ひとり気ままに

バツイチ女のひとりごと。離婚した人も、離婚を考えている人も、そしてこれから結婚する人も、「気ままな話」を聞いてください。

アルコール依存症 その1

2005-11-30 17:46:42 | 健康・病気
みなさんのコメントを読んでいて、主人の病気について、話しておこうと思いました。
誰かの参考になったら、うれしいです。

主人は、小学生の時に登校拒否児でした。
学校から、施設に入ることを進められ、1年半くらい入っていたそうです。
中学になり、家に戻り、通学していましたが、再び登校拒否を起こし、「就職したら卒業してもいい」といわれ、調理師になりたかった主人は、和食のお店に勤め出しました。

人の目をとても気にする人で、ちょっとしたことで、出勤拒否をし、お店を転々としていました。

私と知り合ったときは、17歳でしたが、スナックのカウンターの中にいました。
その前まで、個人のレストランで働いていたのですが、バイクで事故を起こし、仕事に出られなくなったのがきっかけで、辞めてしまったそうです。

25歳で私と結婚しました。つき合っている間も、いくつか仕事を変えたのですが、結婚するときに働いていたレストランには4年近く働いていたので、これで安心かな。とも思っていました。

基本的に、身体も心も弱い人でしたから、皆勤手当をもらうことはありませんでした。
結婚して半年。身体がだるくて起きられない・・・
ここから病気の生活が始まりました。

なかなか病院にも行こうとせず、このまま仕事を辞めてしまうのかしら?と思う不安の日々。
「私も病院に付いて行くから」と仕事を休み、病院に行きました。
検査の結果、即入院。病名は「肝炎」
お酒が好きだった主人。みんなから「飲み過ぎだ」と言われていました。
1週間ほど入院して、仕事にも復帰しましたが、身体のだるさは続くようで、欠勤日数が増えていきました。
個人経営のレストランで、コックが一人休めば大変なこと、もちろん解雇を言い渡されました。

とても悔しかったそうです。
「マスターが病気で休んでいる間、自分は朝から晩まで、そして休みもなく働いたのに、働けなくなったらポイか」と泣いていました。
ここから、本当の病気が始まります。1993年6月、主人25歳。

コメント

紙切れ1枚の重さ

2005-11-28 18:39:01 | ブログ
心を開かない理由は・・・のコメント読んで、また考えました。

紙切れ1枚の重さ。

主人が働かなくなったとき、税金や保険を私が払いました。
夫婦だから当然なのですが、「なぜ私が・・・」と思いました。
将来も一緒ですから、滞納していたおかげで、年金がもらえない事態が起きたら、困るのは私。
そう納得して、払いました。

主人と離婚した本当の理由。
怖かったのです。責任が・・・
主人の病状はどんどん悪化します。
私が仕事に行っている間に、家の中がめちゃくちゃになっていることもありました。
「電子レンジが火を噴いていた」とか。
「炊飯器から、変な音がしていた」とか。
もちろんそれぞれが、めちゃくちゃに壊されていました。
幻覚、幻聴がひどかったのです。

ある日、家に帰ると「ファンヒーターがなくて寒いよ」と主人。
庭に出ると、真っ黒になったファンヒーターが転がっていました。
朝、灯油は満タンでした。
主人に聞いても、「なぜそこに真っ黒なファンヒーターがあるのかがわからない」との返事。
たぶん自分で燃やしたのでしょうが、記憶がないのです。

「2階にすむ人がうるさい」と怒鳴りに行ったり、不動産屋に苦情を言ったり。
ある時思いました。
「この人いつか、事件を起こす」と。
そのためにも、病院に入れたかったのですが、アルコール依存症の場合、自分が治りたいという意志がないと、病院から出されてしまうのです。

紙切れ1枚の重さ。
ここで、主人が事件を起こしたら、そのとき私は人殺しの妻になる。
責任は、私が全部とらなくてはいけない。
私の人生どうなるのだろう?
主人を好きでいることは、この紙がなくてもできるけど、責任は・・・

