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超犀門的日常身辺雑事控

from Musashino
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日本100名城 八王子城跡を攻める

2021-03-18 | 山歩き



定休日、晴天、体調良し…と散策の条件が揃ったので、ずっと行きたくてウズウズしていた『八王子城』を攻めて来た。

中央線の高尾駅で降りバスに10分ほど揺られ、更に歩くと…

案内板がお出迎え。

更に城跡に向かって歩くと…

何?、北条氏照の墓?。
こんな所にあるのか?。

時間もまだ早いし、行ってみるか。

「歩いて3分」とあったけど、いやいやそれ以上歩くやないかーい。
そして、最後にはこんな階段まで…。

上り詰めると…

おぉ、こんな裏寂しい所?。

ふむふむ。
ここは正式な墓所ではなく、没後100年の追悼供養の為に建立された供養塔とのこと。
【帰宅後に調べると、墓は切腹した地=小田原にあるのだね】

せっかく来たのだから、しっかり手を合わせて来た。

さて、寄り道はここまで。
ズンズン進もう。

あった、ここが八王子城についてアレコレ教えてくれるガイダンス施設だ。
入ると解説員の方が笑顔で接近して来たが、いや、解説は不要なので放っといて下さいw。

6分間にまとめてあるビデオを鑑賞し、展示物をささっとチェック。
これで充分。

おっ、このジオラマはいいね。
しかしまぁ、こんな山の中に良く城を構えたものだ。


さぁ、行こう!。

白梅が青空に映える。

登山口?に到着。

いざ!。

…と意気込んで上り始めたが…これがなかなかどうして歩き甲斐のある山道でして。
ここを攻めた豊臣の軍勢も、さぞかし息を切らせただろうな。

途中、旧道と新道の分岐があったが、「えいやっ!」と勢いで旧道を選択。

石段は高さがあるので体を持ち上げるのが大変。
汗が吹き出すぜよ。

途中に展望の開けた場所が。
八王子の市街の先に都心。
東京スカイツリーも目視出来る。

八合目の柵門跡は旧道と新道が合流する地点。
新道には『歩行注意』の看板。
何だよ、先の分岐の所にはなにも書いてなかったのに…。
結果、旧道を選択して正解だったのだ。

登りはまだまだ続く。

さらに高度を上げると、またしても展望が。

パノラマでも遊んでみる。

うーむ、絶好の散策日和。
いや、これは散策じゃない、登山だ、登山。

そして、汗をかきつつ『八王子神社』に到着したのでした。
ふううっ。


【続く】



【八王子城】
小田原に本拠を置いた北条氏の3代目氏康の三男氏照が築いた山城。天正10年(1582)頃に築城が開始され、天正15年頃までに先の滝山城から拠点をここに移した。
秀吉の関東制圧の一環で、天正18年(1590)6月23日、前田利家、上杉景勝軍に攻められて落城。この八王子城落城が決めてとなって小田原城は開城、氏照はこの時小田原に籠城中で、兄の氏政と共に城下で切腹し、北条氏は滅亡。[パンフレットより一部抜粋掲載]


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