北部方面低音隊~

ベースとシンセサイザーが好きなおじさんです。
音楽や楽器等気になったことをつづっていきたいと思います。
よろしく。

困ったときの ATELIER Z 頼み~ ATELIER Z M#265 '70 ~

2023年05月15日 19時03分53秒 | ベース

北の大地はいつもより早い桜前線が訪れまして、街のあちらこちらで桜が咲き始めております。
しかし、ここにきて、寒の戻りといいますか…
先日も雪が降りまして一時銀世界になりました。
今週末も寒気が入ってきて所によっては雪という予報が出てます。
やはり北の大地、GWまでまだまだ雪は警戒しなきゃならないようです。

さて、 YAMAHA の TRBX ですが、
確かに YAMAHA TRBX は軽くて必要にして十分という感じで悪くはないのですが…
なんといいますか、
やはり…個人的にはり少し物足りない感じ。(´;ω;`)
43ミリのナットは個人的には少し細い感じですし、弦間がブリッジで 18 ミリにしては少しせまい感じがするし、
実は若干の弾きづらさを感じてました。まぁ個人の感覚の違いなんでしょうが。
やっぱナットは5弦の場合は 45 ミリ以上は欲しい感じ…

やはり多弦はもっとお金を出して高いモデル買わなきゃしっくりこないかな…
という気持ちもずっと一方でありましてですね…

そんなある日、なんとなく出島を眺めていると。
どんぶらこどんぶらこと私の超好みの5弦ベースが流れてきて、
まぁ、魅力的で理想の逸品と出会ってしまったわけです。
まず、条件としては、そんなに重たくないことで、そいつは 4.2 キロ台でした。
中古と記載はありましたが、写真どおりの美品で極上程度との記載。
まぁ、その分値段は新品に近いくらいかなり高めでしたが…
ただ、ものは間違いなさそうと判断いたしまして…

少し迷ったのですが…これは買い!
久々に ATELIER Z M#265 をポチッとしてしまいました。(;^_^A

色は私としては珍しく、塗りつぶしのマッチングヘッドとかでは全然なくて
オーソドックスな VINTAGE NATURAL 。
通常の NATURAL を黄色くしたような色合い。
後光がさしているような輝きで
一言でいうとその黄色いまぶしい光に完全な一目惚れしたわけです。

おそらく普通の NATURAL だったら購入はしてなかったかなと思います。
個人的には、VINTAGE NATURAL の黄ばんだ感じってかなり好きなんですよね。o(^ー^)o

で手元に届いてみたら、
ケースは予想と違って ATELIER Z のセミハードタイプではなくギグバックタイプだした。
まぁ、うちにはセミハードタイプも転がってるので、別にどっちでも良いのですが…

ATELIER Z ってモデルによって
ギグケースタイプとセミハードタイプのどっちをつけるかとかって何か基準があるのですかね。謎…
カスタムだとセミハードとか法則があるのかなぁ。

届いて確認してみると出島に書いてあったスペックとは実際はちょっと異なってまして…(笑)
ブリッジは 19 ミリタイプではなく 18 ミリだし、
2023年製ではなく2022年製だったりして…
まぁ、その点はさほど問題ではなかったので気にはなりませんが。

そんなことより何より、そのネックとその出音が一発で気に入りました。

これですよ。この安定のネック。
この組み込みの良さと安定感、
これがまさに Z システムですよね~
まさに ATELIER Z クオリティ。

黒澤楽器さんのセッティングも良いのだと思いますが。
なんといいますか…
久々にしばらく弾いていたくなるような、
そんな心地よさを感じました。

いつものようにうちに転がってた細めの純正ピックアップフェンスを装着し、
最近販売されてこれも GET 済みだった白のステッカーを装備して…
これで、さらにいい感じになりましたかね?

重さも実測 4.3 キロ弱となかなか良いバランスです。
まぁ、ATELIER Z の場合、大体重さがネックになることが多くて
普通は4キロ台後半とかなのですが…
これくらいなら許容範囲というか…
M#265 としてはかなり軽量の個体になりますかね。
このぐらいの軽量個体ってアッシュでもアルダーでもなかなかないんですよね。

まぁ、たしかに、2,3年前と比べると
ATELIER Z は かなり値上がってきてまして
新品だとカスタムモデルは 30 諭吉 オーバーで、ちょっと凝った仕様だと 40 諭吉。
ベーシックモデルも 20 後半から 30 弱という感じです。

もちろん中古も程度の良いものは 20 諭吉を切ることがほとんどなくなってきましたし…
なかなか手が出しにくい状況になってきたりしてます。
しかし、やはりクオリティはやはり確かですね。
それだけの価値は十分あります。

M#265 '70 は仕様的には、
数年前まであった、日本製の SADOWSKY Metroline の5弦 に近い感じですかね。
マスタートーン付きでトレブル&ベースのブーストのみというプリアンプで。
マスタートーンってついてると便利なんですよね~とても良い感じです。
ピック弾きで少しアタックを抑えたい時とかに使ったりして便利です。

リアピックアップは久々の 70 年代ポジションですので、
少しサウンドが高音寄りになりすぎないかな?とちょっと心配してたのですが、
アッシュボディと相性がいい感じで
スラップのアタックや抜け感はなかなかいい感じです。

久々の ATELIER Z 投入なのですが…
なんといいますか、
このネックの信頼感と安定のバルトリーニプリアンプ。
あらためて定番の良さを実感しました。

いろいろと細かい不満で迷走していた5弦ベース選びですが…
やっとここで落ち着きそうです。

TRBX 605 や TRBX505 とかも決して悪くないのですが。
ただ、個人的にはちょっとネックと弦間が細くて
プリアンプのミッド帯域低すぎて好みにあわないだけなんですけどね。

ただ、やはり約 30 諭吉の日本製ベースの底力を感じずにはいられませんね。
中古としては少し高かったので大事に長く使いたいと思います。

ではまた(@^^)/

コメント
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