それが私の離婚理由。
恥ずかしいのですが、自分を守ることを第1に考えました。
「主人の事守るのは私しかいない」てずっと思っていたのに・・・
人間て自分勝手なんだ。とすごく思いました。

相手の人生を背負うってこと、本当に好きにならないとできないことだと思います。

「ボクが守るから・・・」を信じられないのも、自分ができなかったから。
最後の最後では、やっぱり自分を守るのだろうと思っているから。

紙切れ1枚の責任を再び背負いたくない。だから再婚したくない。と思うのです。
でも、隣にいつも人がいることの居心地の良さも知っているので、その部分はほしいのです。

本当にわがままで、自分勝手な人間だと思います。

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心を開かない理由は・・・

2005-11-25 13:07:49 | ブログ
先日の「ボクが守るから」の記事に、多くの方がコメントを寄せてくれました。

私、いろいろ考えてみました。
なぜ、係長ではいけないのか?
なぜ心を開かないのか?
なぜ「ボクが守るから」の言葉に素直になれないのか?

導き出された答えは・・・
「再婚恐怖症」

前回の結婚で、「結婚の重さ」をひしひしと感じました。
隣にいる人は欲しい。でも、結婚はしたくない。
また、「結婚」という言葉に押しつぶされてしまうのではないか?
そんな思いが、頭の中をよぎります。

今の年齢、普通におつきあいを始めてしまい、特に問題もなければ「結婚」の話も出てきます。
大人ですから、ちょっとやそっとの癖なんて、誰にでもありますし、目をつぶろうと思えばつぶることもできます。
でもまた、作ったものが壊れていくのではないかという恐怖感。これに勝てないのです。

以前にも書いたと思いますが、ヒモ男を選ぶ理由もこのあたりにあります。
ヒモ男は、わたしと結婚しようとは言わない。

若い男の子と遊ぶ理由もこのあたりなのかな?
SEXフレンドも、私に結婚は要求しません。
一緒にいる事を要求されるのは、良いのですが、結婚は・・・

結婚すると逃げられない。
私は配偶者の人生まで責任もてない。

そんな思いが私の中にあるのでしょう。

逆に言えば、係長は「再婚」の位置に一番近いところにいる人だと思います。
だから、「心を開かない」「心を開いてはいけない」とガードしているのだと思います。

今の世の中、離婚や再婚が普通に行われていますが、本人たちの思いはいろいろ。
私が再婚するなら、その当たりもわかってくれる人が良いのです。
ここは、ヒモ男と共感できる部分でした。

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おでん

2005-11-20 22:12:07 | インポート
今日もつかれました。 コンビニのおでんと、缶チューハイで夕食です。 また、来週も頑張りましょ! 40歳独身女の独り言…1kqdvc00006_i.jpg


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ボクが守るから

2005-11-20 01:12:50 | つぶやき
酔ったときに必ず送られてくるメールの言葉

「ボクが守るから」

この言葉を使う男に心を許さない。


守るって何よ?
人は、人を助けることは出来ないのよ。
自分のことは、自分で守らなくちゃ。

この言葉を使う男は、まだまだ若い。
女なんて、簡単に守れると思っている。

妻や子供を守ることがどれだけ大変か。
そして、自分が守っていると思いながら、実は守られていたりする。
でも、それが夫婦だったり、家族だったりするのだろう。

主人は言った。
「地震や火事が起きたら、お前を置いて俺は逃げるから」
そう言ってもらうほうが気が楽。
「守る」と言っておきながら、逃げたりしたらがっかり。
ある意味、正直な主人。だから好きだった。

ヒモ男、「俺、悪い奴だから」
初めからそう私に言った。
ウソじゃない。だから好きになったのかもしれない。


私ね、素直な人が好きなのよ。ウソつかない人。
出来るか出来ないかわからないことを、できるかのように言う人には、心開きませんから。






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