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北部方面低音隊~

ベースとシンセサイザーが好きなおじさんです。
音楽や楽器等気になったことをつづっていきたいと思います。
よろしく。

原点回帰~Fender Made In Japan FSR Collection Hybrid II Precision Bass Satin Candy Apple Red with MH

2025年03月29日 22時45分23秒 | ベース


年度末ですね、何かと慌ただしい季節ですがいかがお過ごしでしょうか。
家族が入院したりとかプライベートでいろいろとあったせいなのかか、仕事が忙しかったせいなのか、ここ数日体調不良が続いております。
どうも春ちかくになると低気圧が毎日にようにやってきて体調が悪くなるようです。
気圧が下がると頭が重くなるんですよね、困ったモノです。

先日、Fender Player Bass にきらきら輝く新色 Sparkle 3-Color Sunburst というモデルがでたということで、久々にプレベも良いかなと Player Ⅱシリーズのプレベを物色してました。
そういえば、Player シリーズっていつのまにか指板がパーフェローではなくローズに変わっていたんですね。
ローズウッドの調達が安定してきたのですかね、きっと。
で、以前あった、カプリオレンジとかも良かったなぁ
とか思って見ていたら、最近は面白い色があるんですね、おしゃれな感じの色も。
しかし MEX ではなく Made In Japan の方に心奪われるとっても気になるモデルを見つけてしまいました。

それは、2023年に石橋楽器が販売した FSR Collection 限定モデルのプレベ…
これが私の大好物の Candy Apple Red でマッチングヘッド…
キャー素敵!まさにドストライクな仕様でござんす。
しっとりしたサテン仕上げのプレベが残りわずかで販売されてました。
実はこのモデルのジャズベースの方をずっと購入しようかと迷っていたことがありまして
このモデルは 21 フレットでアルダーボディーですし、実用性も高い。
まぁ、Fender のトラディショナルなモデルとは言いがたいですが…
ただ、、日本製のトラディショナルモデルはバスウッド、
別にバスウッドを否定するつもりはないのですが…
MEX より数万円高い MIJ がアルダーではなくバスウッドというのは個人的にはなんだかなぁといつも思っていたりします。
そうなると、いわゆる Traditional Model は却下で HYBRID モデルの方に目が行っちゃうんですよね。
そんなこんなでこのプレベ、素敵 (^・^) となり、思わずポチってしましました。
商品説明はこんな感じです。
Fenderの伝統カラー”キャンディ・アップル・レッド”をサテンフィニッシュで仕上げました!マッチングヘッド仕様です。
赤べっ甲(Red Tortise shell )ピックガードとの組み合わせがベストマッチ!カスタム・ショップでも度々用いられる組み合わせです。
で、Made in Japan Hybrid IIの説明ですが、
ヴィンテージなルックスはそのままに、プレイヤーや音楽のジャンルを選ばないオールマイティーなモダンスペックを盛り込んだ、まさに「ハイブリッド」と呼ぶにふさわしいシリーズです。
リズム/リード問わず、どのギタリストやベーシストにもフィットする演奏性と楽器のトーンを兼ね備えた製品を、世界的にファンの多いMade in Japanで実現しました。
Hybrid II Precision Bassは、定評あるアルダーボディに新たにスタッガードポールピース仕様のHybrid II Custom Voiced Single Coilピックアップを装備し、ヴィンテージスタイルのブリッジの下にはサスティンブロックを搭載。
ヴィンテージスタイルチューナー、サテンフィニッシュのネック、Modern “C”シェイプに9.5インチラジアスの指板とナロートールフレットがスムーズなプレイヤビリティを提供します。

