稲の脱穀調整が終わりまだふじリンゴの贈答品の発送が早くちょっとの農作業の合間見て、毎年行われている市農業近代化協議会の研修旅行。今年は原発等に震災復興支援を兼ねて福島県の白河、飯坂方面に出発する。夜来の雨も上がり暖かい朝で視察先の福島地方の天気予報は25渡前後で暖かい。前の晩から準備していた厚着の服装は替えて身軽な服装で行く。仲間の車に乗り合いして市農業センターに集合する。
今回は隣県で研修先が近間なので出発時間は何時もより遅く9時出発。参加人数は17名でそれぞれの農事組合法人、農薬調合所等の役員で中型マイクロバスで予定時刻に出発。高速道路の上がり車窓から眺める景色何時もの景色とは違いまだ紅葉は早く余り美しい景色ではない。視察前の飲酒がないのでペットボトルのお茶を準備してそれぞれに渡して飲ませるがバスのガイドさんからの熱いお茶も美味しい。
昼食後の研修で小さい農村農業の実態を研修させてもらう。農業振興、農村の活性化事業で顕彰されて豊かな村づくりの農林水産大臣から表彰された集落営農。主に水田単作地帯で役員全員は会社勤め等定年退職して帰農して年金受給者。役員は6名の中に女性の方は1人それぞれの担当職があり専門の事務員は雇ってはいない。27町歩ほどの面積で主な作業は地主全員に輪番制で参加協力してもらい賃金を支払っている。
育苗ハウス等の現場で待ち合わせt説明を受けその後は小さい集会場で意見交換等しながら2時間程の講習を受ける。秋晴で風もなく穏やかな天気で車中では研修で話合った内容を違い話しながら缶ビール等のアルコールで喉を潤して宿に向かう。奥飯坂の山間集落の1泊2日の研修旅行で穴腹温泉の旅館、4軒程ある中で1番大きい宿。
翌日果樹試験場に9時出発技術指導員のの現場案内説明を受ける。オウトウの棚仕立て低木栽培でなかなかな物だ。懇切丁寧な説明で意見交換えおする。棚の下の土壌は表土の入れ替えでまだ新しい土で下草は全然生えていない。ここでもまだ原発除染で風評被害対策は難しい。
果樹農家では作業員達の労働賃金が高騰して1般農家の労働賃金安い為雇用者探すに苦労していた。まだ風評被害で販売額が戻らず米、果物の直販関係者は嘆いていた。事故、ケガ、視察時間の変更もなく予定の帰宅時間より早めに到着して安心する。