北部方面低音隊~

ベースとシンセサイザーが好きなおじさんです。
音楽や楽器等気になったことをつづっていきたいと思います。
よろしく。

One Fine Night ~60th Anniversary Live~ YUKIHIRO TAKAHASHI

2024年03月03日 17時29分34秒 | 音楽

気がつけば3月に入っていた。
どうも先週から体調が悪い…
木曜日に一日仕事を休んで寝ていたのだが、金曜日は仕事的になかなか休めず、少し具合が悪いのを押して仕事したのが良くなかったか…
やはり土日も体調が悪いのを引きずっている感じである。
頭が少し重くなるのは低気圧が近づいているのも関係しているのかも。

一応、喉が痛くて咳が出たりするので、きっとたちの悪い風邪にかかったような気もするのだが
ここのところ疲れが少したまっていたのもあって
まだふらふらする感じがなかなか抜けない感じある。

先日、某国営放送局で放送された72時間のドキュメンタリー番組。
いつも見てるわけではないけれど、
昨年一位になった初山別のセイコーマートのドキュメントもそうなのだが、
今回の札幌の灯油配達の72時間を見て…
やっぱ、これが北の大地だよなぁと
市内で吹雪いて前が見えない映像や雪をかき分けて長いホースを持って給油する風景を見て思った。
昨日もマイナス6度くらいまでしか気温が上がらず、しかも一日中吹雪いているみたいな
もう三月なのになぁと少しうんざりしてしまった。
スーパーの駐車場に車とめて買い物して帰ってきたら、
もう雪と低温で車の窓はガリガリ君でそのままでは走行不能状態になっていた。
エンジンつけっぱなしにしておかないとこうなっちゃうんだよね。
これが冬の北の大地なんだなぁ。

最近は風邪の治りが悪いのはやはり年なのかもしれない。そういえば私もあと少しで還暦だしなぁ…

ということで今回はそんな還暦祝いのコンサートのDVD/ブルーレイの話である。
高橋幸宏がこの世を去ってもう1年ちょっとになるのだけれど、欲しかったけどずっとも入手を迷っていたコンテンツを入手したのである。

「One Fine Night ~60th Anniversary Live~ (生産限定盤)」

2012年12月22日に東京の Bunkamura オーチャードホールで行われた高橋幸宏の60歳記念コンサートである。

確か DVD 版とブルーレイ版があって2枚組、CDが3枚、P160のスペシャルブックレットが付いている。
70年代のソロから2000年代のソロやユニットまでの全33曲。
どうやらこのコンサートは長丁場だったので途中休憩がはいったようである。
知世ちゃんのpupa、細野さんとのスケッチショウ、鈴木慶一とのビートニクス…
STAY CLOSE は Steve Jansen と白根 賢一と幸宏のトリプルドラムなんかも観られて
なかなか見応えのある3時間超のコンサートである。
白根さんはMETAFIVEのサポートメンバーとして高橋の代役を務めて、TESTSET で現在ドラムを叩いてる。
ただ、教授がゲストで参加していないのは少し残念ではある。

実は発売当時(2013年)にすぐDVD版を購入したのを覚えているのだが
何回か観てブックオフかどこかに売り払ってしまったらしく
幸宏が亡くなった時に確認したらうちにないないことに気づいた。
今思うと売り払った理由はよく覚えてないのだが…
当時は今みたいに入手困難になるとか思ってなかったし、少し退屈だと思ったのかなと思う。
実際、3時間超のコンサートは最初から最後まで観るのはかなりの忍耐が必要である。
ところが、高橋幸宏が亡くなってからは限定品で入手困難ということもあり
当時1万円くらいだったはずが、あっという間に中古市場でプレミアがついてしまい、現在は 5~7万円くらいで売られている。( ゚_゚;)
なのでずっと購入をためらっていたのだが、先日珍しく未開封品が相場よりかなり安い値段で市場に出ていたので思い切って入手した。
まぁ、発売時の何倍かの値段なのは今となっては仕方ないなとの割り切りである。

さて、日曜日の昼下がりにたっぷり堪能した訳なのだが…
10年以上前に数えるほどしか観ていないせいか、ほとんど覚えておらず…よって、とても新鮮に観ることができた。
まぁ、正直かったるい曲も何曲かあるのだが…
しかし、最近は東芝EMI の頃の曲もかなり聴き直してるので、以前よりは知っている曲も多くなかなか楽しく観ることが出来たと思う。

