのことを知らなくても、例えばうちの病院に初めて来たら日本人なら誰しもが5Sをやりたくなると思う。
そんなところ、に一年と10ヶ月いたわけだけれど。

2年というじかんは長いようで短すぎて、じぶんのしごともカタチにならないままで、
それ以外に目についていたことも見て見ぬふりして終っていく。



きっちりとファイルされラベリングされたレコーディングルーム。
トロロ病院以外の病院から来た人たちが、この部屋を管理しているというスタッフの話を真剣に聞いている。
5Sを始める前はシェルフさえなくぐちゃぐちゃだった(うちの病院もまさにそう)。それが、こうやってこうやってこうやって・・
今はこうなった、と誇らしげなスタッフ。
レコーディングルームに注がれる光がまぶしかった。



薬局。
ここでもスタッフの話を聞きながら・・気になって気になって仕方なかったのはあちらのお方(笑。

 

メモってるのは「What is 5S?」なんですけど、こういう真剣なおじさん方を見るとなんだかホッとします。

***

トロロ病院でのワークショップを終えて、その足でトロロのおかあさんのところへ。
今回は、内緒で来たから驚いてた!
そもそもその予定ではなかったから、ソロティを出るときオティムさんにマサフとトロロ病院に行ってきます、と言った時も
おかあさんのところへ行くから、とは言ってなかったし。

だったけど、おかあさんはイブニングティーに私の大好きなミレットポリッジを作ってくれました。
サパはこれまた私の大好きなジーナッツソース和えのグリーンに、ミートシチューとポショでした。
おかあさんは、いもうとたちが出て行ってひとりになってからご飯作るのもめんどくさくってついついカロばかり食べてたよ。
だから今日はミチコが来てくれてハッピーだよ、と言ってくれて私もすごくハッピーになりました。
初めてふたりで食卓を囲めて、すごく嬉しかったです。ハウスボーイのフレッドもにこにこしていました。

ソロティに帰って来て、オティムさんにおかあさんのところへ行ってきたよ、
と言ったらマミーは何も言ってなかったよ、と驚いていました(笑。
今月末は、一番下のいもうとがうちにお泊りにきます。オティムさんには内緒に、です(言うといろいろうるさいのですよ(笑)。


ワークショップ @Masafu

2010-10-19 16:17:38 | ウガンダ / しごとのこと
先週3日間、東部の県立病院マサフとトロロに出張してきました。

 マサフ病院のオペ室
(建物はすごく古いのに、清掃が行き届いていて床がピカピカしていてつい写真を)

ウガンダ東部のムバレ、ブドゥダ、トロロ、ブソルエ、ブギリ、マサフ病院には、数年前に日本の無償資金協力で多数の医療機器が入りました。
少し前に私もブソルエとマサフ病院を訪問していて、その医療機器の現状を見てきたのですが・・・
決して壊れているわけではありません。管理状態が悪いわけでもありません。すごーーくきれいに置かれています。
所謂、使われていない!!!ってこと。
(おもしろいことに、うちの病院と比較してま逆。うちは壊れている機器以外は使用している。所謂、管理状態が悪い!)

というわけで今回、保健省とJICAが一緒になって各病院のトレーナーに対してユーザートレーニングを行うことになりました。




今回の対象機器は、保育器、インファントウォーマー、吸引分娩器、吸引器、高圧滅菌器、小児用体重計。

ユーザートレーナーの看護部長とワークショップエンジニアが各機器について概要をプレゼンしたあと、実際機器を触りながらの実習。
機器の種類は違っても、うちの病院でも見慣れた機器なので共有できる部分は多く、教えると同時に私もいい勉強になったかな。

私自身、ユーザートレーニングに重点を置き活動してきたとはいえ、慣れた病院、慣れたスタッフの中でぬくぬくとやってきたから。
保健省のドクターやシスターが来て、JICAの人も来て、そんな中で私のできることといったら何もない。
それでも、いろいろな病院の人たちと日本の皆様から送られてきた機器を目の前にしてあーなのこーなの、って言って。
私はただ機器の側で突っ立ってときどき口をはさむくらいで。エラソーなのに周りの人たちは聞く耳を持ってくれていて。
終わったときにはドーーーっと疲れが出たけれど(日々、どんだけさぼり過ぎ!)、すごく楽しかったな!


