北部方面低音隊~

ベースとシンセサイザーが好きなおじさんです。
音楽や楽器等気になったことをつづっていきたいと思います。
よろしく。

初めてのALBIT~ALBIT GW-1B

2021年04月20日 00時18分18秒 | エフェクター

久々に北の大地は雨が降り続いてます。
こんなに週末に雨が降るのもずいぶん久しぶりな気がします。

先日から、新たな歪みペダル探しの旅にでておりまして
いろいろ値段の高い物からコスパの良い物まで
検討しておりました。

最近はエフェクターも有名メーカーから
手作り物までいろいろなメーカーが増えまして
私もまだまだ試したことのないメーカーがいっぱいあります。

先日購入したエレキギター用のオーバードライブも
YOUTUBEで見て音が気に入った購入した
MAD PROFESSOR (AMBER OVERDRIVE)
というメーカーも初めてでした。

色も黄色オレンジ系で筐体もコンパクトでかわいい感じでした。
残念ながら低音がかなり痩せるのでベースには流用できない感じでした。
ギター用のペダルをベースに流用するのはなかなか難しいですね。

今回紹介するのはベース用のエフェクターです。
私が歪系ペダルの師と仰いでいる方がいるのですが…
その方がとあるメーカーさんにギター用として販売されたブースターの
ベース版も作成してよとお願いしてできたのが実際に売り出されたのが
ALBIT GW-1B になります。
また、その方から歪みペダルとしてコスパ的におすすめされた一品でもありますね。

HPから製品の紹介を抜粋します。

現在では入手困難なゲルマニウムダイオードを使用した、一般的なシリコンダイオードとは一味違うサウンドを作り出すことが可能なブースターです。
ゲルマニウムダイオードを歪ませると、角の取れた丸みのある波形になり、真空管を歪ませた際の波形に近く、アンプを歪ませているようなサウンドが特徴です。
アンサンブルの中でも埋もれずに、ライブやレコーディングなどでも、一際抜けたサウンドが実現可能です。
また、ゲインをブーストできるスイッチを装備しており、クリーントーンからリードサウンドまで、幅広くカバーができます。

私の場合、ヘッドフォンで使用するケースが多いので、
どうしても、低音痩せとノイズに関してはかなり厳しいチェックになります…
まず、低音痩せですが、
さすがにベース用エフェクターだけあり、低音痩せはないですね。
音の傾向はミッドローが少し強調される感じですが、ローが消えるわけではありません。
実際 ATELIER Z の Beta6 で使ってみましたがLOW-B弦、問題なしです。
多弦ベース使用でも全く問題ありません。

あとノイズ。これはすごく惜しいのですが…
ごくごくわずかに感じます。
もちろんヘッドフォン使用じゃなきゃわからないレベルですので、
エフェクターとしてはかなりのレベルだと言ってかまわないと思います。
ただ、これがおもしろいことに、きちっとセッティングして音を出すと全く感じません。
それに TONE をあげれば増えるという物でもないですし、DRIVE や GAIN をあげたから急に目立ってくるという性質のものでもないです。
ですので、エフェクターの作りとしてはすごくよく出来ているのではないでしょうか。

さて、見た目の感想になりますが、まず、箱から取り出してみて、最初に思ったのは
筐体が思った以上にコンパクト!
そのせいかわかりませんが非常に作りがよさそうな印象をうけます。
ALBIT のエフェクターは初めて使うのですが、ファーストインプレッションから好印象です。

で、肝心な音の方なのですが、、一言で言うと「マッシブ」な感じ。
ブースターと言いつつ、かなりのレベルまで歪みます。
ブーストスイッチをオンなんかにすると、もう12時くらいでオーバードライブ領域に突入です。

音の傾向から行くと、相性はジャズベよりはプレベのほうが良いですかね。
歪みの質はナチュラルな感じですが線が細い感じではなくて、
個人的な印象ではかなり男っぽいエフェクターだと思います。

