昨年、芦別岳の本谷へ行きましたが、三股から上で吹雪に遭い、本谷はほぼ登りましたが山頂を踏むことができずに敗退しました。
その雪辱を果たすべく、今年も行ってきました。
今回は4人での挑戦となりました。
前日の夜6時に札幌を出発して「太陽の里」キャンプ場で前泊します。
5月15日(日曜日)
朝5:15分、出発です。
空は曇っているものの、まあまあの天気です。
10分ほど歩くと鹿除けの冊があり、ゲートをくぐり林道を歩きます。
登山道は例年のように雪が消えていますが、この時期は浮石も多いため慎重に歩きます。
3~4回の高巻きがあり、荒れたところもあるので注意します。
5月1日に、この高巻きの登山道から転落するという事故がありました。
注意するに越したことはありません。
さて、1時間40分ほどで滝のある所へ出ます。
いつもはこの滝の下を飛び石を利用して渡渉しますが、今回は水量があり飛び石では無理のようです。
やむなく、滝の下にある大きな丸木橋を渡ることにします。
丸木の下はゴウゴウと沢水が流れています。
ちょっと恐怖心をあおられる橋ですが、慎重に渡ります。
今日最初の核心ともいえる丸木橋渡りですが、幸いなことに木が濡れていないのでそれほど滑らず良かったです。
この橋を渡ったところでガイドツァーの人たちが休んでいました。
年配の女性5人とガイドさんです。
皆さんの装備はペルメット着用と決まっていました。
この丸木橋を越えると、ほどなく、ユーフレ小屋に到着です。
7:05分、ほぼ2時間ほどでユーフレ小屋に着きました。
昨年より小屋の周りの雪の量は多いようです。
ここで少しゆっくり休憩を取ります。
ユーフレ小屋からは左岸を登ります。
所々沢が開いていますので慎重にキックステップを使い歩きます。
雪の斜面を滑り降りると沢に落ちてしまいます。
慎重さが求められます。
前方にゴルジュが見えてきました。
右岸からの雪崩で埋まっていますが、GWにはこのゴルジュが開いており沢が顔を出しており高巻きをしないと越えられなかったようです。
最狭部は塞がっていましたが、その上流部に1か所開いている所がありました。
この開いているところでミスをしてしまいました。
なんと、キックステップが滑って3mほど下の沢に落ちてしまいました。
幸いなことに沢が浅かったので右足を濡らしただけで助かりました。
靴を脱が、靴下の水を絞り、再スタートです。
ここから上流部はすべて雪で覆われており、表面が固いのでアイゼンを付けて登ります。
きれいな景色ですが、左右から雪崩れた跡があり、落石もあるので気を配りながら登ります。
9:25分、ほぼ三股に到着です。
この付近は右股からのデブリが溜まっています。
こんなブロックに直撃されたら一溜りもありません。
かなり高度を稼いだので下の見晴らしもよくなってきます。
さあ、ここからが本谷の正念場です。
三股からは正面に見えるやや細い谷を登ります。
昨年は、ここから右股に入ったために苦労してしまいました。
約1時間、辛抱して登るとほぼ本谷が終了します。
本谷の向こうに見える稜線は旧道の稜線です。
11:15分、山頂に到着です。
ここまで約6時間、その半分が雪の上です。
枝沢からの落石や雪崩に注意しながら登らなければなりません。
また、沢が開いている個所では高巻きをどうするかの判断が求められます。
本谷は、そういった総合力を試されるルートです。
今回のメンバーです。
左からOn氏、Sz氏、Mocoさん、私です。
新道から登ってきたグループが目の下に見えています。
最後となる雪の斜面を登ってきます。
夕張岳が見えています。
遠くには十勝連峰も見えています。
さあ、帰りは新道を使って下山します。
雪の壁を走るように降ります。
あっという間に山頂が遠くなります。
夫婦岩です。
鶯谷の分岐です。
今年はこの辺りでもまだまだ沢山の雪がありました。
14:00分、やっと下山できました。
「太陽の里」では桜が満開を迎えていました。
満開の桜と芦別岳、きれいでした!!
