北部方面低音隊~

ベースとシンセサイザーが好きなおじさんです。
音楽や楽器等気になったことをつづっていきたいと思います。
よろしく。

多弦(6弦)化して良かったこと?悪かったこと?~その1

2018年07月11日 00時39分42秒 | ベース
ベースギターを弾き始めてかれこれ30数年。
ずっと4弦のベースばかり弾いてきた私です。

そんな私が4月に急に思い立って、
ベタ6君 "Atelier Z Beta-6/32" を購入して
かれこれ3ヶ月経ちました。

まだたった3ヶ月ですので
ベタ6君を軽々弾きこなすには至ってません。
ちょっとラフなフィンガリングをするとすぐにバズる。
最新の注意が必要な時もあり、なかなか手強いです。

まだ3ヶ月ではありますが、ベタ6君を買って
私のベースライフはかなり変わりました。

せっかくなのでまだ、多弦化されていない方のために、
ずっといままで4弦しか弾いてこなかったおっさんが
多弦ベースを購入してどうベース生活が変わったか
書こうと思います。

多弦化するまでの私は、

この10年くらいでも購入したベースギターは新品、中古含めて数十本。
たぶんいわゆるCセグメントのヨーロッパ車は軽く買えるくらい
ベースライフにはお金を投入してきたと思います。

横浜時代は欲しい高いベースを買うためにつらい仕事がんばってます!
みたいな感じでしたね。

パッシブもアクティブもいろんなベースを弾いてきました。
ピックアップもシンプルなP、Hから
JJ、PJ、JH、HH、等々

メーカーで言えば
アメリカ:Spector, MusicMan, Fender, Sadowsky
ドイツ:Warwick
日本:IBANEZ, Crews, Tune, STR, Bacchus, YAMAHA, GRECO, Aria ProⅡ 等々

まぁ一言で言うとベースをとっかえひっかえ、
女癖ではなくいわばベース癖の悪い男でした。

たぶん4弦をまだ続けていたら、これからも買い続けていたと思います。


ベースはなんと言っても4弦が一番かっこいい!
4弦で充分!

ずっとそう思っていた私が一目惚れしたのが

Atelier Z Beta-6
正確に言うと Atelier Z BOH`S CUSTOM 6 です。

大好きな BABY METAL の神バンドのベーシストBOH 様が弾かれている6弦ベースです。
ちなみにBOH 様が弾かれているモデルは古いシェイプの Beta が元になっているらしいです。
私も今のよりも古い Beta の形の方が好きです。

6弦ベース自体のたたずまいが単純に
迫力があって4弦にまけないくらい格好良かったんですね。
幅広で4弦と同じシンメトリーなネック
(どうしても5弦は3弦でポジションマークが隠れるので見た目はいまいちなんですよね。)

それと何より6弦ベースを弾きこなせたら
超かっこいいベーシストになれそう~
そう思ったのです。

しかも良く考えてみると
しばらく休んでいたベースをまた弾こうと思わせてくれたのは、
ベース忍者 今沢 カゲロウ様が
MOON の6弦フレットレスをブイブイ弾くのを
今はタワレコになった横浜ビブレのHMVで見たからです。

そういう意味で6弦は憧れのベースだったのでしょう。

そんなこんなで6弦ベースが欲しかった私にとって

スケールダウンこそしてますが、
大好きな EMG のローインピーダンスなピックアップ
Aguilar の プリアンプ OBP-3 で武装した
Atelier Z Beta-6/32 は 
入門モデルとしてはうってつけだったのです。

ギグケースだけはコストダウンしたソフトケースだったりしますが、
それを差し引いても Atelier Z Beta-6/32 は超お買い得モデル。
豪華ではないですが妥協もしていないモデルだと思います。

通常の34インチの Beta-6 は30万以上しますので
普通に考えると10万円くらいはお得なわけです。

しかも限定数のスポットモデル。
最初のアッシュのモデルは2017年の末に
今回のアルダーのモデルは2018年の春に
限定数出てすぐに完売。

サイクルを考えると
次は今年の秋あたりにも出てくるかもしれませんが
Atelier Z さんもおそらく採算度外視で作ってる
でしょうからもうでてないかもしれません。

