NPO法人美濃の森造隊だより

人と森林との最適な関係を探るため、岐阜県恵那市を中心に人工林の間伐をしながら森造りを行なうグループの活動報告です。

枝払い、玉切、製材 (8月13日)

2011年08月16日 | 間伐
中野方で切り捨ててあった間伐材を枝払いして2mに玉切し、運び出せるように林内を整理することにしました。
直前になって参加予定者にキャンセルが出て、当日は一人でのんびり作業をしていると、加藤さんと水野さんがやって来ました。
実は水野さんは前日に参加を表明してくれていましたが、今回の林内整備は意外と危険でもあるし体力を使うのでお薦めしないと返事をしていました。
それでも来てくれた訳ですから、作業に参加してもらうしかありません。
加藤さんは掘っ立て小屋のテラスの床張り用に材を切り出すことにしたので、まずそれを手伝う事にしました。
2mに玉切した杉丸太を半分に縦切りしてもらいました。

長い丸太を縦に真っ直ぐ切るのは容易ではありません。
切り口が捻れたり曲がったりして綺麗な板にはなりません。
水野さんも予想通り真ん中辺りで切り口が乱れましたが、初めての作業としては十分な出来でした。
何の先入観も持たず教えた通り素直に作業したのが良かったのでしょう。
それと熱心さ。
非力で女性であるという不利な条件にもかかわらず、このまま経験を積めば相当腕を上げそうです。

加藤さんの作業は製材したように切り口が綺麗でした。
流石ですね。

切った丸太を担いで掘っ立て小屋まで運ぶ作業にも、水野さんに参加してもらいました。
美濃の森造隊は体育会系を自負していますので、男も女も区別しません。
とは言え、担いで運ぶ作業は我々でもつらい作業でしたので、弱音も吐かず参加してくれた水野さんには相当辛かったのではなかったでしょうか。
少し配慮が足りなかったかもしれません。
水野さん、これに懲りずにまた来てくださいね。

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