で、届いてびっくり、なんか3弦のピックアップが出っ張ってる。
これってピックアップが不良品?と思ったのですが、先ほどの説明にもあった…
これがいわゆるスタッガードポールピースってやつなんですね。
うーん知らなかった。
そういえば、ストラトキャスターとかにあるのはなんとなく知っていたような…
とある紹介ページにはこうも書かれてました。
ピックアップはUSAのプロダクト・マネージメント・チームと共同開発。
各弦ごとに段差のあるスタッガード・ポールピース仕様を採用しており、どの弦を弾いても出力とトーンが均一になるように設計されている。
指板を幅広く、また多彩な奏法で演奏する現代のベーシストにとっては最適なピックアップだ。
うーん、知らなかった。
これって3弦だけ飛び出てる用に見えるけど、これでバランスが良くなるってことなのね。
最初ピックアップ不良品かと思ってマジでびっくりしちゃいましたね。(^_^)
まぁ、何はともあれ、音は普通にプレベって感じで太いですね。
とりあえず、以前購入してうちにあった Fender 40-100 のニッケル弦(これってダダリオの弦に見えるのですが)に張り換えました。
一弦のペグの回りが固めなのが少し気にはなりますが、今のところその他は問題なさそう。
ピックアップを換えなきゃだめかなとすぐに思ったのですが、これが正常な仕様ならこのままで使ってみるしかないですね。
なんかピックアップのポールピースってそろってないと落ち着かない私です (^_^)
ちなみに重さは4キロをちょっと切るくらいです。
サテンフィニッシュはマットな感じでなかなか良いですね。
メタリック系も良いですがサテン系も良いですね。
しばらくこいつ弾き倒してみます。
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気がつけば…年度末~Spectorについて思うこと

2025年03月20日 17時57分00秒 | ベース

気がつけば、3月も半ばを過ぎておりました。
少しブログも間があいてしまいました。
というのも、最近は新しい機材の入手はあまりなくて、どちらかというと使っていないエフェクター類の整理のほうが多かったからだったりしますが。

皆様いかがお過ごしでしょうか。
3月に入ってからもしつこく雪が降ったり寒い日が続いてましたが…
暑さ寒さも彼岸までという言葉の通り…やっと北の大地も春に向かって暖かくなりそうです。
札幌の桜開花まではあと一ヶ月以上ありますが…灯油高騰の折、少しでも暖かくなるのはうれしい限りです。


相変わらず、物価高は続いてまして、お米をはじめとして食料品、そして、楽器も値上がっているわけでして
そんな中、先日、黒いクレイマー期の Spector NS-2 が3桁越えで売られているのを見てびっくりしました。
6,7年前であれば3分の1か4分の1で購入できたはずなのですが…
タイトルの写真にある、すでに手放した 87年製の Spector NS-2 (プレイヤーコンディション)はたしか 25 万円くらいで中古購入したのを思い出します。
本当に KRAMER期の Spector は値上がりましたね。
Pre-KRAMERならまだ3桁もわかるのですが…
そういえば、Spector って、もう何年も前に、スペクターおじさんが KORG に売却しちゃったんですね。
最近 USA 製のヘッド裏のサインの書体が変わったなぁと思ったら、そういうことなんですねぇ。
もうスペクターおじさんのサインではなくなったんですね。
それから USA製は少しシェイプが太っちょになった気もします。
どこかで、そんな指摘もあったような気が…

さて、現在私は Spector は 2010 年製の NS-2 と1985年製の NS-2J のUSA 2本を愛用してますが、
こんなに値があがるとこれからは気軽に練習に持ち出せない気がして、以前から、もう少し安い(とはいえ高額ですが)Euro あたり1本ほしいなぁとずっと思っております。

ただ、Tone Pump 系は大嫌いなので、かといってダークグラスも少し特殊なプリアンプなのは否めないので、
最近出た EMG-BTS を積んだ CLASSIC か、Aguilar OBP-2 を積んだ Bolt On くらいしか選択肢がなかったりします。
あと、EURO は2Vol で TREBLE のつまみが下側にあるいうのが、USA に慣れた私にはしっくりこなかったりするんですよね。
それになかなか30万以下で買えなくなった値段も厳しいですよね。
Euro が4,50万というのはやはり正直高いなぁと思う自分がいたりします。
まぁ、そんなこと言ってたらさらに値が上がっていくだろうEuroもなかなか買えないのですが…
まぁ、でも USA 2本持っていれば十分という話もありますしねぇ。

話は変わりますが年始に入手した YAMAHA のBBP34 が最近かなりいい感じに鳴るようになってきたのですが…
一方でふっと浮気心がむくむくと…アクティブ大好きの血が騒ぎはじめて…
時々、アクティブのベースが 欲しい病が再発したりして…
でも Spector Euro は中古でも高いから、Warwick Streamer あたりでも良いも…
とか心が乱れる春です。

まぁ、何か手に入れたら、この場で報告することになるとは思いますが…
最近ベースも増えてきて、少し整理しなきゃという話も一方ではあったりしますのが…

早く雪が解けて春がくるのを待ちわびながら、アクティブベース欲しい病と闘う日々です(笑)
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YAMAHA BB734A vs BBP34 ViVA!YAMAHA Broad Bass [Pt.2]

2025年01月13日 17時16分27秒 | ベース

2025 年も始まりました。
インフルエンザ、コロナウィルス、マイコプラズマ肺炎等々、いろんな流行病が横行しておりますが
皆様いかがお過ごしでしょうか?

