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超犀門的日常身辺雑事控

from Musashino
since December 8, 2009

特別展『国宝 東寺 - 空海と仏像曼荼羅』

2019-04-26 | イベント
いやはや、すっかりブログ更新を怠けてしまっていた。
ここで気持ちを入れ替えて、溜まっているネタを徐々に公開していこう。
 
まずは、こちらから。
 
 
東京国立博物館にて開催中の『国宝 東寺 - 空海と仏像曼荼羅』に足を運んだ。

ポスターもなかなか荘厳。
 
どんな展示だったかは、以下に詳しい
 
 
空海が唐で学んできた『密教』は、天才空海 をもってしても言葉でその真理を説明するのが難儀らしい。
そこで、言葉の代わりに用いたのが『曼荼羅』と言われる物だ。
この世(全宇宙)の中心には『大日如来』がおり、その周りに菩薩、明王、天が存在し、人々が悟りを得る手助けをするとされている。
 
 
こちらがその曼荼羅、国宝である。
色彩も鮮やかであり、ついつい見入ってしまう。
 
他の展示品の様子は
 
 当然、展示品の撮影は禁止されているので、4枚ともトーハクの公式Instagramから借用した。
 
さて、の写真にも一部写っているが、いよいよメイン会場へ。
 
東寺の講堂にある21体の仏像の内、15体が展示されていた『立体曼荼羅』は圧巻の一言。
いやはや、言葉はいらないね。
この仏像たちをみて、自分の心がどうどう反応するかが大切だ。
『密教』を会得しようなどどは皆目思わないが、不思議に気持ちが穏やかになるのだ。
これで良いのだ。
 
そんな中、 一体だけ撮影が許されていたのがこちら
 
 
 
 
国宝『帝釈天騎像像』
木造彩色。高さ1.1m。
一面三目二臂、先が矢じり状に尖った金剛杵を右手に持った姿で白象の上に半跏し、左足を踏み下ろしている。
頭部は後補のため、平安期の他の像に比べて表情が穏やかと称される。

顔立ちがとても凛々しく、いわゆるイケメンでございました。
 
その他、空海が唐から持ち帰ったとされる儀式用の法具や宝飾品の数々。
更に、仏の姿を描いた絵画など、どれも東寺にて1200年も長きに渡って守られてきた貴重な品々だ。
 
なかなか現地へ赴いて貴重な仏像たちと対面する機会はないので、こうして東京で鑑賞できるのは大変有難いのだ。
 
 
この特別展の後、東洋館のトッパンミュージアムシアターで例によってVRで再現された『立体曼荼羅 空海 祈りの形』を鑑賞。
 
 
東寺の講堂に鎮座する全ての仏像たちが手に取るように目の前に現れる。
前回の『江戸城の天守』の時もそうだったけど、いやはやただ単にITを始めとする科学の発達で世の中が数段便利になっただけでなく、こうして「もはや本物か⁉︎」と見紛うほどに鮮明に目の前に展開されるのは素晴らしい事だ。
 
 
さて、次の目的地は両国!。
お楽しみに。
 
 
 
 
【オマケ】
 
 
 
 
 


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