ひとり気ままに

バツイチ女のひとりごと。離婚した人も、離婚を考えている人も、そしてこれから結婚する人も、「気ままな話」を聞いてください。

本当の最後の日

2015-01-11 20:00:26 | 日記・エッセイ・コラム

2015年1月11日(日)

今日は父の本当の四十九日。

すでに法事は済ませていたが、父はこれであちらの世界に旅立っていく。

そして、私も喪が明ける。

 

徒歩で約20分のところにお墓はある。

風が強い中お墓参りに行った。歩きながら涙が止まらない。

これで本当に父とお別れになってしまうと思った。

 

父が亡くなってから自分の中の何かが違う。

私を愛し、守ってくれた人がいなくなった悲しみを感じている。

どんどん私はひとりになってしまうと。

 

アパートの更新の連絡がきた。

保証人を父から弟に変更するのだが、今まで私の後にいた弟に抜かされた感じがして悔しかった。

小さい時、いつも守っていた弟に守られる?何だか情けない気持ちがした。

 

まあ、今の私の立場からした仕方がないことだが、父親の大きさをつくづく感じる。

悲しいけど、お疲れさまと手を合わせた。

 

喪中だったので鏡餅はないが、鏡開きなのでお汁粉を食べた。

昨日の寝不足で甘い物が美味しい。

 

明日は成人の日で世の中はお休みだが、私の工場は出勤日。

12月の天皇誕生日といい、年末年始に休みがあるから出勤日にして、年休奨励日となっている。

私も年休を取りたいが、16日に年休を取るので出勤することにした。

 

さて、喪が明けたことだしちょっと活動的にならなくちゃね。

最初にやりたいことは・・・

 

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【本】 グロテスク

2015-01-11 09:11:11 | 本と雑誌
グロテスク
桐野 夏生
文藝春秋

2003年に発刊された本。

たぶん、その年か翌年に会社の後輩から渡された。

「これ読みますか」

「あ、貸してくれる。でもなかなか読めないかな」

「私、読んだからあげますよ」

本をめくってびっくり。1ページが2段に分かれ、細かい字がびっしり印刷されている。

ページ数は536。

読み始めたが面白くなくってまったく進まない。もともと小説は苦手なのだ。

今までに3回くらいチャレンジしたが、最終的に196ページに栞がはさまっていた。

 

今回読むきっかけとなったのは「禁断の25時」を読んだ後、Webで「東電OL殺人事件」で検索するとこの本の名前が出てきた。

借りて10年経っても読み切ることのできない本。本棚の中の目立つ所に入れてあった。

すでに読んだ部分も忘れてしまっているので最初から読みなおした。

 

相変わらず読みにくい。なぜなら主人公に気持ちが入らない。私の中に無い気持ちを持っているからであろう。

それよりも娼婦になって殺されてしまった、妹のユリコや同級生の和恵(東電OLがモデルとなっている)の方がわかりやすい。

ただ、ここだけは主人公の気持ちがわかった。

Q学園での高校生活。お金持ちに着いていこうとすることも、勉強でトップになろうということもあきらめ、小学校からあがって大きい顔をしている人を鼻で笑っていたのに、自分が高校から大学に上がった時には、それをひけらかしていた。

ここに登場する人たちの多くが「他人にどうみられるか」ってことに心を奪われ、生きにくい人生を歩んでいるのだ。

男を好きでもなく、SEXも好きではない主人公。

男が嫌いで、SEXが好きな妹のユリコ。

男が好きで、SEXが嫌いな和恵。

最後は簡単で何かしっくりこない終わり方だった。

 

読み終わって、後輩が私にこの本をくれた理由がわかった。

当時の私は男が好きで、SEXが好きだった。

当時の年齢は38歳。殺されたユリコや和恵とほぼ同じ年。

「あなたはもう体を売る年ではないのよ。いつかは殺されるかも。すでにあなたは壊れているのだから」そんな警告をしたかったのだろうと思う。

当時、体を売っていたわけではない。

男に言わせれば「おばさんにお金など払えない」なのかもしれない。

 

10年以上が過ぎてこの本を読み終わって後輩に感謝が出来る。

たぶん、当時だったら何にもわからなかっただろう。

壊れていた私を救ってくれた人々に感謝する。

 

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久しぶりのけだるさ

2015-01-11 06:43:29 | 日記・エッセイ・コラム

久しぶりの達成感と満足感。

気がついたら、外は黄金色だった。

昨日の夕暮から食事も取らずに熱中していた。

終わって何だか涙が出そうだった。

いつもなら途中でダウンしちゃうのに、いや今日だって昼間に一度ダウンしている。

取り組み直しってことで夕方から始めたら、一気だった。

大して面白くもなかったのに(笑)

水分補給のためのジュースとお菓子の空袋と散らかってしまったお菓子のくず。そしてティッシュのごみ。

ちゃちゃと片付けて少し眠ろう。

久しぶりに徹夜をしてしまった。

原因はこれ。詳しことはまたあとで。お休みなさい。

グロテスク
桐野 夏生
文藝春秋

 

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