昨年は神戸の女性達(みいちゃんと夜行虫さん)をトムラウシ山に案内しました。
今年は日高幌尻岳に行ってみたいということで案内してきました。
日高幌尻岳は百名山に名前を連ねているのですが、そこは日高、なかなかの何コースが待ちかまえています。
一般的なルートは額平川を沢登りして幌尻山荘に1泊、翌日、尾根を登り山頂に到達します。
しかし、このルートは幌尻山荘の宿泊は事前に予約が必要なこと、そして、その予約がなかなか取れないのが難点です。
さらに、数年前からは途中の林道もシャトルバスに乗らなければいけなくなっています。
こうでもしないとオーバーユースになってしまうのでこのような制限も致し方のないことだと思っています。
このルート以外では、今回歩いた日高町から入るぬかびら岳ルート、新冠川からのルート、戸蔦別川からのルートがあります。
ぬかびら岳からのルートは沢登りの部分がそれほど長くなく、しかも、夏靴でも大丈夫という点が特徴となっています。
そんなことで、7月の三連休(13日~15日)を使って案内することになりました。
7月12日(金曜日)
この日は仕事を終えてから千歳空港入りするというハードスケジュールです。
みいちゃんと夜行虫さんは、8:50分到着予定の神戸便が少し遅れて千歳に無事到着、さらに、今回、緊急参加したクロさんも羽田から15分ほど経ったところで無事に到着。
早速、日高町に向かいます。
今回は、前泊を日高町として北海道山岳連盟が所有している登山研修所を借りることにしました。
1泊1人当たり8百円、場所は日高町千栄にあります。
廃校した中学校を利用して研修所を開設しています。
中学校の校舎そのものと隣接する教員住宅の1戸を利用したロッジがあります。
今回は、4人と少人数ですのでロッジの方を借りました。
途中のコンビニで翌日の朝食を買い込みロッジに着いたのは11:30分過ぎです。
さっそく、布団を借りてお休みなさい!
翌日は、4時起きの予定を睡眠時間を確保するため5時起きとします。
7月13日(土曜日)
予定どおり5時に起きて出発の準備をします。
外は快晴で暑くなりそうです。
この建物がロッジです。
林道を走り、ぬかびら岳の登山口に着くと、そこには、10台以上の車が止まっています。
一番隅に1台駐車できそうなので割り込みます。
出発準備も終え、いざゆかん!
日射しが強く暑くなりそうな1日ですが、まだ日陰となって涼しい林道を取水ダム目指して歩きます。
1時間ほど歩くと左手に取水ダムが見えてきます。
ここからはいよいよ登山道に入ります。
まずは左岸の巻き道をドンドン歩きます。
途中で熊の糞を発見、暗緑色の糞であることから若い草や蕗などを食べているのしょう。
遙か上の方に稜線が見えてきます。
二股からも左岸を歩きます。
やがて沢が細くなり最初の渡渉点となります。
ここからは、巻き道を歩きながら沢を渡っていきます。
ドンドン歩いていくと沢音が大きくなってきます。
目の前に滝が現れてくると沢から尾根への取り付き点です。
ここからは急斜面に切られたジグザグのつづら折りの登山道を登ります。
もういい加減にしてくれと思った当たりでトッタの泉に到着です。
細い流れですが冷たくて美味しい水です。
ここで水を詰め込みます。
みいちゃんと夜行虫さんはそれぞれ2リットル、私は5リットル、クロさんは4リットル、これだけあれば充分でしょう。
今日は暑いので途中でのどが渇いたら遠慮無く水を飲むようにいいます。
今日のような天気で一番気をつけなければいけないことは熱中症です。
担ぎ上げる水の量を気にして飲まなければ脱水症状を起こし熱中症になってしまいます。
この点には十分に気をつけて登ります。
急斜面が続きます。
ザックの重さに耐えて一歩一歩をしっかり歩きます。
一度だけ雪渓が出てきます。
ここは慎重に歩くようにいいます。
本州の人たちは雪渓の上を歩くのが慣れていないので注意が必要です。
疲れた心を癒してくれるのが花です。
短いハシゴを2段登るとやっと稜線に到着です。
ここまで来ると目の前には大きな日高堀尻岳がドーンと大きな姿を見せてくれます。
ここで一休みます。
ここまで来れば今日のテントサイトとなる北戸蔦別岳はすぐそこです。
北戸蔦別岳の山頂が見えています。
ぬかびら岳を象徴するかんらん岩です。
この辺りにはいろいろな高山植物が咲いており目を楽しませてくれます。
山頂から降ってくる単独の人がいます。
山頂にテントが張られているか聞くと2張り張っているといいます。
それでは、山頂のテントサイトは一杯なので途中に張れる場所がないか探しながら登ります。
最初にいい場所がありましたが、そこは先客がすでにテントを張っています。
北戸蔦別岳の山頂にもう一登りという場所にテントが張れそうな草地を見つけたのでここにテントを張ることにします。
13:30分、テントサイトを決めたのでお茶を飲んでのんびりして過ごします。
さすがに4か月振りに担いだ重いザック、身体に負担がきておりヘロヘロでした。
日暮れ時、雪渓が赤く輝きました。
雲が風に乗って幻想的な光景を見せてくれます。
今夜はのメニューは麻婆ナス、沢山食べて十分に休養を取ります。
食事を取り、珍しくお酒を飲んで今日の疲れを取ります。
真夜中に目を覚ましテントから外を見ると銀河がクッキリと白くなって見えます。
久しぶりに星空を間近に見ました。
明日もきっといい天気でしょう!