東北をはじめ本州では大雪で大変なことになっておりますが
北の大地、特に札幌周辺は適度に雪が降っては融けてという感じでして、今のところ比較的穏やかな年明けが続いております。
それにしても、いろんなものの値上げはひどいですね。
普通にスーパーマーケットに買い物に行っても食料品が高くなったり、値段が同じでも量が少なくなったりと、もう、ひしひしと値上げを感じる今日この頃ですね。
そもそもお米が値段がちっとも下がらないのはどういうことなんでしょうかね。育ち盛りのお子さんを抱えた家庭はさぞ大変なことでしょうね。

そして、光熱費、ガス、油、ガソリンも 180 円?、北国の必須の灯油もリッターあたり 120 円?を越えて大変です。
灯油は北国の一軒家では月に数百リッター必要なわけでして、月数万円になります。これも家計を圧迫するわけです。

そんな中、昨年から書いているとおり、楽器もどんどん値上がっているわけで
特にひどかった欧米の生産のモデルにひきずられる形で、国内生産モデルもじわじわ値上がってきております。
ATELIER Z さんしかり、あの YAMAHA さんも発売当時は20万円を切っていたBBP34がとうとう25万円越えになりました。

ということで、年末年始は久々の9連休と言うことで、まったりとネットをパトロールしていたところ、
年末に関西方面の楽器屋さんで BBP34 Moonlight Blue の出物を見つけまして、
かなり早いタイミングではありますが、YAMAHA BBP34 の確保にいたりました。
そして発送の連絡後、暴風雪等で遅れることなく、年明けの6日に北の大地に到着いたしました。
さっそく、いつものように弦を ダダリオの NYXL45100 に張り替えて試奏。
うーん、なんかしっくりこないぞ、ということで、
2mm のレンチで弦高調整を何度か調整し、これはきっとネックが順反りしているからに違いないということで 4mm のレンチでトラスロッドを少しずつ閉めたりして
その後、少し弦高をあげたり試行錯誤の上、やっと違和感の無い感じになりました。

さて、いつものように、商品説明の抜粋です。

YAMAHA BB Pro シリーズ
The Pro
The Ultimate BB
ボディには温かみのある中音域が特長のアルダーを採用し、ヤマハ独自のI.R.A.処理を施したアルダー/メイプル/アルダーの3プライ構造。
ネック接合にはマイターボルティングネックジョイントを採用し、ボディと一体となった強力な鳴りを生み出します。
好みに応じて選択できるコンバーチブルタイプのブリッジを搭載。プレイヤーの高い要求に応える「Made in Japan」フラッグシップモデル。

BB シリーズの個々の特徴を見ていきますと

まず、400 シリーズと共通なのが
・コントローラー部
 フロントピックアップボリューム、リアピックアップボリューム、マスタートーンの自在なコントロールにより、多様性のあるサウンド作りを可能にします。
まぁ、所謂、ごく普通の 2Vol、1Tone 仕様ですね。

そしてここからが、400 シリーズ、 700 シリーズと共通になります
・ネックを強固に密着させるマイター・ボルティング
 ボディ裏面から垂直にネックを固定する4本のネジに加え、ボディ裏から45度の角度でネックエンドを固定する2本のネジを追加したマイター・ボルティング方式を採用。
 ボディとネックを強固に密着させ、ボディとネックが一体となった強烈な鳴りを生み出します。
 通常のボルトオンジョイントよりも弦振動のエネルギーロスが少なく、豊かなサスティンと圧倒的な胴鳴りを実現します。
・新デザインネック
 前モデルのBBに比べ薄いネック形状に変更。現代の音楽シーンにも適した高い演奏性を実現します。
・軽量ペグ
 Lightweight Tuners 薄く、軽くなった新BBのボディにあわせて、前モデルに比べ軽量なペグを採用。全体のボディバランスが向上し最適な弾き心地を実現。
・5ピースネック
 メイプル&マホガニーで構成される5ピースネックを搭載し、歯切れの良いシャープなサウンドを実現。
 反りやねじれを防ぎネックを常に演奏しやすい状態に保つと共に、メイプルのタイトなサウンドの中にマホガニーの持つ温かみのあるサウンドが加わります。

