織も一段落をして織りたいものが見つからないので、箱の中から見つけ出して父の丹前を解くことにしました。母が亡くなった時に何かになるのではないかともらってきたのです。もう50年ぐらい前の物かな。
暖房などのない時代。有るのは炬燵位。
夜風呂上りなど湯冷めをしないように、父に着せようと思って作ったのでしょう。
実家は商売をしていたので日中はできません。
きっと夜なべをとして縫っていたのでしょう。
綿も入っていて解きにくかったけれど両親を思い出しながら解きました。
両親を思い出すことなどあまり無くなってきているけれど、こんなことをしていると思い出してきます。
私もいろいろな趣味があって、裂き織でバックを作ったり、パッチワークでベットカバーを作ったり、と色々なものがあるけれど、子供たちにとってはかたずけるのに迷惑かな。と言って作らないのは退屈。コロナの今、家でやることが有って楽しめているのだけれど。
もう1枚丹前あるので又そのうちに解くことにしよう。