最後、私のしごとはいくつか簡易マニュアルを作って各病院で使ってもらえたらなー、と思ってます。
あとは、それぞれの病院に帰って機器が稼働してくれますよーに。。



本日のお客様

2010-09-28 20:53:27 | ウガンダ / しごとのこと
一年目の中間報告では、まだ私の個人的な夢、と語っていた病院内エンジニア部の設置。

ソロティ病院に赴任して一年と6ヶ月。
7月になんとか部屋を確保して、エンジニア部、という位置づけではまだまだないけれど。

あれから3ヶ月が経とうとしていて、今こんな感じでおしごとしています。



同期隊員が遠いところ訪ねてきてくれて、写真撮ってくれました。

あーー、私ってば。こんな感じなんだな・・・
初めて知りました。これじゃあ、エンジニア部じゃない!「ミチコの部屋」ですよ・・。
良いも悪いも。
「ミチコの部屋」は、ナースの会議や勉強会等でアナウンスしたので、だいぶ定着してきました。
機器の不具合時や修理が必要なとき(緊急時を除き)は、指定の紙に書いてアドミニのサインをもらってここに持ってくる
というフローを作りました。
「ミチコの部屋」のメンバーは私を除いて3人。電気技師とそれからいわゆる何でもやのメンテナンススタッフ。

「ミチコの部屋」の来訪者は、50%が本来の目的「エンジニア部」として。45%は患者さんとその家族。5%その他。
結核外来と耳鼻科外来に挟まれているせいと、建物前の芝生が入院患者家族の憩いの場になっているせいと。



こうやって、どこの子どもかも分からない子どもがよく遊びに来ます。
母も母だっ!迎えにきて連れて帰っても、またやって来ます。
患者家族の子どもたちは英語を話さない子がほとんどなので、会話が続かないのだけど
私が話す現地語をおもしろがってちょっかい掛けてくる子どもは、あー、もうヤダっ!って疲れます。

あとなんだ、バイポットからローンを組みませんか?って勧誘も来ましたよ。

いろんな人が来てくれて楽しいけれど。
あと残り3ヶ月。そのあとはもう、「ミチコの部屋」じゃなくなるんだから(私いないし!)
エンジニア部としての位置づけをもう少し強化させなくては。



日曜大工

2010-08-02 17:34:12 | ウガンダ / しごとのこと
正確には土曜日ですが、オブラ氏と日曜大工やりました。

一年がかりでやっとゲットした私たちの部屋。
・・・はいいけど、ここにはセキュリティー上の問題が山積み。
私たちが入る前、レコーディングルームとして使われてたときには、パソコンが盗まれたり。
そのあとも何度か泥棒が入ろうとしたところ、近くの患者さんが見つけて追い払ったりとか。
病院のスタッフの中でも、あの場所は危険だ!と相当評判が悪い。

それで、セキュリティー上のバーグラープルーフとカーテン等を買うお金をリクエストするとこまでは私がやりました。
そのあとの作業は、私一人ではできないため(溶接等・・)、オブラ氏の手の空いた時間を見計らってたのですがなかなかで。。

(お金がおり材料も買って準備は整っていたのですが、、、
作業するとなると一日がかりとなるため、他の仕事が入るとやっぱり後回しになる)

周りのナースやアスカリからも、いつになったらバーグラープルーフ付けるんだ?
バーグラーが付くまで大切なものは絶対置いちゃダメだよ!!夜になると怪しい人がうろうろしてるんだから!!
と強く強く説教され、その度にオブラ氏にも伝え早くやろうよ!!と促してはいたのですが、それでもなかなかで。。

ついに見かねたナースは私の知らないところで看護部長に告げ口。
「ミチコが危険だよ!!ミチコのものが無くなってミチコが泣く前に、早くあなたの妹を助けてあげて!!」

ついこの間、オブラ氏と私は看護部長に呼び出され、そんなことを言われた。
どうやら、その怪しい人というのは身内で起こっているらしい。
長年ここで働いているオブラ氏も相当ショックを受け、他のスタッフに邪魔されない休日を見計らってようやく。



溶接はオブラ氏がやって、そのあとのペンキ塗りは私がやりました(写真はオブラ氏ですが)。
共同作業でできたバーグラープルーフ。なんか嬉しい。

***

スタッフみ~んな仲良くって、いつでもどこでも笑顔で接してくれるし。悪い人はいない、って思いたいけれど。
私自身はこれまでものを盗まれたり、とか一度もないし、別に私が外国人だからって狙われてるわけでもないけれど。
実際、アドミニの部屋でもラップトップが盗まれたりしています。
部屋の入口だけに限らず、薬品箱、医療機材戸棚、トイレ、、ありとあらゆるところに鍵がかかっています。
ウガンダの病院(に限らず)、これが現実なのかもしれません。