北部方面低音隊~

ベースとシンセサイザーが好きなおじさんです。
音楽や楽器等気になったことをつづっていきたいと思います。
よろしく。

最後の刺客~Bartolini NTMB Outboard Preamp~

2023年06月17日 14時52分24秒 | エフェクター

北の大地もだんだん夏っぽくなってきました。
職場ではまだコロナ感染が地味に続いている感じでして…
まだまだ私はマスクが手放せない感じです。(・・;)

さて、このブログで以前紹介した
バルトリーニのアウトボードプリアンプたちを覚えてますか?
3年前の2020年ですかね。

第1回目は
Bartolini NTBT Outboard Preamp
ノイズレスで温かみのあるベースらしいサウンド~

そして第2回目は
Bartolini TCT with MCT375 Outboard Preamp
芳醇な低音と適度なコンプ感~

そして今回、最後に登場するのは

Bartolini NTMB Outboard Preamp~
最後の刺客~
です。

実はこのプリアンプ廃盤でずっと探していたのですが、
デジマートでもヤフオクでも見つからなかったのに…
ある日、メ○カ○を覗いたら三つも出品されていて
なぜかどこにもない機材がここでは見つかったりしちゃうんですね。(^_^)

なぜ、ずっと NTMB に恋い焦がれていたかと言いますと…
私が大事にしている フレットレスベース
PEDULLA の HEXA BUZZ 。
その PEDULLA に搭載されているプリアンプは
バルトリーニ NTMB-918PG
いわゆる ミドルをスイッチでブーストする NTMB なんですね。

今年から使用しはじめている
YAMAHA TRBX のフレットレス。
これの内蔵プリアンプが全くもってフレットレスにマッチしないので…
是非 バルトリーニ NTMB で音出ししてみたかったのですね。

スペックのおさらいですが
最初に登場した NTBT は
Treble 10kHz
Bass 30Hz
(Tone Boost SW)
トーンブーストスイッチはミッドカットでドンシャリにするものです。

そしてその次に紹介した TCT with MCT375 は
Treble 4kHz
Middle 375Hz
Bass 30Hz

どちらも9V仕様ですね。

そして今回の NTMB は
Treblle 10kHz +/-16db
Middle +/-10db (250Hz/500Hz/800Hz)
Bass 30Hz +/-15db

NTBT を18Vにして
ミドル(3帯域)のブーストカットを可能にした感じになってます。

しかし、噂では NTBT とはブーストカットの効き方が違うようです。
NTBT はもう手放したので比べられないのですが…

PEDULLA の BUZZ は
Treblle 10kHz
Bass 30Hz
に Middle ブーストスイッチが付いてるのですが
250Hz
500Hz
800Hz
どれなのかよくわかりません。
おそらくは 500Hz か 800Hz のどちらではないかと思いますが…

まぁ、いずれにしろこの帯域をブーストできるのはありがたいのです。
いわゆる、フレットレス特有のブォーって感じを強調してくれますから。

ちなみにメ○カリで中古で買ったのですが
同梱されていたのは取説で推奨とされるジムダンロップの 18V アダプター
こいつをつないで早速サウンドチェック。
つまみは左から
Volume Gain Treble Middle Bass
そしてその下に
三段階のミドルの周波数切り替えスイッチです。

で、こいつは 18V って書いてありますが
噂どおり普通に 9V でも動きます。
まぁ、バルトリーニのプリアンプは元々 9V でも 18V でも動きますからね。
しかもなぜか
18V アダプターで使ってるときより 9V アダプターで使ってる方が気持ち高周波ノイズが少ない気がするんですよね。

Bartolini NTBT Outboard Preamp
Bartolini TCT with MCT375 Outboard Preamp
と比べて
Bartolini NTMB Outboard Preamp
は高周波ノイズがほんの少し感じられる気がします。
アダプターがやれてるからなのかちょっとわかりませんが…
そんな気がするんですよね。
9V で使用するとローファイになるせいなのかノイズはそんなに気にならなくなりますね。
一方でミッドをあげたときにハムノイズっぽいのがごくわずかに乗る傾向があるけど
電池をアダプタでつければなくなりますね。
とはいえ、バルトリーニって普通にノイズも少なくて優秀なプリアンプだと思います。

取説には 9V で動くなんて事は一切書いてませんので、9V 稼働は自己責任でという感じですが。

そうそう、先日購入したコンパクトな某社の18Vアダプター。
バルトリーニの 18V エフェクターに対応みたいなこと書かれてたのに
実際つないだら変なノイズがでて全く使えませんでしたね。
アダプターがだめなのか、NTMB が気難しいのか…
やっぱ、BARTOLINI NTMB って 9V で動かした方がいいのかも(^_^)

実際使ってみた感じは、MID の帯域を選べてコントロールできるので、
前述の2つよりも一番フレキシブルで使いやすいです。
フレットレスにも使えますし。
NTBT は明らかに70年代系ジャズベでスラップする用的な感じでしたからね。

個人的には NTMB も他の二つと同じように 9V で使いたいですし。
電池を外付けにしてとかベストな気がする…(^_^)

18V 化して 9V よりヘッドルームが広がっている感じもそんなにしないですし、
18V 化してるせいでノイズがほんの少し増えている印象もしなくない感じですし、
なんだか本末転倒といいますか…
謎なアウトボードプリアンプですね、こいつは。(^_^;)
まぁ、フレットレスでしばらく使ってみたいと思います。(^_^)v

これで、バルトリーニのアウトボードプリアンプ3つを制覇しました。
そうですね、最終的に地番いいなと思ったのは
18V の NTMB を 9V で動かすという。
謎の結論でした。(爆)

コメント
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