無駄な高音は目立たなくして、中音域をブーストして音抜けをよくしている
クリーンブーストだけでも音抜けが良くなりますね。
そういう意味ではドンシャリとは逆方向な感じですかね。
音をぎゅっと寄せている感じとでもいいましょうか。

それからアウトプットレベルがかなり大きいです。
つまり音がでかい。(^_^)
非力なパッシブなベースもパワフルなベースに大変身しますぜ、
旦那(^_^)

正直音がでか過ぎる印象で、
実際の使用では、8時くらいまでしか MASTER VOLUME をあげられません。
あげすぎてスピーカー吹っ飛ばさないように気をつけましょう。

あと、実際の電量消費量がカタログにも説明書にも書かれていないので
気になるのですが…

おそらく電池駆動もできるのでそんなに高くはないのかな。
20~30mA くらいですかね。

ただ、ここまで歪むとなると
実際にクリーンブースターとして使うのか、
それともオーバードライブとして使うのか、
悩むところですね。
まぁ、そういう意味では、その人の使い方次第というところですね。

あと個人的には TONE を BASS と TREBLE の2つのつまみだと
もっと良かったかな。

まぁ、TONE は一つで十分!というのもある意味自信の表れなのかもしれませんね。

ALBIT GW-1B 
コスパの良いブースター/オーバードライブです。

そういえば、 ALBIT さんにはもうひとつ TubeSound Booster For BASS / TB-1B
というのがあるんですね。

TUBE DRIVE と MASTER のつまみは二つのみ。これはすごくシンプルですね。
これもきっと自信の表れですね。

それから、ALBIT のエフェクターって一般的な1cmサイズの
エフェクタースイッチカバー使えないんですね。
紫のカバー掛けようと思ったらスイッチが小さすぎるようですね。
これも独自路線ということですね。(笑)


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2 コメント

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Unknown (Iga)
2021-04-20 11:15:09
GW-1Bを入手されたのですね~。
悪くは無いでしょ?(笑)
実際、この価格帯ではピカイチの出来映えだと思います。
アルビットと言うと、ちょっとマニアックなメーカーというイメージですけど、実はハイコストパフォーマンスな製品が多かったりします。
私も近日中にクリーンブースターの【CB-1B】を試奏する予定です。

電池駆動が出来ないので推薦はしませんでしたが、純粋に音色重視で選ぶのであれば、現在個人的に『No.1』のポジションなのはフリー・ザ・トーンの【Black Vehicle Bass Overdrive BV-1B】ですね。
私自身、過去2回のライヴで実際に使ってみて、その高音質と高機能は体感、実証済みです。
お値段は正直高めですが、それだけの価値は十二分に有るどころか、お釣りが来るくらいの秀作だと思います。
機会が有ったら是非試してみて欲しいですね~。
返信する
真面目に作られたペダル (北部方面低音隊)
2021-04-20 12:14:43
初 ALBIT でしたが、以前からなんとなく持っていたマニアックで目立たないメーカーという印象が変わりましたね。
実際に A1992B pro もあの値段でもかなりの人気ですし、A1FD pro も評価高いですよね。コスパに優れた製品というのもうなづけます。
さて、フリー・ザ・トーンの【Black Vehicle Bass Overdrive BV-1B】 ですが…名前はきいたことありましたね…2スイッチで使い勝手よさそうですね。
「まさに異次元の高品質を誇るベース用オーバードライブが誕生!」あらゆるベースプレイヤーを虜にする極上のドライブサウンド!なんかめちゃめちゃ絶賛されてますね。スペックを確認すると…おっと200mAですか。さすがに電池駆動は無理な領域ですね。(笑)
ノイズが少なそうですね。ノイズチェッカーな私としては
気になります。意外と中古もでてるみたいなので機会があればGETして試してみたいと思います。
それにしても歪詳しいですね。いつも勉強になります。m(__)m
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