NPO法人美濃の森造隊だより

人と森林との最適な関係を探るため、岐阜県恵那市を中心に人工林の間伐をしながら森造りを行なうグループの活動報告です。

ヤマメ(5月20日)

2019年05月20日 | 森林
森の緑が爆発的に濃くなっています。
木々の葉が開き、見通しがきかなくなって、違った森に迷い込んだようです。
そんな森を歩いている途中で足元の小川をまたいだ時に、水の中で何かが動きました。
カエルが飛び込んだのかと思ってよく見ると、なんとヤマメでした。
森の中の小川は直径8㎝程のパイプで川から水を引いて作った人工の小川です。
晴れ間が続いたりゴミが詰まったりすると水が涸れ、なかなか水中の生き物が根付きません。
そんな小川に10㎝のヤマメがいました。


捕まえて、子供が遊ぶポリエチレンカップに入れて観察しました。
かわいい顔をしています。




この魚はきっと昨年川の上流で放流した稚魚の生き残りでしょう。
昨年は放流後何度も川が増水したので生き残りは難しいと思っていましたが、こんな身近で出会えました。
この分なら、川の本流にも生き残ったヤマメがいるかもしれません。そうだといいのですが。
捕まえた魚は上流に運び、放流しました。
これからも力強く元気に大きく育って下さい。

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