秋晴れ

2016-10-21 04:57:36 | 日記

午後から北海道地方は平地でも雪の予報だがこちらは朝から明るい日差しで暖かい天気。リンゴの玉回し、陽の当たらない裏面はまだ青くこの日差しだと忽ち着色が進むようだ。やっと朝晩の気温が下がり里山にも紅葉が下りて来た。近くの雑木山には山ウルシの紅葉が所々に点在見える。

色付きが始まったリンゴにはカラス、カケス等の野鳥が集団に集まって突いている。側の雨除けハウスには数十羽のカラスが静かに飛んで来て俺たちが離れて行くのを待っている。駐車している軽トラックから急いで音花火を持ち出して打ち上げる。

1発だけではあまり効果がないので単発花火を3本準備して空のペットボトルに刺して時間差でライターで着火する。口元をカラスに目掛け持っていると導火線から煙を上げて火薬に着火して上空高く上がりパンパンの音で逃げて行く。

突かれたリンゴは大抵日当たりが良く甘く熟し初めている。前に突かれたリンゴは腐れ初めて変色している。甘い香りに誘われていろんな蜂が飛んで来て軟らかい部分を食べている。それも待ち構えて小さい雨蛙が腐れたリンゴに動かないで止って待っている。雨蛙にも脳みそがあるようで餌になる蜂が集まって来る場所がなぜ分かるのか不思議。農業をしていると自然界の不思議な事に度々出くわす事がある。