ウガンダと暮らす  

ウガンダと日本の、日々の暮らし

少しだけよくなった気がする。

2010-12-01 19:28:25 | ウガンダ / しごとのこと
先々週より続いているソロティ病院でのゴタゴタは、新聞でも取り上げられた模様。。
先週、警察に連れてかれた人たちは帰ってきたけれど、病院内ではずっと取調べが続いていて
アドミニストレーションブロックにはとてもじゃないけど行けなかった。
普段から頻繁に顔を出してあいさつすることを心がけてきたけれど、とてもじゃないけど行けなかった。

行けなかった、のではなく、行きたくなかった。

極力病院の人たちに会わないよう、メインゲートを避け裏ゲートから入り
病棟もうろうろせずオフィスで最低限のことだけやってまた裏ゲートからこそっ、と帰る。
そしてそのまま、逃亡するかのようにカンパラへ向かった。こんな気持ちになったのは初めてのような気がする。

カンパラから帰って来てこの月よう日、大人になろうと思って病院へ行った。ちゃんと、メインゲートから侵入。
「Welcome back! Where have you been?」て、会う人会う人が迎えてくれた。まともに行くのは一週間ぶり。
う・・ん、実は病院にいたんだけどねぇ~(笑。私の作戦成功!ってことかあ。



病院の雰囲気は、少しだけよくなった気がする。
私のこころの中に、病院の人たちに会いたくないという気持ちも、ない。顔もちゃんと、笑っている。

***

たとえば、私は約束を破られたと思っていても、それが実際に破られていたとしても、相手にまったくその気持ちはなくて
そういうとこがウガンダだ、ってもうずーっとむかしに気付いてるはずなのに

瞬く間にてんぐになれてしまう、ちっぽけな人間の恐ろしさよ。

相手が変わるのを期待するのではなく、私が変わればいいのだ。
ミレットポリッジやポショをおうちで作るまでになって、食生活が変わってきたように。
電気や水がなくても、生活できるようになったように。
受け入れる、ことが良い関係を保つコツかもしれない。オティムさんに対しても同じことが言えるのかなあ・・

予期せぬタイミングで出会ったウガンダ、旅行者としてではなく住民として過ごしたソロティ。
中途半端な気持ちで好きでいたくない。
良いも悪いもぜーんぶ含めて、こころから愛したい。




いっかげつ後、
「ソロティ病院が好きでした。ソロティ病院の人たちが好きでした。」と
こころからそう思って旅立てますように。。。

「ありがとう。」と
こころからそう言えますように。。。

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