今年は日高幌尻岳に行ってみたいということで案内してきました。
日高幌尻岳は百名山に名前を連ねているのですが、そこは日高、なかなかの何コースが待ちかまえています。
一般的なルートは額平川を沢登りして幌尻山荘に1泊、翌日、尾根を登り山頂に到達します。
しかし、このルートは幌尻山荘の宿泊は事前に予約が必要なこと、そして、その予約がなかなか取れないのが難点です。
さらに、数年前からは途中の林道もシャトルバスに乗らなければいけなくなっています。
こうでもしないとオーバーユースになってしまうのでこのような制限も致し方のないことだと思っています。
このルート以外では、今回歩いた日高町から入るぬかびら岳ルート、新冠川からのルート、戸蔦別川からのルートがあります。
ぬかびら岳からのルートは沢登りの部分がそれほど長くなく、しかも、夏靴でも大丈夫という点が特徴となっています。
そんなことで、7月の三連休(13日~15日)を使って案内することになりました。
7月12日(金曜日)
この日は仕事を終えてから千歳空港入りするというハードスケジュールです。
みいちゃんと夜行虫さんは、8:50分到着予定の神戸便が少し遅れて千歳に無事到着、さらに、今回、緊急参加したクロさんも羽田から15分ほど経ったところで無事に到着。
早速、日高町に向かいます。
今回は、前泊を日高町として北海道山岳連盟が所有している登山研修所を借りることにしました。
1泊1人当たり8百円、場所は日高町千栄にあります。
廃校した中学校を利用して研修所を開設しています。
中学校の校舎そのものと隣接する教員住宅の1戸を利用したロッジがあります。
今回は、4人と少人数ですのでロッジの方を借りました。
途中のコンビニで翌日の朝食を買い込みロッジに着いたのは11:30分過ぎです。
さっそく、布団を借りてお休みなさい!
翌日は、4時起きの予定を睡眠時間を確保するため5時起きとします。
7月13日(土曜日)
予定どおり5時に起きて出発の準備をします。
外は快晴で暑くなりそうです。
この建物がロッジです。
林道を走り、ぬかびら岳の登山口に着くと、そこには、10台以上の車が止まっています。
一番隅に1台駐車できそうなので割り込みます。
出発準備も終え、いざゆかん!
日射しが強く暑くなりそうな1日ですが、まだ日陰となって涼しい林道を取水ダム目指して歩きます。
1時間ほど歩くと左手に取水ダムが見えてきます。
ここからはいよいよ登山道に入ります。
まずは左岸の巻き道をドンドン歩きます。
途中で熊の糞を発見、暗緑色の糞であることから若い草や蕗などを食べているのしょう。
遙か上の方に稜線が見えてきます。
二股からも左岸を歩きます。
やがて沢が細くなり最初の渡渉点となります。
ここからは、巻き道を歩きながら沢を渡っていきます。
ドンドン歩いていくと沢音が大きくなってきます。
目の前に滝が現れてくると沢から尾根への取り付き点です。
ここからは急斜面に切られたジグザグのつづら折りの登山道を登ります。
もういい加減にしてくれと思った当たりでトッタの泉に到着です。
細い流れですが冷たくて美味しい水です。
ここで水を詰め込みます。
みいちゃんと夜行虫さんはそれぞれ2リットル、私は5リットル、クロさんは4リットル、これだけあれば充分でしょう。
今日は暑いので途中でのどが渇いたら遠慮無く水を飲むようにいいます。
今日のような天気で一番気をつけなければいけないことは熱中症です。
担ぎ上げる水の量を気にして飲まなければ脱水症状を起こし熱中症になってしまいます。
この点には十分に気をつけて登ります。
急斜面が続きます。
ザックの重さに耐えて一歩一歩をしっかり歩きます。
一度だけ雪渓が出てきます。
ここは慎重に歩くようにいいます。
本州の人たちは雪渓の上を歩くのが慣れていないので注意が必要です。
疲れた心を癒してくれるのが花です。
短いハシゴを2段登るとやっと稜線に到着です。
ここまで来ると目の前には大きな日高堀尻岳がドーンと大きな姿を見せてくれます。
ここで一休みます。
ここまで来れば今日のテントサイトとなる北戸蔦別岳はすぐそこです。
北戸蔦別岳の山頂が見えています。
ぬかびら岳を象徴するかんらん岩です。
この辺りにはいろいろな高山植物が咲いており目を楽しませてくれます。
山頂から降ってくる単独の人がいます。
山頂にテントが張られているか聞くと2張り張っているといいます。
それでは、山頂のテントサイトは一杯なので途中に張れる場所がないか探しながら登ります。
最初にいい場所がありましたが、そこは先客がすでにテントを張っています。
北戸蔦別岳の山頂にもう一登りという場所にテントが張れそうな草地を見つけたのでここにテントを張ることにします。
13:30分、テントサイトを決めたのでお茶を飲んでのんびりして過ごします。
さすがに4か月振りに担いだ重いザック、身体に負担がきておりヘロヘロでした。
日暮れ時、雪渓が赤く輝きました。
雲が風に乗って幻想的な光景を見せてくれます。
今夜はのメニューは麻婆ナス、沢山食べて十分に休養を取ります。
食事を取り、珍しくお酒を飲んで今日の疲れを取ります。
真夜中に目を覚ましテントから外を見ると銀河がクッキリと白くなって見えます。
久しぶりに星空を間近に見ました。
明日もきっといい天気でしょう!