そして、ここからは 700 シリーズと共通の仕様になります。所謂上位モデルの仕様。
・アルダー/メイプル/アルダー3プライのボディ構造
 新BBシリーズは、アルダー/メイプル/アルダー3プライのボディ構造 。
 両サイドのアルダーに挟まれた硬質なメイプル材が、中音域を豊かにし、よりバンドのサウンドに溶け込む胴鳴りを実現。
 また、ボディ材にメイプルを使用することで、ネックのメイプル材と直結した音の伝達が可能となり、ボディとネック間の音のロスを軽減し弦振動を確実に受け止めます。
・新開発ピックアップ YGDカスタムV7
 新たに独自開発したピックアップを搭載。
 アルダー/メイプル/アルダーのボディ構造と相まって、バンドの中で埋もれない抜けの良いサウンドを実現。
・コンバーチブルタイプブリッジ&サドル
 700 グレード、Pro グレードでは、ボディ裏側から弦を通す「ストリング・スルー・ボディ」構造を採用。
 ボディ裏から垂直に弦を通す一般的な手法に比べ、45度の角度で弦を通すことで、弦振動のエネルギーをよりロス無くボディに伝えます。
 サドル直下から弦を通す一般的な裏通し方式では、プレート部、サドル部での弦振動ロスが大きく、弦振動を効率的且つ確実に伝えることが困難ですが、
 ボディ底部を斜めにカットし、45度の角度をつけて弦を通すことによって、サドル部での弦のストレスを軽減。
 半円形型サドルの接点の違いにより、歯切れの良いクリアなサウンドからあたたかみのあるサウンドまで、プレイヤーの多彩な表現に応えます。
 ビンテージプラスブリッジの真鍮製サドルは深みのある低音を、スティール製のプレートは明るいサウンドを実現。スプリングやネジ等の金属パーツは錆や腐食への耐性を考慮したステンレス製となっています。

そして、これがProシリーズだけの仕様です。鳴りをよくする、アレですね。
・I.R.A. (イニシャル・レスポンス・アクセラレーション)
 I.R.A.(Initial response Acceleration)は、完成後の楽器に適切な振動を与えることで、完成直後の楽器に内在する塗料や接着剤等のストレスを軽減し、
 楽器の振動を促進させる技術です。プレイヤーの皆さんは楽器を「弾き込むこと」がいかに重要であることをご存じのことでしょう。
 弾き込むことによって「鳴りがよくなる」といわれています。
 その理由は、ネックと指板などの木材間、木材と塗膜間、材とハードウェア間などに生じているストレスが、弾き込むことによって馴染んで一体となって響くようになるからです。
 I.R.A.(Initial response Acceleration)の処理を施すことで、ベースは弾き込んだ状態に近くなり、理想的なボディ鳴りを引き出します。

確かに、BBP34 を弾いて一番感じるのは、鳴りの良さですね。
ネックとボディの鳴りについては新品レベルでは 434 と 734A を凌駕していると思います。
そしてこのProシリーズは、BBシリーズで唯一の日本製。
ヘッド裏には漢字で「日本製」のロゴが入っています。
これはちょっとうれしいですね。漢字は外国人にも訴えるところが大きいのではないでしょうか。
日本人が、きちんと、一本一本、丁寧にベースを組み込んでいく、そのクオリティが感じられますね。

ただ、厳しい物価高で現時点では 25 万円越えという値段に達してしまった BBP34 ですので、
2分の1以下の 11 万円ちょっとの 734A と比べて果たしてそれだけの価値があるかと言われると…
もう、それは各人の感じ方、考え方としか言わざるを得ないです。
東南アジア(インドネシア)製でもクオリティコントロールがきちんとされていればそんなに問題は無いわけですし、
実際、インドネシア製の BB434 や BB734A のクオリティは全く問題ないです。
まぁ、少しネガティブな話にはなりましたが、
それでも、 BBP34 の塗装やカラーは最上級機種と言えるだけの丁寧な仕上がりになっていて美しいですし、なにより最上位グレードとしての風格が十分に感じられものになってます。

さて、いままで
BB434、BB734A、BBP34 というモデルを何回か紹介してきましたが…
それぞれのモデルの特徴を最後に個人的な印象で書いてみたいと思います。