その雪辱を果たすべく、今年も行ってきました。
今回は4人での挑戦となりました。
前日の夜6時に札幌を出発して「太陽の里」キャンプ場で前泊します。
5月15日(日曜日)
朝5:15分、出発です。
空は曇っているものの、まあまあの天気です。
10分ほど歩くと鹿除けの冊があり、ゲートをくぐり林道を歩きます。
登山道は例年のように雪が消えていますが、この時期は浮石も多いため慎重に歩きます。
3~4回の高巻きがあり、荒れたところもあるので注意します。
5月1日に、この高巻きの登山道から転落するという事故がありました。
注意するに越したことはありません。
さて、1時間40分ほどで滝のある所へ出ます。
いつもはこの滝の下を飛び石を利用して渡渉しますが、今回は水量があり飛び石では無理のようです。
やむなく、滝の下にある大きな丸木橋を渡ることにします。
丸木の下はゴウゴウと沢水が流れています。
ちょっと恐怖心をあおられる橋ですが、慎重に渡ります。
今日最初の核心ともいえる丸木橋渡りですが、幸いなことに木が濡れていないのでそれほど滑らず良かったです。
この橋を渡ったところでガイドツァーの人たちが休んでいました。
年配の女性5人とガイドさんです。
皆さんの装備はペルメット着用と決まっていました。
この丸木橋を越えると、ほどなく、ユーフレ小屋に到着です。
7:05分、ほぼ2時間ほどでユーフレ小屋に着きました。
昨年より小屋の周りの雪の量は多いようです。
ここで少しゆっくり休憩を取ります。
ユーフレ小屋からは左岸を登ります。
所々沢が開いていますので慎重にキックステップを使い歩きます。
雪の斜面を滑り降りると沢に落ちてしまいます。
慎重さが求められます。
前方にゴルジュが見えてきました。
右岸からの雪崩で埋まっていますが、GWにはこのゴルジュが開いており沢が顔を出しており高巻きをしないと越えられなかったようです。
最狭部は塞がっていましたが、その上流部に1か所開いている所がありました。
この開いているところでミスをしてしまいました。
なんと、キックステップが滑って3mほど下の沢に落ちてしまいました。
幸いなことに沢が浅かったので右足を濡らしただけで助かりました。
靴を脱が、靴下の水を絞り、再スタートです。
ここから上流部はすべて雪で覆われており、表面が固いのでアイゼンを付けて登ります。
きれいな景色ですが、左右から雪崩れた跡があり、落石もあるので気を配りながら登ります。
9:25分、ほぼ三股に到着です。
この付近は右股からのデブリが溜まっています。
こんなブロックに直撃されたら一溜りもありません。
かなり高度を稼いだので下の見晴らしもよくなってきます。
さあ、ここからが本谷の正念場です。
三股からは正面に見えるやや細い谷を登ります。
昨年は、ここから右股に入ったために苦労してしまいました。
約1時間、辛抱して登るとほぼ本谷が終了します。
本谷の向こうに見える稜線は旧道の稜線です。
11:15分、山頂に到着です。
ここまで約6時間、その半分が雪の上です。
枝沢からの落石や雪崩に注意しながら登らなければなりません。
また、沢が開いている個所では高巻きをどうするかの判断が求められます。
本谷は、そういった総合力を試されるルートです。
今回のメンバーです。
左からOn氏、Sz氏、Mocoさん、私です。
新道から登ってきたグループが目の下に見えています。
最後となる雪の斜面を登ってきます。
夕張岳が見えています。
遠くには十勝連峰も見えています。
さあ、帰りは新道を使って下山します。
雪の壁を走るように降ります。
あっという間に山頂が遠くなります。
夫婦岩です。
鶯谷の分岐です。
今年はこの辺りでもまだまだ沢山の雪がありました。
14:00分、やっと下山できました。
「太陽の里」では桜が満開を迎えていました。
満開の桜と芦別岳、きれいでした!!
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