NPO法人美濃の森造隊だより

人と森林との最適な関係を探るため、岐阜県恵那市を中心に人工林の間伐をしながら森造りを行なうグループの活動報告です。

初夏の野良仕事 (5月15日)

2011年05月18日 | 自然農
中野方の畑に皆が集まりました。
横井さん夫婦、天野さん、一木さん、青島さん、杉岡さん、鬼頭さん、水野さん、森岡で総勢9人。
滅多にこれだけの人数が集まることはありません。

午前中はのんびりわいわい賑やかに畑作業に汗を流しました。


ゴボウが芽を出しました。
初めて見ました。こんな姿だったんですね


青島さんと杉岡さんは、今年もピーナッツの苗を植えました。

昨年は私が間違って苗を抜いてしまったり、イノシシにやられたりして収穫できませんでしたが、どうしても自分で収穫したピーナッツをつまみにおいしいビールを飲みたいという両人の執念です。
私は今度は絶対間違いを犯さないつもりですが、イノシシはどうでしょう。

暖かくなってきたので、掘っ立て小屋で夏の夜を過ごすのも楽しいかもという話になり、名古屋科学館の新プラネタリウムの話題で盛り上がっていると、実は天文クラブ友の会の会員だと横井さんが告白して皆の羨望の眼差しがいっせいに注がれました。
会員はかなり楽しそうです。
話している内に、ここでも夏の夜の星を見る会を開きたくなってきました。

午後は鈴村さんの竹薮に移って筍を掘りました。


イノシシの被害で半ば収穫をあきらめていましたが、たくさんの目で探したおかげか人数分ぐらいは収穫出来ました。
取れたてを早速庭で茹で上げ、


茹で上がりをまゆみさん秘伝のたれ(五平餅にも使う、みりん、醤油、砂糖、ピーナッツ、ゴマ等で出来たたれ)で試食しました。
たれと筍の相性は抜群でした。


茹で上がった筍は山からの湧き水で冷まし、鉈を使って切り分けました。


樹齢100年を超える梅の老木には、実が沢山生っていました。
例年50Kgの梅の実が収穫出来るそうです。
この木で取れた梅から作った梅干を帰りに頂きました。


自然の恵みを利用し、身近な道具で工夫すると普段眠りかけている好奇心と想像力が刺激されます。
野良仕事は、知恵と体力を使い、汚れていない空気と太陽と水を吸収し、頭と体をリフレッシュ出来る実益を兼ねたエクササイズですね。
まだ体験していない皆さんには、野良仕事を是非お勧めします。

今回も何時もの様に鈴村さんに場所と道具を気持よく提供して頂きました。
この場を借りてお礼申し上げます。



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