・BB434
 これはとてもナチュラルな素朴なパッシブベースで、生音もしっかりとしてますし、仕上がりもエントリーモデルとしては値段を超えた十二分な仕上がりです。
 ただ、上位の2機種に比べて聞くと、オケの中で少し音が腰高な印象で抜けてこないのは否めません。
 しかし、値段も一番安く、島村楽器モデルも含めるとカラーバリエーションが一番多いということはある意味強みであり、
 もともと素直な出音ですので、まず BB というモデルに興味のある人に、最初に薦めるのであればこのモデルが最適ではないかと思います。
 それだけ、BB の素朴な良さが出ているモデルだと思います。
 人によってはこのモデルが一番好きだと思うかもしれません。それだけコスパは高くて素直で良いベースだと思います。

・BB734A
 このベースが凄いのはアクティブにしなくてもパッシブの出音がしっかりしていることですね。
 普通に使うならパッシブで十分です。というか個人的にはパッシブの出音の方が好きです。
 それと音の方向性が、434 や BBP34 と異なっているところですね。
 現代的と言いますか、パッシブでも、アクティブでイコライザーをフラットにしていても、出音がどこか少しだけ人工的?なサウンドになっている印象を受けます。
 デジタルやハードな感じの音楽にも対応できるイメージです。。
 人によっては好きじゃないかもしれないですが、80年代からアクティブベースを使ってきた、私のような人種にはおそらく一番しっくりくるモデルですね。
 あと真黒で、各パーツもブラック系でまとまっているのもクールで好きです。
 それと黒に塗られたネックのタッチはこのモデルだけのものです。BBP34 よりこちらのネックの方が私は好きです。
 今回 BBP34 を手にして、 意外にも私の中での BB734A の評価がさらに上がったのは意外な事実でした。
 出音だけを聞くとそんな感じはしないでのですが、BB434 に比べるともう少し腰が低くてローミッドが抜けてくる感じです。
・BBP34
 誰がなんと言おうと最上位グレードモデルです。しかも唯一の日本製の Pro グレード。
 I.R.Aのおかげで鳴りがどこまで良くなるかは未知数ですが、確かに鳴りは BB で一番だと思います。
 なによりボトムも一番しっかりと出てますし、一番良い出音なの間違いないと思います。
 個人的にはネックの仕上げだけは惜しいと思っていまして、現在のオイル仕上げっぽい感じより、
 BB734A のようなすべすべした、グロスかサテンの仕上げの方がもっと良いと思います。
 まぁ、もうこれは好みなんでしょうけど。
 色は、ホワイトとムーンライトブルーが加わってさらに良くなりましたね。
 ムーンライトブルーはかなり綺麗です。
 もう彩弦堂のピックガードに変更した時点で、もはやムーンライトブルーではなくて
 怪しい南国のマリンブルーみたいになってますが…(^0^)

年始にうちの家族に加わった、BBP34 (仮称マリンちゃん)。
どこまで鳴る楽器に育っていくのか、今年一年じっくり育ててみますかね。

 YAMAHA BB 万歳!
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2024年を振り返って~Atelier Z、Spector、YAMAHA …

2024年12月31日 17時18分07秒 | ベース

今年も残り一日となりました。
みなさんにとってどのような一年になりましたでしょうか。

年明けから能登の地震、羽田空港での飛行機事故…
ウクライナもイスラエルも相変わらず戦争が続いてます。

そんな年ではありますが私は変わりなく仕事も忙しく、バンド活動も昨年より縮小はしましたが、オリジナルバンドの方は継続できているので良かったですね。

さて、毎年、今年はベースギターを昨年より買わないようにしようと年始に誓うのですが、
なんだかんだ言って、また今年も新しい子達をまた迎えてしまうわけです。(^0^)
ということで、今年巡り会って印象的だった、ベースギター達について書こうかと思います。

