三谷てつおの県議会日記

三重県議会議員三谷てつおが議会での審議の内容やさまざまな出来事を報告。

卒業式はイイモンダ!コノ感激を投票日に???

2007年03月10日 08時33分37秒 | 社会、政治、三重県、議員
 昨日は中学校の卒業式。寒の戻りと言うか?ぶり返した寒さの中、出席をした。
 いつも思うことではあるが、体育館はヤッパリ寒い。入り口近くに一つだけストーブが置いてあるが、ほとんど何の意味もない。直りかけた風邪を引きなおすことになるのではと心配しながら、指定された席についた。
 卒業生入場。校歌斉唱。と式典は順調に進んでいく。校長先生のことば。教育委員長の挨拶などが続き、いよいよ卒業証書の授与となった。校長先生から一人一人に卒業証書が手渡されるのであるが、さすがにコノ頃になると、卒業生も感極まるのか?涙ぐむものや目頭を真っ赤ににしてまっすぐに前を見ている生徒なども見受けられ、卒業式独特の雰囲気になってくる。
 クライマックスはナンと言っても、式典の最後に卒業生全員が歌うセレモニーである。この頃は昔と違って「蛍の光」などは歌わず、私などには余り馴染みのない歌が歌われるのであるが、それでも聞いているコチラもジーンとしてくるから不思議である。
 来賓で座っている私どもでもソレナリに感動してしまうのであるから、ましてやコノ日に向かって練習を重ねてきた卒業生にとって、コノ瞬間にドッと涙が溢れ出すのは当然である。
 
 文字通り涙、なみだの卒業式が終わり、アア良かった!と感激をしながら、学校を後にした。しかし、一歩、外に出ると、そこは地獄の選挙区。
 サア、今からマタマタ後援者廻りだ。今日は3箇所会合を予定しているし、電話作戦も本格化してきた。投票日まで残り1ヶ月!気持ちを引き締めてガンバロウ!!

政務調査費の条例改正が合意に達した!!!

2007年03月09日 08時04分50秒 | 社会、政治、三重県、議員
 昨日は「代表者会」が開催され、今、話題と言うか?イロンナ意味で注目されている「政務調査費」に関する条例の一部改正について議論された。
 このことに関しては既に3ヶ月以上にわたって実務者レベルで検討されてきたが、基本的に合意に達した部分と、ナカナカ意見がまとまらなく、各派代表者の議論に判断が委ねられた部分とに分かれてしまった。そして、そんな内容のままの形で、「検討会」での意見が議長に答申がされたのである。
 コノ事を踏まえ、その後、正副議長を中心に各派の代表者が何度か集まり、意見集約をした結果、昨日の最終案となったものである。
 「代表者会」では先ず私のほうから「政務調査費に関する条例の一部改正」についてその概要を説明させていただき、ソレゾレの会派からの意見を伺い、「最終案」で「了」と言うことになった。
 今回の「改正案」の主な特徴として1、1万円以上の領収書の添付。2、県外宿泊を伴う調査に関しては復命書の提出。3、資料の情報公開請求に拠らない「縦覧制」による公開。などなどである。そしてナリヨリノ特長は施行後2年を目途に見直すと条例に書き記したことである。
 一部にコノ条例案でも不十分との声もある。また、余り細かくし過ぎて、事務処理に追われたり、細部に神経を使いすぎて肝心の調査がおろそかになるのでは・・・と心配する向きもある。いずれにしても、進行形の条例なので、実際に実施してみて不都合があれば即、見直していく気持ちを持っていくことが大切だと思います。

 この「条例案」の検討をしている頃、ある新聞社から「名古屋など問題が起きていてもナカナカ改正をしようとしないところが多いのに、三重県は取り立てて問題が起きてもいないのに、ナゼ改正しようとしているのですか?」と問い合わせがあった。
 コンナ質問への答えは一つ・・・「議会基本条例」に書いてあるからと説明すると相手の反応は「・・・」?
 ナカナカご理解いただけないのかも???

知事のマニフェスト?アトの始末まで考えた???

