NPO法人美濃の森造隊だより

人と森林との最適な関係を探るため、岐阜県恵那市を中心に人工林の間伐をしながら森造りを行なうグループの活動報告です。

夏の終わり (8月22日)

2020年08月25日 | 間伐
暦の上での夏は、6月、7月、8月の3か月。
そうだとすると、もう直ぐ夏が終わります。
しかし、暑さは連日衰え知らずで、皮膚感覚の夏は終わりそうにありません。
一方、いきなり暗くなる日の短さ、微かに青みの抜けた木々の落ち葉、ツリーハウスの屋根に硬い音をさせて落下する胡桃の実等で秋の気配を感じます。
更に、季節の変わり目の植物は一段と生き急いでいるのか、8月の半ばに突然現れたハナイカダ。


タマアジサイは、今消えようとしています。


森ではいつも何かしら、新しい発見があります。

8月22日は久しぶりの活動日でした。
森の入り口上流の間伐地で集材をしました。
急斜面の何度もの上り下りのあまりの暑さに熱中症の気配を感じ、途中からチャップスを脱ぎました。
暑さで身の危険を感じたのは、初めての体験でした。
集材した材のヒノキは小屋づくりに使い、杉は薪にします。

中央アルプスの辺りには積乱雲が連日掛かり、これもやはり夏の終わりの気配です。

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