まず、今年頭に購入したのが、ATELIER Z の5弦、 ATELEIR Z M#265 /19P 66’LTD. です。
出島で ATELEIR Z M#265 /19P 60's Matt Black MH という名前で売られていたモデルだったのですが、届いてみれば、66’LTD. という限定モデルでした。
マットな黒でマッチングヘッドで 4キロ台前半の重量ということ購入したモデルですが、66年モデルなのに丸ペグじゃないんかいっ!という突っ込みはおいておきまして…
メンバーからもかっこいいと評判が良くて、実際 19 ミリピッチで弾きやすいモデルです。
ATELIER Z も海外モデルと同様、最近値上げが続いてまして…
ここ数年で3回くらい値上がったのかなぁ…
最近は M#265 や Beta5 といった多弦のカスタムモデルは 40万以上になっちゃいましたね。
この頃はまだ、30万円台前半で購入できたので、ある意味、ラッキーでしたね。
オリジナルのハードロックバンドの方ではこいつが今のメインベースになってます。

日本のベースギターの高騰より、昨年あたりからさらにひどいのが。欧米生産のモデルですね。
私の大好きな Spector も高騰がひどくて…今や、新品は100万~150万円になってます。
もう手が出せない領域煮入りましたね。
ちょっと前まではこんなにしなかったんですけどね。
Euroもいつのまにか 40 とか 50 万になっています。
それで、今買わないとやばい!
まぁ、そんな危機感もあって、今年の夏に購入したのが、 Spector NS-2J です。
この 85 年製のプリクレイマー期は関西方面から入手しましたが、こいつは以前所有していた NS-2J ほどネックは太くなくて荒削りな感じもないのですが、
PLEK 調整済みということで、とにかくネックの状態が良くて弦高もかなり低めに出来るますし、ネックも細くて弾きやすいんです。
決して安くは無かったのですが、現在の相場を考えると相当安かったと思います。
今はプリクレイマー期も 90 万くらいしても当たり前という感じになってますので、これもこの時期に買っておいて良かったですね。
プリクレ NS-2J は私にとって80年代を象徴するとても大事なベースなのでこれは本当に手に入れて良かったです。
Spector に関して、前から思っていて言いたいことがあるのですが…
クレイマー期のUSA製ですが、少し楽器店の値付けが高すぎる気がしてます。
以前、87年製の NS-2 を使っていたことがあるのですが…
音がゴリゴリしていて、2000年代の NS-2 と比べると正直、使えるジャンルがかなり限られるのではないかという印象でした。
今となってはここまで高騰すると思わなかったので、もったいないことにすぐに手放しちゃったのですが。
別の言い方をするとクレイマー期の NS-2 の音の骨太さは半端ないのですが…それだけ癖も強いんですよね。
クレイマー期の NS-2 を購入する方は必ず、まず弾いて音を聞いて確かめてから購入したほうが良いと思います。
YOUTUBE とかでもクレイマー期の NS-2 の試奏動画ありますので、是非見てみてください。
私個人なら NS-2 を中古で購入するなら、高騰しているクレイマー期よりも、最近の程度の良い NS-2 を勧めますね。
最近の NS-2 の音の方が使いやすいのではないかと思います。
まぁ、それでもEuroの新品よりは高くて 60 万くらいとかになっちゃうでしょうが。
決してクレイマー期の NS-2 を否定するつもりはないのですが、
過去の値段を知っていて、以前に比べて値付けがあまりに高すぎると感じているんで。
あのゴリゴリした音が気に入るなら、これ以上の唯一無二の兵器はないので。

さて、国内メーカーもじりじりと値上がってきましたが、次は YAMAHA の BB について書こうと思います。
現行モデルが出たのはもう何年も前になりますが…
出たばかりの頃から、BB434M を最初に買ってから、BB234のフレットレス、BB435、等々使用してきました。
以前よりそつの無いモデルという印象は持っていたのですが、今年は縁がありまして、またあらためて対峙することになりました。
彩弦堂さんというカラフルなピックガートを売っているお店を見つけて購入してピックガードの着せ替えなんかも楽しんでます。
事の起こりは青いベースが欲しいなぁ…という単純な話だったのですが、たまたま島村楽器限定モデルのアイスブルーな BB434 を中古で売られているのを見て、これいいなぁと思い購入してから、あらためてそのポテンシャルを再認識することになりました。
その後 BB734A も購入して、二つを比較したりもしました。
不思議なんですが、単体で弾くと BB434 のほうが好みなんですが…
オケの中で弾くと BB434 よりも BB734A の方が重心が低くて音が抜けてくるような感じがするんですよね。
やはり、値段の違いがきちんと感じられるのです。
しかも BB734A ってアクティブとパッシブを切り替えられるのですが、パッシブの方がなんとなく良いんですよね。
これが不思議なんですが、別にアクティブ無くても問題ない感じ。
ということをふまえると、その上位モデルの、パッシブな BBP34 って一体?どんだけなの?
ということでとても興味津々なのですが…
残念ながらなかなか弾く機会もないので、今年は時間切れで巡り会えそうにないですね…
もういっそ BBP34 発注しちゃおうかなとか思う(^0^) 年の暮れとなりました。
来年は BBP34 vs BB734A とかできるといいなぁと思う今日この頃です。

