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NPO法人美濃の森造隊だより

人と森林との最適な関係を探るため、岐阜県恵那市を中心に人工林の間伐をしながら森造りを行なうグループの活動報告です。

湿度100%の間伐作業(7月4日)

2010年07月05日 | 間伐
口コミで新しい山主さんを紹介していただいたので、今日はその山主さんと佐々良木の現場を現地調査し、そのまま横井さんと二人で間伐作業にとりかかりました。
現場は伊保中切の山手の田圃から少し山へ入った谷間の出口辺りです。
北側の谷と、普段は水の流れていない南側のはっきりしない谷とに囲まれた、傾斜の緩やかな三角州形状の二反程の山林です。
周りを斜面に囲まれ、樹木の密集した人工林ですので、とても暗く風通しがほとんどありません。

そこで、とにかく風通しを良くすることにしました。


プラロックによる牽引ももどかしく、掛木はほとんどフェリングレバーで処理をしながら、とにかく次から次へと切り倒して行きました。


しかし、水の集まりやすい地形に加えて昨日までの雨で現場の湿度は100%に達しているに違いなく、風もほとんど無いので、上がった体温がなかなか下がらずきつい作業になりました。
1時間動いた後は水を大量に飲み、20分程薮蚊を払いのけながら体温が下がるのを待つといった繰り返しです。
それでも午後2時には一段落ついたので、本日の作業は切り上げる事にしました。
持って行ったペットボトルの水2ℓは、全部飲んでしまいました。

最初の写真とほぼ同じアングルからの施工後の写真です。


谷筋の間伐後の写真です。


あと一日でここも少しは気持ちのいい山林に変わるでしょう。
楽しみです。

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