2007年03月07日 08時09分54秒 | 社会、政治、三重県、議員
 昨日は「教育・警察常任委員会」が開催され、久しぶりの委員会と言うことで、イソイソと出かけた。
 この時期、みんな大変なので、ヒョットすると欠席者が出るのでは?と心配をしていたが、ツワモノが揃っているのか?勇退される方がお二人もおられるからかは知りませんが、一人の欠席者もなく、全員顔を揃えての委員会となった。
 しかし、サスガに疲れが顔に出ている方もおられ、「選挙」と言うものがイカに過酷なモノかを改めて実感をした。
 委員会の方は最初に警察本部、午後が教育委員会と概ね分かれての審議であるが、問題は午後に予定されている「教育委員会」。なんせ「知事マニフェスト」の目玉である「県立博物館」と「30人学級」の二つを所管しているのだ。当然、私も含めて委員からはこの「目玉」について質問が相次いだ。
 まず、現在の博物館を暫定整備する目的で18年度予算に計上されていた設計費用の内、実施設計にかかる2400万円余が減額補正される問題。「670万使って基本設計をしたのに、実施設計はナゼ見送るのか?」との質問に「当初、5億円との予想であった暫定整備が始める頃には7億くらいに膨らみ、実際に基本設計をすると15億円くらい掛かることが判ったので、基本的に検討しなおすこととした」との苦しい説明。ドウ考えても調査段階で5億の見積もりのものが15億になる訳がない。
 「全校に30人学級など少人数教育を・・・」の知事マニフェストについては「すでに小学校1,2年で30人学級を。中学1年で35人学級を導入している」「アトの残りの学年で数学とか英語などの『少人数授業』を導入するだけなら2億くらいで出来る」との答弁。
 「30人学級」と書いてあるが?との追い討ちを掛けるような意地の悪い質問に対して「30人学級など」の「など」の中に「少人数授業」が含まれているとのコレマタ苦しい答弁。

 間違いなく、野呂知事が再選されることになると思いますが、当選すればコノ「マニフェスト」を実行しなければならない。その「マニフェスト」を実行できるように、すでに今からそれなりの「理屈」を考えている。
 サスガ!教育委員会???

 
 

この時代に「提灯」とは?選挙法はイツ出来た???

2007年03月06日 06時08分45秒 | 社会、政治、三重県、議員
 朝、外回りをしていると天気予報通りの雨。しかも時間が経つに従って、ドンドン激しくなる。雨の中の外回りはどうも効率が悪いので、急遽、予定を変更して、「選挙グッズ」の点検へと切り替えた。
 選挙カーのアンドンや看板の類である。三箇所ほどの知り合いの家の倉庫に分散して保管しているのであるが、ナンセ4年に一度しか使わないので、前回、保管したときの記憶が定かでないと言うか?ホトンド何も憶えていない。
 ソレゾレのお宅に電話をしてから、お邪魔をしたのであるが、保管していただいているお宅も自分の所に何があるのか?はヨク判らない様子。
 納屋と言うか?倉庫の中を見せていただくと「三谷事務所」と書かれた紙の貼られたダンボール箱や青いビニールシートに包まれたモノが埃を被って置かれている。
 開けてみると前回の選挙の折に使い残したファクスの紙であったり、紙コップの残りであったりで、余り使用に耐えそうなモノは見当たらない。
 次のお宅の倉庫を見せてもらうと、ありましたアリマシタ!選挙カーに載せる名前の書かれた「アンドン」や個人演説会用の看板や選挙事務所の看板。
 そんな看板類を点検していると大きなダンボール箱が一つ隅の方に忘れられたように置かれている。
 ウン?何が入っているのか?と思いながら箱の蓋を取ると、中には選挙事務所に掲げる「提灯」と個人演説会の会場前に掲げる「提灯」、そして電球や延長コードなどがビッシリと詰まっている。
 段ボール箱から一つひとつ取り出して、確認をしてみたものの、やはり電球はもう使えそうにない。「提灯」は?と広げてみると、「個人演説会」用のはまだ使用に耐えるが、選挙事務所用のは上の部分が破れていて、墓場のお化けの状態になている。
 事務所に持って帰り、早速、「提灯屋」さんに修理を依頼。部分修理は出来なくて、結局、全部張替えで文字も書いてもらって金19000円也。

 しかし、この時代に「提灯」とは?提灯屋さんには申し訳ないが、もう少し別のものが使えないのか?最近では何かの催しで、表に提灯が架かっているのは「選挙事務所」と「葬儀会場」ぐらいしかない。
 ちなみに私の提灯を掛ける台は「葬儀屋」さんに作ってもらたもの。世間から見れば、「葬儀」も「選挙」も過去に祈りを捧げるか?未来に祈りを捧げるか?の違いだけか???

朝も夜も大演説?少し長すぎたか???