それから、その他のブランドだとやはり Kikuchi Guitars ガキになります。
Sadowsky 東京支部のチーフ・ルシアーを務め、近年ではThree Dots Guitarsを立ち上げた菊地嘉幸氏のブランドです。
もう弾かなくても良いのがわかる数少ないブランドですね。
5弦も軽量に作られたディンキーシェイプの ボディ、弾きやすいネック、そして高音質なサーキット。
5弦のモデルを一度弾いてみたいですね。
本年を言えば Custom Series が欲しいですが、Hermes Series の MV5 あたりになりますかね。
まだ、弾いてみたいベースはいっぱいあります。

さて、今年も残りあとわずかになりました。
皆様に素敵な年末年始になりますよう祈っております。
読んでくれた方々、ありがとうございました。

それでは、来年、元気にまたお会いしましょう~(^_^)ノ
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噂の黄色い奴が日本にやってきた~Mark Bass MB Yellow JB

2024年12月28日 21時16分25秒 | ベース

北の大地もすっかり冬です。
12月としては気温が低めと言うことで石狩南部の降雪量は周りの地域より少なめではありますが、昨年と比べると今年は冬が早く来て気温は低めですね。
先日少し温かくなって降った雨が凍ったせいで、ここ数日は路面がスケートリンクみたいになっていて危険な状態になってます。
今日はずっと真冬日(最高気温がマイナス)でしたが、天気がかなり良く晴れていたせいで幹線道路は少し融けて路面が出まして、少しましな状態にはなりましたが…
日陰はまだまだアイスバーンでとくに交差点付近はブレーキングと発進で磨き上げられた路面で非常に危険な状況です。
下り道でブレーキ踏んだ瞬間ABSが作動して車が斜めったりするのは雪道になれた我々でも少しビビります。

さて、今年もクリスマスは平日と言うことで、なんとなくあっという間に終わった感がありますが、うちのサンタさん(といっても自分自身ですが)は今年は黄色いベースギターをプレゼントしてくれました。

それは、SNSで以前からプロトタイプが公開されていて、とても気になっていた黄色いベース。
やっと日本上陸を果たすという噂をめざとく聞きつけ、速攻でイケベ楽器に発注しました。
で、それは、クリスマスより前の日に北の大地に届きました。
Markbass MB Yellow 前から興味津々だったんですよね、
今回の Markbass MB Yellow は、 PB , JB , Little Bass ,の3種類ありますが、今回私は JB を注文してみました。

まず、商品説明の抜粋を以下に…

Markbassによるエントリークラス・ベースが登場!
MB YELLOW BASSESは、「弾いていて楽しいベースを手頃な価格で!」という理念のもと、Gloxyシリーズの経験を活かして開発されました。
初めてのベースを探している初心者から、2番目の楽器として高品質のベースを探しているミュージシャンまで満足して頂ける高いコストパフォーマンスを誇ります。
Markbass Yellowと名付けられた黄色いボディに黒のピックガードの組み合わせは Markbassを象徴するカラーリング。
Markbass本社のショールームにあるMB YELLOW BASSESのプロトタイプは、価格からは想像できない完成度に、すべてのアーティストや訪問者の注目を集めました。
全てのMBYELLOW BASSESは、イタリアの本社で上位機種と同じレベルで検品されています。

そんな中で Jazz Bass SHAPE なJB の説明…
MB YELLOW JBは細めのネックとオフセットボディでプレイアビリティが高く、2 つのシングルコイルピックアップで、さまざまなトーンを奏でることができます。
フィンガー スタイルやスラップにも対応する汎用性の高い、JBタイプベースです。

