稲刈り

2016-10-01 05:54:33 | 日記

何時の年は9月いっぱいで山口沢の稲刈りは大半は終わっていて畜産農家が稲藁集めで集草で賑やかな圃場。今年は連日の雨降りで圃場は乾かないので稲刈りは出来ない。天気の回復を待って週間天気予報を見るが傘マークが付いている。大型コンバインでの稲刈りもなかなか捗らなくてビニールシートを覆い被せて圃場に置いてある。

ちょっとでも天気が回復すると急いで刈り取りを初めているがそれもままならい悪天候。小さいコンバインでの稲刈り圃場の角で曲がるに泥濘にはまり出る事が出来ない。低い場所や軟らかい圃場は大型コンバインのキャタビラの轍が代掻きしたような状態。

本来だったら乾燥した圃場で籾の水分も少なく状態で刈り取りするのが1番ベターなのだが今年は出来ない。大型コンバインの刈り取りは地区外の方が遠方から機械をトレラーに積んで運んでやっている。地元の圃場の刈り取りや自分の圃場の刈り取りも早くしないと適期刈り取りが出来なく洛等米で安い米価になってしまう。

ハエヌキより遅い熟期のつや姫の刈り取りを急ぐ為圃場に低い場所には未だ水が溜まって泥濘のある場所。大型コンバインでも出来ない程深い泥濘で家内2人で朝食後急いで手鎌で稲刈りをする。田植え用の長靴を履いてズブズブ抜かる泥田。歩くにも困難で刈り株の高さを高くして残った切り株に上がって稲刈り。刈り取った稲束は持ち運んで畦に上げるのが大変。上下の農作業着、顔中泥だらけで孫が幼児時に使ったビニール制のバスタブを持って来てそれに稲藁を乗せてて畦まで出す。

気温が高い為水に浸かった稲穂は発芽して青く伸びている。育苗の時の稚苗がいっぱい熟した穂から伸びている。狭い面積なので短時間で終わり抜かる圃場から上がったらゴム長靴のビルがいっぱい付いて来て大騒ぎしている家内。