さて、話は変わるが、私の母は占いとかが好きで小さい頃から私は言われていたことがある
あんたの手相はマスカケ線といって珍しい手相だよ。
確かに私の右手はマスカケである

先述の通り、この作品には厚いブックレットがついていていろんな方がコメントを寄せていた。そこで初めて知った事がある。

日笠雅水(YMO初代マネージャー・手相観)さんがこう書いていた

幸宏さんの手相はマスカケ相といって、頭脳戦と感情線が一本につながった珍しい相です。
この相の持ち主はズバ抜けたセンスや才能の持ち主であり、統率力を持つボスやリーダーの資質に長けていることを暗示しています。
幸宏さんは両手ともマスカケ線、私が長年観て来たマスカケ相の中でも最高のものです。

両手ともマスカケ線でマスカケ相の中でも最高のものですと?

やはり、ただ者ではないと思ったけれど、幸宏はすごいんだなぁ…

改めてそう思った日曜日の午後である。

まだまだ寒くて気温差にやられないように体に気をつけてお過ごしください。
早く風邪直さなきゃ…

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原田知世と高橋幸宏~Floating 6 pupas Live in Tokyo 2008

2023年11月05日 13時31分21秒 | 音楽
11月というのに暖かいですね。
昨日は一気に気温が下がりましたが、その前まで北の大地も20度越え。
各地で11月の最高気温を更新しているようですね。
本州では夏日が続いてるとのことですのでまだまだ暖かいというか暑いのでしょうね。

さて、今回は とある DVD について書きたいと思います。
2008年に行われたとあるユニットのライブの DVD です。
そのユニット名は pupa(ピューパ)。
pupa は、2007年に結成された日本のポップ・エレクトロニカバンド。
2007年の夏、高橋幸宏の呼びかけにより、メンバーが集結。
バンド名の由来は高橋が愛するフライ・フィッシングの用語でさなぎの意味。
メンバーは
高橋幸宏
原田知世
高野寛
高田漣
堀江博久
権藤知彦(ゴンドウトモヒコ)

ゴンドウトモヒコは META FIVE のメンバーでもありましたね。
ユキヒロと知世ちゃんがA型で残りのメンバーは全員B型とのこと。
2007年から2010年くらいまで活動してたのでしょうか…
実際、このDVDが発売されたのも2枚目のアルバムが発売された2010年ですね。
私が2枚目のCDを購入したのは実は最近でして2010年まで活動していたとは思ってなかったです。
まぁ、サウンドは当時の高橋幸宏がやっていた、SKECH SHOW や HAS なんかに近い エレクトロニカなんですが…
まぁ、高田連、高野寛、知世ちゃんや幸宏も歌うので、エレクトロニカなボーカルユニットという感じですかね。
ベース担当がいないので、ライブでは何曲か細野さんがゲストで CAPRI ORANGE のフェンダーのプレシジョンベースを弾いてます。
このベースよく見ますよね FENDER の 80年代はじめくらいのメイプルネックのプレベなのかな?
で、このライブの特徴は
幸宏の生ドラムが聞けますし…
高野寛や知世ちゃんのボーカルが聞けます。

特に黒の網タイツで濃いめのメイクをした知世ちゃんがとても素敵なんですね。
なんといいますか個人的にドストライクな感じですね(^_^)
こういうSEXY系な路線は新鮮ですね。最近はどちらかというとかわいい路線の知世ちゃんですので。

アンコールで幸宏のドラムでロマンスを知世ちゃんが歌うのですが、
これはある意味とても感慨深いですね。

まぁ、META FIVE のようなかっこよさはなくて、どちらかというと緩い感じではありますが…
ゴンドウさんのユーフォニアム良いですよね。

ある意味では貴重な映像だと思います。
恵比寿の LIQUID ROOM のライブも少し入っていて
そちらではユキヒロのMCが軽妙でなかなか面白いです。

何より130分オーバーで4,800円とお値打ち価格。
まだこの頃は消費税は今の半分でしたかね。
残念ながら、数があまり出てないらしく入手がかなり困難でして
今では見つかったとしても値段はプレミアがついて2倍とか3倍くらいになっているかもしれません。

