大切なアルバム『Memphis』。
リアルタイムで出逢えたことに本当に感謝するアルバムです。
でも持ってなかったので買い直して、ようやく久々聴いとります。
ブッカー・T・ジョーンズ (kbd)、ドナルド・ダック・ダン (b)、スティーブ・クロッパー (g プロデュースも彼)それとジム・ホーン率いるメンフィス・ホーンズという、あのメンツで固めたメンフィス録音作のソロ名義2作目。
やっぱり大人になった今聴いてもすっごいすっごい、いいアルバム。改めて感動してます。
曲が粒ぞろいだし、あこがれの地メンフィスで音楽を作り出す喜びに溢れていて、キヨシローもまだまだ若くて元気もトゲもいっぱいで頼もしいし。
最初の4曲の流れがまずグレイト!
まず1曲目!ソウル好きな人なら心躍っちゃわないわけにはいかない "Boys" !
音も最高なんだけどコレ歌詞もまたたまんない。
楽してられんのもいまのうちさ そのうちツケが回ってくるぞ!いやはやなんとも
ホンット、今、楽してた分のツケが回ってきてるもんなぁ・・・(苦笑)
とんずらきめて とぼけたツラして とっぽい帽子かぶって
うろつくべきだぜ フラフラしようぜ
ホントだよ、ボーイズ、そうしなよ。そうしときなよ。
で、当のキヨシローはええオッサンなのにボーイズ側にもにも立てれて、間を自由に行ったり来たりしてるのを歌から感じられるのがまた素敵です。
2曲目、”雪どけ”
ソウルフルなスローバラード!傑作っ。
この歌声の力!どこに出しても恥ずかしい子じゃありません。
きっとメンフィスの彼奴らもビックラしたろうな。この細っこいジャパニーズはなんでこんな声で歌えるんだ?!ってね。答えはキヨシローがただ本物のソウルマンだってことだけなんだけどさ!
いつもの出来事さ 駅のホームに散らかってる物事さ
いい表せはしない 言葉では言えない
でもそれは とても強い
間違ってはいない 世界で一番強い
愛
それは愛 この愛...
ここたまらんわ~。ここの最後の盛り上がりがグッとくるんですよねぇ。
あとなんだか「ユーモアに ユーモアに」ってとこの歌い方も残るなぁ。
4曲目、”世間知らず”
この曲については前に書いたし、思い入れがありすぎて恥ずかしい(ウザイ)のでもう書きませんが、本当に大切な曲。
歌詞的にもサウンド的にもオープニングの "Boys" と陰と陽として対をなしていると感じます。
若者であるということ。
苦労なんか知らない 恐いものもない
あんまり大事なものもない そんなぼくなのさ
世間知らずと笑われ 君は若いよとあしらわれ
だけど今も夢を見てる そんなぼくなのさ
で、この最初の流れに並んで最高なのが最後の5曲の流れ。
"石井さん"~"僕の目は猫の目"~"ラッキー・ボーイ"~"彼女の笑顔"~"MTN"。最高っしょ。ここ聴くの幸せだなぁ。
全部、陽のヴァイブに溢れてて。きっと子供が生まれてどんどん成長していってるという喜びもすっごい大きいんだろうなぁと思います。
"石井さん"~"僕の目は猫の目" の流れはとにかく楽しくって。子供の声も入っててそれが効いてるなぁ。
その子供の声がキヨシローにとってどれだけ力になってるかってことも伝わってきて、またヤバいっていうか。
"ラッキー・ボーイ" はキヨシロー版 ジョン・レノン”Beautiful Boy” 。親目線がホント素直に泣けます。
"彼女の笑顔" 、このブルーズも大好きだー。
このアルバムで、この位置で、シレッと佇んでいらっしゃいますが、これも傑作だと思うのです。
んでー、ラスト!”MTN”!これ聴いてたらいっつも泣き笑いしちゃうような曲。
幸せで、なぜだか切なくなって涙が出るよな感覚が曲になったような。
この街の 名誉市民の僕だから
MG'sと一緒に 歌をかくのさ
いい時も悪い時も それほどきにすることじゃない
僕は歌を書くのさ
MEMPHISの街の 名誉市民の僕だから
信じがたいことだろ BABY 本当の話さ
OTISの街で 今日も汗をかくのさ
FA FA FA FA FA FA FA FA FA ...
メンフィスの名誉市民になったことを繰り返し自慢して(笑)
でもそれがちっともヤらしくなくて、笑えて、こっちもよかったねーって素直に喜べる。
キヨシローのそういった子供のような正直さ、鋭さ、トボケ具合が好き。
そして彼の「あこがれ」る力の強さに感動する。夢を実現する想いの強さに勇気をもらえる。
というわけで、演奏もソウルのコクたっぷりで聴き応え満点、歌詞もいつにも増してバツグン。
歌声もいつも通り間違いない。全ての要素がばっちり噛み合わさった奇跡的な傑作!
音楽好きの方なら(特にソウルミュージックが好きなら!)、キヨシローを聴かず嫌いしているような方でも、彼の魅力を分かりやすく楽しめる、良質かつ人なつっこいアルバムじゃないかなーと思いまっす!