2007年03月05日 06時08分51秒 | 社会、政治、三重県、議員
 一昨日は朝の8時半に家を出発。津の県総合文化会館で開催される「連合春闘総決起大会」に出席するため、車を走らせたのである。
 途中、東名阪が少し渋滞していたくらいで、比較的順調に会場近くまで到着した。しかし、順調だったのはココまで。総文周辺は大会に向かう車で身動きが取れない状態。右折れの信号を先頭に延々と車が連なっている。
 コンナ列の最後尾に車をつけると来賓挨拶に間に合わない!そう思って、右折れの信号を行き過ごして、ズーッと先の方でUターンをして、逆方向から会場にナンとかたどり着いて、ギリギリ間一髪セーフ。
 開会の挨拶のころは1階部分にも空き席が目立ち、ナーンだこの程度の人出か?と思っていたが、ドンドンとヒトが入ってきて、アレヨアレヨト言う間に3階まで満席。1000人を優に超える参加者でムンムンの状態となった。
 徹夜国会明けで寝不足と言うか?二日酔いのような充血した目の国会議員が挨拶をしたアト、会派を代表して私が挨拶。
 発表したばかりの「新政みえビジョン」について説明をし、「コレを実現したいので、ゼヒ過半数を・・・」と訴えた。やはり、これから4年間の目指すべき方向を明らかにした上で、支援の要請をするのは何となく説得力があるような気がする。
 
 夜は地元での「県政報告会」。ヤッパリ、ここでも「新政みえビジョン」を片手に、内容の説明と、この「ビジョン」の意義についてトクトクと喋ってしまった。
 イロイロと5政策方向、25政策についてアアだコウだとご参加いただいた皆さんに説明をした。皆さん熱心に聴いていただいたが、とりわけ「1パーセント条例」に関する反応がいい。
 どうも納税者が税金の使い道に自分の意思を反映することが出来る仕組みが関心を呼んでいるようだ。知事が言うように「県レベル」では困難なのは重々承知しているが、取るだけとってアトは口を出すな!と言うようなことをイツまでもつづけていると、そのうち「納税者の反乱」が・・・???
 

改選後の県政にイロイロ意見が・・・???

2007年03月03日 05時57分30秒 | 社会、政治、三重県、議員
 昨日は「予算・決算特別委員会」の総括質疑。来年度予算について知事以下執行部に対して国の予算委員会のようにお互い睨み合い?ながらの一問一答で質問をする。しかも今年から事前通告なし!の出たとこ勝負となったため、委員会室も何となく緊張感が走るようになり、それなりに面白くなった。
 その「予算・決算特別委員会」に先立って、私とN幹事長は連れ立って知事室へ。何しに知事室に行ったか?と申しますと、知事が作った「マニフェスト?」が全議員に配られたので、コチラも私どもが作った「ビジョン」を知事にお渡しをしないと礼を失すると言うか?私ども「新政みえ」はこれからの4年間はこの政策方向で進んでいきます!と決意表明をしておいた方が良かろうと思い出向いたのである。
 知事に「ビジョン」を見せ、簡単に説明をすると、案の定?予想通り?当然の反応として、私どもが「ビジョン」に書き込んだ二つの条例・・・「地域活性化条例(仮称)」と「1パーセント条例(仮称)」に猛然と反論してきた。
 知事など執行部は議会が「政策条例」の範疇に足を踏み入れるのを本能的に嫌うと言うか?拒否反応を示すのであるが、昨日もここぞとばかり「問題点?」を指摘していただいたのである。
 モチロン、条例の議論は改選後、じっくりとやっていくつもりであるし、いずれにしても「議決権」を持っている議会が示す「政策方向」に向かって県政は進んで行くので、ソウ慌てて反論するまでもなく、第一ラウンドとしてはコンナものか?との感じで知事室を後にした。

 委員会での質疑でも知事が作った「マニフェスト?」の内容について、イクツか質問が出された。
 とりわけ「博物館凍結」から一変して「新博物館建設」へと180度政策転換をしたことなど、つい先ごろまで5億円かけて「暫定」で修理すると言っていたことなどドコへ行ってしまったのか?と思わず考え込んでしまう問題などが議論の遡上に上った。知事は「候補者」としての考えを書き込んだので問題はない!と反論していたが・・・?
 「マニフェスト?」と「ビジョン」・・・いよいよ改選後の県政の行方が議論されるようになってきた???

卒業式に行ってきました!!!