是非、再発して欲しいところですが…
契約的に難しいですかねぇ…

今回は久々に音楽映像ネタでした。
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シーナ&ロケッツ 鮎川誠〜Keep A-Rockin’〜

2023年04月16日 14時20分21秒 | 音楽

ここのところ少し仕事が忙しくて休日もゆっくりする時間がなかったのですが…
注文していたギターマガジンも届いたし、
こないだ録画したCSのシーナ&ロケッツ 鮎川誠〜Keep A-Rockin’〜三夜連続27時間一挙放送!
も全然見てなかったので…
今日は朝から雨降りで天気も悪いし、シナロケ三昧することにしました。

今月号のギターマガジンは鮎川誠特集でして
あの 1969 年製の黒のレスポールカスタムの写真も載ってまして
改めてみるとすごい貫禄ですね。
特定のフレットでは音つまりが発生するとか、トーンが死んでるとか…ブリッジのネジが固着してるとか…
ハードレリックなのかそれともジャンクなのかある意味紙一重だと思うのですが…
でも、鮎川さんに一番似合うギターって感じがするから不思議です。

レスポール以外にも愛用のギターがいろいろ乗っているので、
興味のある人は一度本屋で手に取って見てみてください。

さて、フジテレビネクストで放送された
三夜連続27時間一挙放送のシーナ&ロケッツ 鮎川誠〜Keep A-Rockin’〜のですが…

80年の YOU MAY DREAM や ベイビーメイビー とか見れたのは
とてもうれしいんだけど…
その後の81年以降の七年間の映像がないんですよね。
個人的に見たかった、
PINUP BABY BLUES あたりの映像が全くないのがとても惜しいですね。
81年から87年くらいの映像ってどうして出せなかったんですかね。
私の記憶では PINUP BABY BLUES のあたりはミュージックフェアーとかにも出ていた気がするし。
ベースがまだ浅田孟さんだった時代をもう少し見たかったですね。
あと、ソロで歌っていたあたりの映像も見たかったですね。
いろんな方のコメントもあるのですが…
それにしても、 NEW YEAR ROCK FES ずいぶん長い間出続けてますね。
今年は出れなかったのでいやな予感はしてたのですが
まさかそれがこんなことになるとは思わなかったですね。
小西康晴が司会をやっている FACTORY の映像はなかないいですね。
まだ、27時間のうち 9分の1 くらいしか見れてないですが、何日かかけて見たいと思います。

天国でシーナと YOU MAY DREAM をまた演奏しているといいなぁと思います。
心よりご冥福をお祈りいたします。
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また一人逝く~鮎川誠~シーナ&ザ・ロケッツ

2023年02月17日 22時16分09秒 | 音楽


悲しいことは続くものでして…
1月の終わりにまた訃報が届きました…

あのシーナ&ザ・ロケッツの鮎川誠さんが亡くなりました。

幸宏が亡くなった時に
音楽殺人聞きながら
MURDERED BY THE MUSIC ってそう言えば鮎川さんとの共作だったんだなぁなんて思った矢先の出来事でした。

ニューイヤーロックフェスの出演も体調不良でキャンセルしてたし…
鮎川さん大丈夫かな?と心配していたんですよね。
まさか、昨年からがんで闘病していたとは全然知りませんでした。

シナロケはYMOきっかけで聞き始めたのですが…
まぁ、単純に鮎川さんのギターはかっこ良かったですし…
浅田さんのベースも好きでしたし。
ピンナップベイビーブルースの頃かなぁ、
まだ中3か高1だった私は札幌の道新ホールの
シナロケのライブを見に行った記憶があります。
かなり爆音だった気がします(^_^)
鮎川さんと言えばあの黒のレスポールカスタム
ボロボロになっても愛用してましたよね。
1969年製なのかな…

そういえば、少し前の話になりますが…
2015年、私が吐血して救急車で緊急入院した秋のことですが
バンドの女性ボーカルがなかなか決まらない時期がありまして。
もう仕方ないので、
ギターとドラムと私の三人でそれぞれが何か一曲ずつ歌おうかなんて言って、
私が DEAD GUITAR 、
ドラムが RADIO JUNK (あの曲は幸宏がドラム叩いてますよね)、
ギターが ロケッツ名義で出された Rokket Size の2曲目の I'M FLASH"ホラ吹きイナズマを歌ったことがありました。
その時はやっぱシナロケは黒のローズ指板プレベだろう!
ということでフェンダーの プレベを買って弾いてました。
まぁ、USAではなくフェンジャパでしたが。(^_^)
そうそう、ホラ吹きイナズマはその後ライブハウスでもやりましたね…
あれ、結構ベースが動いていて完コピはかなり大変で9割くらいしかできなかった気がします。
もちろん、ユー・メイ・ドリームはライブでも何回もやりました。