Markbassのベースの廉価版はいままで十万円台前半のアクティブのモデルでした。
今回はパッシブで ジャズベとプレベとショートスケールモデルの3種類です。
値段は税抜きで51,000円、税込み56,100円。
YAMAHA でいえば、 BB234 より高くて BB434 より安いので、エントリーモデルになりますね。
ボディカラーは前述の通り、は Markbass YELLOWの塗りつぶしでピックガードは黒となってます。
デザインはイタリー、生産は中国とヘッド裏に銘記されてます。
やはりこの値段だと MADE IN CJINA ですかね。
商品の説明に検品はしっかり行われているとありますが。どうやらそれは間違いないようです。
中国製にありがちな、フレット処理が雑だったりとか、弦とピックアップがずれていたりとかそういったことはありません。
細かい話をしなければ、ほぼそのまま弾けるレベルですね。
普通に仕上がってますね。私は弦高を少し下げたくらいです。
もちろん、入門モデルなのでブリッジやつまみやナット等々、高価なパーツは使われていないようですし。
高級感はないですが、ポップなカラーリングでご機嫌な感じがします。
で本体の仕様は以下です
 BODY:JB style | Poplar
 NECK:Maple
 FINGERBOARD:Laurel | 34″ scale 20-fret
 PICKUP / ELECTRONIC :J/J single coils、VOL/VOL/TONE (passive)

私の個体は重さは4.2弱くらい、他の個体で4.1キロくらいがあったので、おそらく JB は 4.1 キロから 4.2 キロくらいのレンジなのではないでしょうか。
バスウッドなら4キロ前後なのですが…思ったより重いというのが個人的な感想。
予想になりますが、ショートスケールのモデルは3キロ台後半、PB は 4 キロくらいじゃないでしょうか。
まぁ、極端に軽くないのでボディバランスは悪くないですね。
ボディは廉価版に結構使用されるポプラになってますが、これはある意味仕方ないところですかね。
個人的にはポプラよりバスウッドあたりの方が良かったかな。
アルダーでないのは少し残念なところではありますが、ここも値段との兼ね合いでしょうか。
一方、ネックのメイプル材は結構質の良さそうなものが使われていてきれいなサテン仕上げになってます。
ネックの仕上げがグロスか良いかサテンが良いかと言う点に関しては、各人好みがあるかとは思いますが、私は割とサテンも好きなのでこの点は問題なしですね。
でも、それよりも個人的に少し気になったのはローレル指板ですね。
妙にざらざらした質感で、密度があまり高くなさそうな感じで、個人的に好きな感じじゃないですね。
ローズ指板はコスト的に無理なんですかね、
これも少し残念なポイントではあります。
まぁ、音にはそれほど影響は出てこないでしょうから、気にするほどではないのかもしれませんが。

さて、早速音出しした印象です。
音は基本的にはドンシャリになりますかね。
下は思ったよりしっかり出てますし、スラップでの高音の抜け感も問題ないです。
YOUTUBE の映像を見てもわかるように、少しトーンを絞ると結構イナタい感じになります。
ノイズは合格点だと思います。
ピックアップの出力もパッシブとしてはちょうど良い大きさですかね。
Markbass のアンプと相性がよさそうな、まとまった音になっていると思います。
中国製のベースだと、たまに妙に出力が低いピックアップを搭載していることがあったりしますがそこは問題ないですね。
ネック形状も Jazz Bass モデルを踏襲してますので細めで弾きやすいと思います。

初めてのベースを探している初心者には十分すぎる品質ですかね。
黄色のマッチングヘッドは見た目も良いですし。
まぁ、2番目の楽器として高品質のベースを探しているミュージシャンまで満足していただけるかは個人的に少し言いすぎの感があるかなとは思いますが (^0^)
確かに高いコストパフォーマンスを持っているとは思いますが。

ちなみに初期入荷は JB、PBの順で品切れ、入荷待ちに、まだ手に入るのかな?
さっき出島を見たら、まだ GEEK IN BOX に JB の在庫がありそうでしたが、時間の問題ですかね。

個人的にはショートスケールのモデルも興味があったりするのですが…
ただ、どこかのインプレでノイズが気になると言われてましたね。
たしかに試奏シーンの中でノイズが少しになりましたね。
シングルコイルではなくて、Pかハムのピックアップを搭載した方が良かったかもしれません。
ということで年末年始はこの JB を少し弾きこんでみようかと思ってます。

とりあえず、簡単なインプレッションになりましたが点
MARKBASS MB YELLOW は初心者にはお勧めな仕上がりになってるかなと思います。
色が気に入った人は機会があれば楽器屋さんで触ってみてください。
まだ、しばらくは入荷待ちが続くかもしれませんが…
ではでは。(^_^)ノ

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