2007年03月02日 07時30分58秒 | 社会、政治、三重県、議員
 昨日は高等学校の卒業式。私も市内の某高校卒業式に出席をした。私ども地元県会議員は順番と言うか?ローテーションを組んで桑名地区にある高校の卒業式を廻ることにしているため、同じ高校に行くのは如何しても4~5年に一度の割合になる。
 当然、その高校も4,5年振りである。久しぶりに訪問した高校でまず、驚いたのは各コースの名前が変わってしまっていたことである。
 今までは昔ながらと言うか?漢字で書かれていたコースの名前が、横文字に変わっている。パッと見たぐらいでは何を学ぶコースなのか?が判らない。コレも時代なのかも知れませんが、同じ横文字にするにしても、もう少し判りやすい表記に出来なかったものか?内容より格好が優先しているような気がする。
 そんなヨク判らないコース名を校長室でマジマジと見ているうちに「時間です」と言われ卒業式が行なわれる体育館へと案内をされた。
 広い体育館には在校生と保護者の方々がすでに着席。私たちが座るとスグに式が開始となった。
 卒業生の入場、校長先生の告示、来賓挨拶と式次第は続く。来賓挨拶は私とPTA会長さんの二人だけである。
 卒業式なのでこれから巣立っていく皆さんを待っている世界は希望に満ちた、明るい未来だ!と言いたいと喋りだすまでは考えていたのだが、イザ、話し出すと出てくる言葉は「少子高齢化」だの「格差社会」だの、余り希望に満ちた明るい未来とは言い難い言葉が次々と出てしまって、申し訳ない事をしてしまったと反省しています。
 それでもナンとか最後は「チャンスは広がっている!」と結ぶことが出来たので、それなりに卒業生の皆さんも厳しいけれど頑張りガイがある世の中だ!と納得していただいたかと勝手に思っております。

 でも、まだまだ初々しい感じが残ってはいるものの、サア!これからスタートするぞ!との気概が溢れている顔をみていると、自然に「頑張ってね!」とエールを贈りたくなってしまいます。
 皆さんが希望を持てるような社会にするため、私たちも頑張りますので、どうか皆さんおひとりお一人の夢に向かって頑張ってください。
 ご卒業おめでとうございます。

一般質問最終日、ヤッパリ、この日も大忙し???

2007年03月01日 07時42分15秒 | 社会、政治、三重県、議員
昨日は一般質問最終日。今期限りで勇退をする福山瞳議員が和服姿で登壇。彼女にとって文字通りの「最後の質問」に賭ける意気込みが感じられ、質問の内容も素晴らしかったが、その締めくくりを見事に演出した「政治家としての資質」に感動をした。
 福山議員とは平成7年当選組みの同期生である。当選当初から県議会ただ一人の女性議員として注目をされてきたが、その期待に応えて「男女共同参画」や「少子化問題」などそれまで余り男性議員が真正面から取り組んできていなかった課題を積極的に取り上げ、その結果、今日、三重県が全国的に見ても一定の水準にまで至っていると言われるまでになったのは、正に福山議員の功績であると言っても間違いはない。
 そんな福山議員が議員生活12年間を振り返り、その総括と検証を述べ、残された課題を訴えた。その姿に打たれたのか、知事も実に丁寧に答弁を返し、議場に一瞬、爽やかな風が流れたような感じがした。
 そんな一般質問が終わり、午後に開催された「全員協議会」は午前の議場とは違い、大荒れ!「病院事業庁の民営化」について検討会から最終案の説明があったのである。
 異論百出!議長がコレをドウまとめて行くのか?まことに難問である。お手並み拝見か?
 そしてその全協が終わり、今度は我が会派「新政みえ」のこれから4年間目指すべき政策方向を纏めた「ビジョン」の記者発表である。
 5分野25項目にわたる政策方向と政策内容を発表した。

 私どもはこの「ビジョン」を実現するために全選挙区に候補者を擁立し、単独過半数獲得を目指すのである。おそらく一会派でコンナ「ビジョン」を発表して選挙に臨む例は全国的にも稀だとは思いますが、これからの4年間何を目指し、何を実現しようとしているのか?を明確にしないまま、選挙に臨むのはイッタイ何のための選挙か?と言うことになってしまう。
 どうか県民の皆様は私どもの「ビジョン」を一度、ご覧頂きご判断をお願いしたいと思います。
 ちなみに近々、我が会派のホームページに全文掲載する予定です。よろしく・・・!!!