シナロケもYMOと同様に中高学生の私の青春の一部だったので
鮎川さんがいなくなってしまったのは本当に残念です。

シーナが亡くなったのは2015年のバレンタインデー
それから8年後に鮎川さんも。
彼みたいに心優しいロッカーはやはり早く逝ってしまうんですね。

いい人ほど早く逝く、いつも思いますね。
しばらく幸宏三昧でしたが。
今度はしばらくシナロケ三昧になりそうです…

天国でシーナとまた再会してるのでしょうか…
謹んでご冥福をお祈りします。

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Saravah! ~Yukihiro Takahashi 素敵な音楽をありがとう

2023年01月18日 20時39分31秒 | 音楽

それは日曜日の未明
うちのドラマーのツィートで始まりました。


とても残念です。…
「YMO 高橋幸宏さん死去70歳…」
それは思いがけない死去の知らせでした。


中学生の頃に今はなき狸小路の某楽器店の店頭で流れていた
食い入るように見た、最初のYMOのワールドツアーの映像
思い出します。

私が、まだ、テクノやニューウェーブ大好き少年だった頃に遡ります。
ULTRAVOX から何曲か
そして、
高橋ユキヒロの音楽殺人から何曲かコピーして小さなホールで音楽仲間とライブを行いました。
選曲は
 SCHOOL OF THOUGHT
 MURDERED BY THE MUSIC
 CORE OF EDEN
 RADIO ACTIVIST
あたりだったかな。
あと、坂本龍一&カクトウギセッション 、
SWEET ILLUSION
も最後に演奏しましたね。

もう、今から40年くらい前の話ですね。
SARAVAH! というアルバムもその後聴くようになり、
Neuromantic
What Me Worry?

カラオケでよく歌った
「蜉蝣」や「前兆」の入っている
薔薇色の明日 / Tomorrow's Just Another Day

そういえば、その後
DTM(打ち込みにはまっていた頃には)
Neuromantic の GLASS
打ち込むのに半年くらいかかったっけ…

ユキヒロのドラムはちょうど Roland のGS 音源の標準ドラムセットとタムの PAN が逆になってるので、
まずシステムエクスクルーシブで全部、配置を換えて…

もちろん、リズムはジャストではなく少し前乗り気味に打ち込む野がセオリー…
なんてことやってましたね。(^_^;)
ドラムだけでもずいぶん打ち込むのに時間がかかったものです。
このあたりは本当に懐かしい話です。

とにかく、ドラマーとしてもボーカリストとしても
おしゃれでセンスの良いミュージシャンだったと思います。

すでに、いろんなミュージシャンが他界しましたが
もちろん、私自身、ドラマーではないのですが、
たぶん、いままでで
一番亡くなってショックを受けたミュージシャンです。

高橋幸宏

こんなミュージシャンきっと出てこないでしょうね。

METAFIVE も幸宏がドラム叩きながら歌うと本当にかっこよかった。

今悔やまれるのは
METAFIVE の札幌公演だけは何が何でも見ておくべきだったなと。

もしかしたら次はないかもしれないということは
幸宏自身が言ってましたしね。

近年は脳腫瘍で闘病。
摘出手術自体は成功したようですが
その後も体は快方に向かわず…

昨年の50周年ライブにも本人は登場することはありませんでした。

後に知りましたが
なくなったのは 1月11日 の未明で
発表があった時には葬儀はもう済んでいたようですね。

今週はSaravah! から年代順に彼のソロアルバムを聴いてました。

METAFIVE の事実上のLAST ALBUM となった

METAATEM の最後の曲
「SEE YOU AGAIN」
また、また、会おう

次に幸宏さんと会えるのはいつなのかな。
まだまだ悲しい日々は続きそうです。

ありがとう、ユキヒロさん
素敵な音楽をいっぱいありがとう。

コメント (2)
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