みこの手仕事

手作り大好きの私がその日の出来事など書いています

今度はこんな本を

2018-11-14 16:32:25 | 読書
工事の人が入っていると落ち着いて手織りなど出来ない。
お茶の時間などがきになって。

そんな時に順番が回ってきた曽野綾子さんの「夫の後始末」を読んでいました。
丁度私が主人を亡くした後に書かれた本なので読んでみたくなり,リクエストして、やっと順番が回て来たのです。
ご主人が三浦朱門さん、90歳を過ぎたころからあちこちの機能障害を起こすようになって、いよいよ介護が必要と思ったということです。
この本も「自宅で夫を介護する」というテーマで書くつもりだったけれど1年1か月で亡くなってしまったので「夫の後始末」という表題にしたのだそうです。

読んでいるとなんだか主人のことがいろいろと思い出されてきます。

主人は亡くなる前日,、お盆で息子たちが来ていて、皆で病院に主人な顔を見に行き、K子さんの実家が梨園をやっているのでせっかく来たのだから皆でと、,梨狩りに行ったのです。

主人には「梨をもって明日来るからね】と言って帰ってしまったのです。
梨狩りの帰りにもう1度主人に「行ってきたよ」と報告したかったのだけれど夕飯の支度が気になって、病院には寄らなかったのです。て、あとで後悔したのですが。

そんな次の朝、病院から「主人が危ない」と電話が有ったのです。
でも考えようによっては二人の息子の家族と最後に会うことができ、話も出来たので、主人はもういいこれで十分と思ったのかもしれません。

この本に書いてあるのですが日野原先生のお話として、人間の臨終を楽にする方法として胃瘻
(終わりの見えない戦い)気管切開(人と話す機能を無くしてしまう)多量の点滴(体の細胞を溺死体のようになり、痰が増えて苦しむだけ)なのですって。
そういわれてみると主人が入院していた時も他の患者さんの所に看護婦さんが痰の吸引に良く来ていたのを思い出します。主人は痰の吸引はしてもらったことがないようでした。
高齢だったのでその機能も無くなっていたのかな。

私の最後はどうなのかな。3つの事はしてもらわない様にしよう。延命治療は結構だからと。

なんだかこの本を読んでいたら、いろいろ思い出してしまいました。長いブログになってしまってごめんなさい。





コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 外壁塗装やっと終了です | トップ | 妹の手織り教室 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

読書」カテゴリの最新記事