リアルタイムで出逢えたことに本当に感謝するアルバムです。
でも持ってなかったので買い直して、ようやく久々聴いとります。
ブッカー・T・ジョーンズ (kbd)、ドナルド・ダック・ダン (b)、スティーブ・クロッパー (g プロデュースも彼)それとジム・ホーン率いるメンフィス・ホーンズという、あのメンツで固めたメンフィス録音作のソロ名義2作目。
やっぱり大人になった今聴いてもすっごいすっごい、いいアルバム。改めて感動してます。
曲が粒ぞろいだし、あこがれの地メンフィスで音楽を作り出す喜びに溢れていて、キヨシローもまだまだ若くて元気もトゲもいっぱいで頼もしいし。
最初の4曲の流れがまずグレイト!
まず1曲目!ソウル好きな人なら心躍っちゃわないわけにはいかない "Boys" !
音も最高なんだけどコレ歌詞もまたたまんない。
楽してられんのもいまのうちさ そのうちツケが回ってくるぞ!いやはやなんとも
ホンット、今、楽してた分のツケが回ってきてるもんなぁ・・・(苦笑)
とんずらきめて とぼけたツラして とっぽい帽子かぶって
うろつくべきだぜ フラフラしようぜ
ホントだよ、ボーイズ、そうしなよ。そうしときなよ。
で、当のキヨシローはええオッサンなのにボーイズ側にもにも立てれて、間を自由に行ったり来たりしてるのを歌から感じられるのがまた素敵です。
2曲目、”雪どけ”
ソウルフルなスローバラード!傑作っ。
この歌声の力!どこに出しても恥ずかしい子じゃありません。
きっとメンフィスの彼奴らもビックラしたろうな。この細っこいジャパニーズはなんでこんな声で歌えるんだ?!ってね。答えはキヨシローがただ本物のソウルマンだってことだけなんだけどさ!
いつもの出来事さ 駅のホームに散らかってる物事さ
いい表せはしない 言葉では言えない
でもそれは とても強い
間違ってはいない 世界で一番強い
愛
それは愛 この愛...
ここたまらんわ~。ここの最後の盛り上がりがグッとくるんですよねぇ。
あとなんだか「ユーモアに ユーモアに」ってとこの歌い方も残るなぁ。
4曲目、”世間知らず”
この曲については前に書いたし、思い入れがありすぎて恥ずかしい(ウザイ)のでもう書きませんが、本当に大切な曲。
歌詞的にもサウンド的にもオープニングの "Boys" と陰と陽として対をなしていると感じます。
若者であるということ。
苦労なんか知らない 恐いものもない
あんまり大事なものもない そんなぼくなのさ
世間知らずと笑われ 君は若いよとあしらわれ
だけど今も夢を見てる そんなぼくなのさ
で、この最初の流れに並んで最高なのが最後の5曲の流れ。
"石井さん"~"僕の目は猫の目"~"ラッキー・ボーイ"~"彼女の笑顔"~"MTN"。最高っしょ。ここ聴くの幸せだなぁ。
全部、陽のヴァイブに溢れてて。きっと子供が生まれてどんどん成長していってるという喜びもすっごい大きいんだろうなぁと思います。
"石井さん"~"僕の目は猫の目" の流れはとにかく楽しくって。子供の声も入っててそれが効いてるなぁ。
その子供の声がキヨシローにとってどれだけ力になってるかってことも伝わってきて、またヤバいっていうか。
"ラッキー・ボーイ" はキヨシロー版 ジョン・レノン”Beautiful Boy” 。親目線がホント素直に泣けます。
"彼女の笑顔" 、このブルーズも大好きだー。
このアルバムで、この位置で、シレッと佇んでいらっしゃいますが、これも傑作だと思うのです。
んでー、ラスト!”MTN”!これ聴いてたらいっつも泣き笑いしちゃうような曲。
幸せで、なぜだか切なくなって涙が出るよな感覚が曲になったような。
この街の 名誉市民の僕だから
MG'sと一緒に 歌をかくのさ
いい時も悪い時も それほどきにすることじゃない
僕は歌を書くのさ
MEMPHISの街の 名誉市民の僕だから
信じがたいことだろ BABY 本当の話さ
OTISの街で 今日も汗をかくのさ
FA FA FA FA FA FA FA FA FA ...
メンフィスの名誉市民になったことを繰り返し自慢して(笑)
でもそれがちっともヤらしくなくて、笑えて、こっちもよかったねーって素直に喜べる。
キヨシローのそういった子供のような正直さ、鋭さ、トボケ具合が好き。
そして彼の「あこがれ」る力の強さに感動する。夢を実現する想いの強さに勇気をもらえる。
というわけで、演奏もソウルのコクたっぷりで聴き応え満点、歌詞もいつにも増してバツグン。
歌声もいつも通り間違いない。全ての要素がばっちり噛み合わさった奇跡的な傑作!
音楽好きの方なら(特にソウルミュージックが好きなら!)、キヨシローを聴かず嫌いしているような方でも、彼の魅力を分かりやすく楽しめる、良質かつ人なつっこいアルバムじゃないかなーと思いまっす!