みこの手仕事

手作り大好きの私がその日の出来事など書いています

横糸つくり

2007-02-17 21:39:27 | 手作り(手織り)
今織っておる咲き織りも大分出来たので次に何を織ろうかと思案中。
とにかく横糸を作らなくては。
布を織っておけば何にでも加工が出来るので取り合えず暇に任せて織っておこうと思う。

私の性格で何かをしていないとつまらない。面白かったりすると凝ってしまう。
寒いときはマフラーばかり織っていたけれど暖かくなると必要なくなるので、今は裂き織り。

いらないものが使えるものになるのが面白い。私のもったいない精神にぴったり。パッチワークの時も要らなくなった洋服や炬燵布団の表地を利用してベットカバーを作った。そのうちしますね。


左は主人の母が着た着物らしい(私が結婚した時にはもう亡くなっていて知らないけれど)。
主人に「これ知ってる」と聞いたら、「母親のだ」と言っいたので、いつも来ていたのだろう。解き、洗ったらぼろぼろになってしまったけれどよいところだけを裂いてみた。もう100年以上前の布だと思う。バックにでもなったらうれしいのだけれど。

真ん中は布団、私が子どもの頃はこんな布団を使っていたのです。
秋には布団をといて、綿は打ち直しにだし、表は家で洗い張りをして、新しい布のようにし、母が布団を作ったものです。寒い冬を暖かく寝られる様にと言う母親のやさしさです。
布団では使えなくなると母が解いて大きな物を包んで、しまう時に使うようにと風呂敷にしてくれました。
こんな色の布はあまりないので濃い色などの時ちょっと入れると又面白いがらいなります。

左は母の着物だろうと思う。着ていた記憶がない。
亡くなった時、整理をしていたら布地としてあったので何かに使えるのではないかと貰ってきた。

昔のものを見ていると色々と思い出が浮かんできて懐かしい。
娘だとこんな風に思い出してくれるのかな。
私には息子二人。色々作ってあっても最後は邪魔になって捨てられるのかもしれない。
友達とそろそろ身辺整理を始めた方が良いね。などと話している。
この間、タオル掛けを作るといったら「いずれはごみになるのよ」と友達に言われたっけ。

手芸の嫌いな人はそうなのかも知れないが、好きな人はごみになるという感覚はない。作る過程が楽しいのだから。

コメント (2)
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