三谷てつおの県議会日記

三重県議会議員三谷てつおが議会での審議の内容やさまざまな出来事を報告。

知事のマニフェスト?アトの始末まで考えた???

2007年03月07日 08時09分54秒 | 社会、政治、三重県、議員
 昨日は「教育・警察常任委員会」が開催され、久しぶりの委員会と言うことで、イソイソと出かけた。
 この時期、みんな大変なので、ヒョットすると欠席者が出るのでは?と心配をしていたが、ツワモノが揃っているのか?勇退される方がお二人もおられるからかは知りませんが、一人の欠席者もなく、全員顔を揃えての委員会となった。
 しかし、サスガに疲れが顔に出ている方もおられ、「選挙」と言うものがイカに過酷なモノかを改めて実感をした。
 委員会の方は最初に警察本部、午後が教育委員会と概ね分かれての審議であるが、問題は午後に予定されている「教育委員会」。なんせ「知事マニフェスト」の目玉である「県立博物館」と「30人学級」の二つを所管しているのだ。当然、私も含めて委員からはこの「目玉」について質問が相次いだ。
 まず、現在の博物館を暫定整備する目的で18年度予算に計上されていた設計費用の内、実施設計にかかる2400万円余が減額補正される問題。「670万使って基本設計をしたのに、実施設計はナゼ見送るのか?」との質問に「当初、5億円との予想であった暫定整備が始める頃には7億くらいに膨らみ、実際に基本設計をすると15億円くらい掛かることが判ったので、基本的に検討しなおすこととした」との苦しい説明。ドウ考えても調査段階で5億の見積もりのものが15億になる訳がない。
 「全校に30人学級など少人数教育を・・・」の知事マニフェストについては「すでに小学校1,2年で30人学級を。中学1年で35人学級を導入している」「アトの残りの学年で数学とか英語などの『少人数授業』を導入するだけなら2億くらいで出来る」との答弁。
 「30人学級」と書いてあるが?との追い討ちを掛けるような意地の悪い質問に対して「30人学級など」の「など」の中に「少人数授業」が含まれているとのコレマタ苦しい答弁。

 間違いなく、野呂知事が再選されることになると思いますが、当選すればコノ「マニフェスト」を実行しなければならない。その「マニフェスト」を実行できるように、すでに今からそれなりの「理屈」を考えている。
 サスガ!教育委員会???