そんなこんなで一晩悩んで重さ(4.5キロ以下)の確認だけして
心斎橋の某楽器店からネットでポチりました。

ある意味冒険でしたが、届いてみると
Atelier Z のネックは予想以上に素晴らしいものでした。
見た目も綺麗だし、6弦の張力にも負けない強度で安定してます。

それにテンションも絶妙で
とても弾きやすいですし。
まぁミディアムスケールというのもあると思いますが
左手は思いのほか快適だったりします。

問題は18ミリと比較的大きめとはいえ4弦ベースよりは少しせまい弦間。
これはいまだに慣れないところがあります。

6弦は16,17ミリくらいのモデルもあったりしますが
もともと弦間はどんなに広くても気にならないけど
通常より狭いのは苦手な私。
Aria ProⅡのSB-1000なんかはとておも弾きづらかったですし。

6弦を弾きはじめて判ったことは
6弦ベースは同じベースとはいえ4弦ベースとは全くの別物だということ。

あまりに勝手が違いすぎて4弦に戻るのは難しいと判断し、
完全に6弦になれるまでは4弦は弾かないと決心しました。

慣れるまでは1年くらいかかるとBOH氏も言われてますし。

そうなると次に欲しいベースは必然的に4弦ではなく多弦になります。
できれば6弦のフレットレスがいいなぁみたいな。

欲しい対象が4弦ではなく6弦になると
ネックが信頼できるいいものでなければだめですから
必然的に値段は高くなるし
何よりメーカーも限られます。

弦間もある程度あり 34インチくらいまでで
そんなに重くない個体となるとかなり限られます。

一番入手しやすそうな IBANEZ はピッチが狭い(16.5ミリ)ので対象外だし

国産なら Atelier Z, MOON, Tune あたり
YAMAHA は少し弦間がせまいかなぁ

外国産なら MusicMan Bongo 6 ,
Warwick は多少調整できるけど基本ナローネックが多い

そういう意味では30万以上を中心としたごく限られたメーカーのモデルしかないので
選択肢も少なく、そう簡単に買えなくなります。

それに今のベタ6君に早く慣れてぶいぶい弾きこなすのにせいいっぱいで、
とても他のベースに浮気する余裕がでてこないです。

6弦化して最も良かったことは、ベースをとっかえひっかえしなくなったこと。
つまり悪いベース癖が治ったことですね。

今はベタ6君一筋、そんな男になったんですね。

ベース癖の悪い男の方、4弦べーすをとっかえひっかえしている方
是非とも6弦ベースはじめましょう。(^^)v

まぁ、正直5弦の Sadowsky とかは欲しかったりはするのですがけどね...
コメント (8)
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(続々)6弦ベースの弦選び(R.Cocco再び)

2018年07月09日 19時25分20秒 | ベース
先日、サウンドハウスさんから購入したR COCCO RC6A N
BASS 6-STRINGS NICKEL ROUND WOUND 張ってみました。

いままでダダリオの NYXL が一番のお気に入りだったのですが、
残念ながら NYXL の Low-B には 125 以下の弦がない。(>o<)

何か他に良いのがないのかとずっと探していて
細さも理想のニッケル弦として見つけた

それが今回 R COCCO ニッケルラウンドワウンドです。

太さは.028、.040、.060、.080、.100、.120

32インチ(正確には32.4インチくらいかな)のベタ6君には
少し細すぎるかなと思いましたが…
実際張ってみると全く問題なし。

何よりシームレスといえるくらい
各弦のばらつきが感じられないバランスの良さ。(゚д゚)!
そしてシルキーな高級感あふれるタッチ。

さすがゴッキー(後藤次利)様がここ10年くらい愛用している
リチャード Cocco のニッケル弦。

これはただものではないです。
惜しむらくは、もっと早くから使っていれば良かったということ。

それから、意外と間違えやすいですが、
"Coco" ではなく "Cocco" ですね。

ゴッキーもBLOGで書き間違えてましたね。(^_^;)

売ってる店がほとんどないのが難点ですが
間違いなく現時点で一番のお気に入りに昇格しました。(^^)v

R.Cocco(リチャードココ) ベース弦最高!

今度はステンレスのほうも試してみようと思います。
コメント (2)
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