tapestry

超犀門的日常身辺雑事控

from Musashino
since December 8, 2009

八王子隕石 ⁈

2018-02-03 | 備忘録
゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚ ゚・*:.。..。.:*・゚゚ ゚・*:.。..。.:*









また新たなネタを拾ってしまったので披露。


寝耳に水とは、まさにこの話。

1/31 の Twitter に『八王子隕石』なる文言が踊っていたのを発見。

八王子隕石?。

なんだそれ…。

八王子に生まれてから結構長いこと生きているが、親兄弟や親戚、友人から聞いたこともない。

うーむ、気になる。

リンクを辿ってN◯Kのニュースサイトへ。

ネットの記事なので、やがては削除されてしまう恐れがあるので、テキストを以下にコピペしておいて忘備録とする。


゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚ ゚・*:.。..。.:*・゚゚ ゚・*:.。..。.:*



およそ200年前の江戸時代後期、今の東京 八王子市に、”巨大な”隕石が落ちたことをご存じでしょうか。日本最大とも言われる「八王子隕石」です。

落下の事実自体は当時の記録にたくさん残されているのですが、なぜか隕石そのものが残されていません。江戸幕府に届けられたことまではわかっているのですが、その後は行方知れずになり、長年「謎の隕石」とされてきたのです。

このほど、唯一残されていた、八王子隕石のかけらではないかとされる石について、本物かどうか、最新の科学技術で分析が試みられました。ついに日本最大と言われる謎の隕石は、見つかったのでしょうか。

日本最大の隕石が八王子に落ちた?

文化14年、西暦1817年の12月29日の午後2時ごろ、甲州街道沿いにある宿場町だった今の八王子市とその周辺の日野市や多摩市に、雷のようなごう音とともに隕石の雨が降り注ぎました。その音は50キロ離れた江戸にも伝わったと言います。

八王子隕石は落下中に爆発したと考えられ、距離にして10キロほどの範囲に、少なくとも10個以上のかけらが落下したことが、当時の日記や随筆など多くの文献に記されています。

落下したかけらは、大きいもので、長さ90センチ、重さは60キロあったとされます。

国立科学博物館によりますと、これまでに確認されている日本に落下した隕石は50個ありますが、最大のものは1850年に今の岩手県陸前高田市に落下した全長50センチの「気仙隕石」で、「八王子隕石」は日本で最大の隕石だったとも言われています。

隕石はどこへ

ところが、八王子隕石の存在は、落下場所となった八王子市内でもほとんど知られていません。 何より隕石の実物が残っていないのです。

最大と見られるかけらは、市中心部の金剛院という寺の脇の畑に落ちたと記録されています。しかし、金剛院の周りは今や住宅地になり、落下の痕跡をうかがうことはできません。

住職の山田一眞さんは、昭和9年の生まれですが、子どもの頃は隕石の話など聞いたこともなかったと話します。山田さんによると、八王子は何度か大規模な火災に見舞われ、戦時中は大規模な空襲も受けたことから、古い資料なども多くは残っていないということで、江戸時代の隕石を探すのは容易ではないと話していました。

日本最大とも言われる隕石は、どこへいってしまったのでしょうか。

当時の記録には、役所から住民に対し「隕石を拾った者は届け出るように」と申しつけられていたことが記されています。そして集められた隕石は幕府に届けられ、天体観測を担う天文方によって分析されました。

ところがそこで、「空から石が落ちてくる理由はなく、火山の噴火で飛んできた石だ」と結論づけられ、それ以上の調査はされなかったと言うのです。そこから先、隕石がどうなったのかは知られていません。

「八王子隕石」とされるかけらは本物か

実は、今から60年以上前、日本に1つだけ「八王子隕石ではないか」とされる石のかけらが残されているのが見つかりました。 かけらが見つかったのは意外にも京都でした。

所蔵していたのは旧公家の土御門家です。「隕石之事」と書かれた包紙の中に、「八王子横山宿内子安村に落ちた隕石」と書かれた書付とともに、重さわずか0.1グラム余りの石のかけらが入っていました。



この石と文書を所蔵する国立科学博物館の米田成一さんによると、石のかけらは、科学博物館の当時の分析でも隕石だと認められました。

ただ、包紙にはもうひとつ「丹波國隕石之事」と書かれた書付も同封されていたのです。

これはどういうことなのか。

八王子隕石の落下からおよそ50年後の1866年、当時の丹波国、今の京都府京丹波町周辺に、曽根隕石と呼ばれる隕石が落下しています。つまり、見つかった隕石は八王子隕石なのか、曽根隕石なのかがわからないのです。

60年以上の謎に結論を出そうと、米田さんたちはこのほど、最新の技術を使って、この隕石を改めて分析しました。国立極地研究所で行われた分析に使われたのは、小惑星探査機「はやぶさ」がイトカワから持ち帰った微粒子の分析にも使われた技術です。比較を行うため、別に残されている曽根隕石の分析も行いました。

果たして結果は…。

問題のかけらは、炭素を含まず、比較的鉄分の多い「H5普通コンドライト」と呼ばれる隕石でした。これは曽根隕石と同じです。さらに、詳しい組成も曽根隕石とほぼ一致することがわかりました。

やはり曽根隕石だったのでしょうか。

米田さんによると、その可能性は高いものの、H5普通コンドライトは地球でもっとも多く見つかる隕石で、八王子隕石が偶然曽根隕石と同じ種類だった可能性もあるということです。

求む八王子隕石

残念ながら八王子隕石と特定はできませんでしたが、研究グループは、引き続き八王子隕石の実態の解明に挑みたいとしていて、一般の市民に、自宅に隕石のような石がないか、情報提供を呼びかけています。

研究グループによりますと、ほとんどの隕石は、普通の石に比べてずっしりしているほか、表面が黒っぽいガラス質な物質に覆われている、磁石にくっつくといった特徴があるということです。

八王子隕石は、地域にとって貴重な歴史であり、日本の隕石研究にも重要な存在です。

いつかどこかで、見つかることを期待したいと思います。

あなたのお宅に、隕石ありませんか?

大崎要一郎
N◯K 科学文化部 記者


゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚ ゚・*:.。..。.:*・゚゚ ゚・*:.。..。.:*


うーむ、何ともロマンのある不思議な話だ。

しかし、今更見つかるのかねぇ。

続報も気にしていよう。


コメントを投稿