今月は大雪山・黒岳へスキーに行くことになっています。
22日の予定なのですが、その前にスキーにシールを貼って斜面を登る練習をしようということになりました。
Omさんからの要望なのですが、近くの山でいいといいます。
札幌は11月に40センチを超える積雪があったのですが、それ以後の暖気ですべて融けたしまいました。
しかし、近郊のスキー場は雪が残っているのでオープンしています。
手稲山もスキー場はオープンしているのですが、例年に比べると雪が少ないのです。
最初の予定では、今は使われていない千尺コースを登ろうかということでしたが、ここには雪がないのです。
しかも、「鹿駆除地域・立入禁止」の張り紙があります。
これではここを使うことはできません。
そんなことで山頂に近い方が雪が残っているということで、パラダイスヒュッテから上に向かって登ることにしました。
12月14日(月曜日)
9:30分、パラダイスヒュッテの手前にある駐車場から出発します。
ここから西に向かって林道があります。
幸いに雪はあります。
5分ほど歩くと白樺林の中に立派な山小屋が見えてきます。
この山小屋は、北海道大学が所有しています。
一般の人達も週末は利用することができます。
どんどん林道を歩きます。
20分ほど歩いたところから左手に向かって登ります。
ここから登りだしてすぐです。
スノーシューの足跡の横に手の平ほどの大きさの足跡があります。
よく見ると雪に付いている足跡には先に爪が食い込んだような跡が見えるのです。
どうやら熊さんの足跡のようです。
札幌は、近郊の山に熊が住んでいます。
手稲山は奥の方が定山渓まで繋がる広大な山域となっています。
ここを根城にしている熊が時折里へ出てきてニュースとなるくらいなのです。
熊さんと私たちの行く先は違いますので気にしないで歩きます。
高度が上がるに従って斜面がどんどん急になってきます。
そして見晴らしも良くなってきます。
目の前には日本海の海が広がります。
そして、水辺線近くには雪で真っ白になった暑寒別岳など増毛の山塊が見えています。
稜線が間近になってきたのですが、傾斜が増しただけでなく雪面が堅くクラストしています。
おまけに雪が少ないため木の枝が雪から出ており進路を遮ります。
Omさんはスキーーアイゼンを付けたのですが、私は付けずに頑張ります。
12:10分、苦労の末稜線まで登ってくることができました。
目の前には手稲山の山頂部がまるで船の舳先のような岩盤の上に見えています。
そして、遠くにはなんと噴煙を上げている樽前山が見えるではありませんか。
余市岳、恵庭岳、羊蹄山も山頂部がチョコっと顔を出しているではありませんか。
写真を写したり、汗をかいた身体を太陽の日差しで暖めます。
さて、今回は登ってきたルートを降るわけにはいきません。
雪が少ないので灌木が邪魔になってスキーどころではないからです。
山頂部の岩稜部の左手を登ります。
この登りが一筋縄ではいかないのです。
岩の上から落ちる雪が堅く締まりおまけに急な部分があります。
身長にルートを選びなんとか越えることができました。
実はこの山頂部の下には札幌オリンピックが行われたときの男子大回転コースがあります。
そのため、この斜面をバックカントリースキーを楽しむために来る人達が沢山います。
12:45分、旧ロープウェイ山頂駅の前でシールを外します。
ここまで来るとあとはテイネスキー場を降るだけです。
まずは、ロッジで一休みします。
スキー場はガリガリの斜面です。
それを一気に降って今日の登行練習は終了です。
さあ、次は22日の黒岳です。
天気がいいことを祈るだけです。
22日の予定なのですが、その前にスキーにシールを貼って斜面を登る練習をしようということになりました。
Omさんからの要望なのですが、近くの山でいいといいます。
札幌は11月に40センチを超える積雪があったのですが、それ以後の暖気ですべて融けたしまいました。
しかし、近郊のスキー場は雪が残っているのでオープンしています。
手稲山もスキー場はオープンしているのですが、例年に比べると雪が少ないのです。
最初の予定では、今は使われていない千尺コースを登ろうかということでしたが、ここには雪がないのです。
しかも、「鹿駆除地域・立入禁止」の張り紙があります。
これではここを使うことはできません。
そんなことで山頂に近い方が雪が残っているということで、パラダイスヒュッテから上に向かって登ることにしました。
12月14日(月曜日)
9:30分、パラダイスヒュッテの手前にある駐車場から出発します。
ここから西に向かって林道があります。
幸いに雪はあります。
5分ほど歩くと白樺林の中に立派な山小屋が見えてきます。
この山小屋は、北海道大学が所有しています。
一般の人達も週末は利用することができます。
どんどん林道を歩きます。
20分ほど歩いたところから左手に向かって登ります。
ここから登りだしてすぐです。
スノーシューの足跡の横に手の平ほどの大きさの足跡があります。
よく見ると雪に付いている足跡には先に爪が食い込んだような跡が見えるのです。
どうやら熊さんの足跡のようです。
札幌は、近郊の山に熊が住んでいます。
手稲山は奥の方が定山渓まで繋がる広大な山域となっています。
ここを根城にしている熊が時折里へ出てきてニュースとなるくらいなのです。
熊さんと私たちの行く先は違いますので気にしないで歩きます。
高度が上がるに従って斜面がどんどん急になってきます。
そして見晴らしも良くなってきます。
目の前には日本海の海が広がります。
そして、水辺線近くには雪で真っ白になった暑寒別岳など増毛の山塊が見えています。
稜線が間近になってきたのですが、傾斜が増しただけでなく雪面が堅くクラストしています。
おまけに雪が少ないため木の枝が雪から出ており進路を遮ります。
Omさんはスキーーアイゼンを付けたのですが、私は付けずに頑張ります。
12:10分、苦労の末稜線まで登ってくることができました。
目の前には手稲山の山頂部がまるで船の舳先のような岩盤の上に見えています。
そして、遠くにはなんと噴煙を上げている樽前山が見えるではありませんか。
余市岳、恵庭岳、羊蹄山も山頂部がチョコっと顔を出しているではありませんか。
写真を写したり、汗をかいた身体を太陽の日差しで暖めます。
さて、今回は登ってきたルートを降るわけにはいきません。
雪が少ないので灌木が邪魔になってスキーどころではないからです。
山頂部の岩稜部の左手を登ります。
この登りが一筋縄ではいかないのです。
岩の上から落ちる雪が堅く締まりおまけに急な部分があります。
身長にルートを選びなんとか越えることができました。
実はこの山頂部の下には札幌オリンピックが行われたときの男子大回転コースがあります。
そのため、この斜面をバックカントリースキーを楽しむために来る人達が沢山います。
12:45分、旧ロープウェイ山頂駅の前でシールを外します。
ここまで来るとあとはテイネスキー場を降るだけです。
まずは、ロッジで一休みします。
スキー場はガリガリの斜面です。
それを一気に降って今日の登行練習は終了です。
さあ、次は22日の黒岳です。
天気がいいことを祈るだけです。