叱るまい。

何年か前の読売新聞のぷらざ欄に８７歳の男性が奥さまの介護をしていらっしゃるという事を書いていました。

「叱るまい　愛する人を」という記事でした。奥様が粗相をしてしまうとつい大声で叱ってしまうというのです。

夜、奥様が寝てから「「ごめんね、ごめんね」と語りかけて、自分の目から流れてくる涙をそっと拭いて、「明日も頑張ろうね」と寝ている奥様に語りかけているという記事でした。

私もこの記事、とっても印象に残っていて、切り取り、財布の中に入れて大事にしているのです。

我が家の主人もなかなか私の言う事を聞いてくれない時等、大声を出してしまったり、放っておいたりしています。

ボロボロになってしまったこの切り抜き、財布の中から出して私の反省として読んでいます。
今の私がこの心境です。