北部方面低音隊~

ベースとシンセサイザーが好きなおじさんです。
音楽や楽器等気になったことをつづっていきたいと思います。
よろしく。

2年半ぶりのリベンジ~DARKGLASS ELECTRONICS ALPHA·OMEGA ULTRA V2 W/AUX IN

2022年03月26日 21時02分54秒 | エフェクター

まだまだ雪が残る北の大地ですが…
今日から明日にかけては春らしく雨になるとのこと。
これで雪解けが進むのは良いのですが…

今年は、例年を遙かに超える大雪でしたが…
予報では桜の開花は相当早くやってくるようです。

なんだかコロナ感染者もここに来て増大してきていて
ロシアとウクライナの件も一向に解決に向かわず、
遠くないところに北朝鮮からのミサイルが落下したり、
と、なんだか、物騒な春ですね。

さて、今回もエフェクターの話です。
以前より新しいモデルを再度試していたいとずっと思っているプリアンプがありまして…
最近、上位モデルが出たせいか少し値下がりして売られていましたのでGETしました。

その名は Darkglass Electronics ALPHA·OMEGA ULTRA V2 W/AUX IN です。

2019年の夏から秋にかけてライブで使用していたプリアンプなのです。
見た目も機能もとても気に入ってたのですが…
高周波ノイズがどうにも耐えられずにドナドナした経緯があります。
V2 になってからノイズが改善されたと聞きまして、
いつかまたリベンジしたいと思っておりました。

最近最新の Alpha·Omega Φoton という上位モデルがでまして、
まぁ、お値段もさらに上位へと進化しているのですが、どうやら
コンプレッサーの機能が加わったようですね。

まぁ、私の場合基本的にはコンプは使用しませんので、
そこは迷いなく、ALPHA·OMEGA ULTRA V2 W/AUX IN 一択です。

で、気になっていたノイズですが、 V2 では嘘のように消えました。
なんだ、やれば出来るじゃん、Darkglass Electronics さん。

さて、あらためて商品紹介です。

発売以来ベストセラーとなったALPHA·OMEGA ULTRAが、ブラッシュアップされALPHA·OMEGA ULTRA V2 with AUX-INとして登場。
Alpha と Omega の2つのディストーションエンジンと強力に効く6バンドGEQを搭載しており、プレーヤーの求めるサウンドメイキングが可能です。
またキャビネットシミュレーション、ヘッドフォンアウト、AUXインプットを搭載していますので、ステージでも自宅でも最高のツールとなります。

ヘッドフォンでもキャビネットシミュレーションが使えると言うことで、早速 USB で PC とつないでいろいろ試しました。
キャビネットと音を拾うマイクを選べますので、
いろいろとプリセットから選んで、
比較的レンジが広くて抜けの良さげなサウンドをチョイスしました。(^_^)v
それからパッシブだとベースの音が小さめなので、ヘッドフォン音量の設定を変更をして大きくしました。
初期値はクリップしないように小さめに押さえられているようですね。

ヘッドフォンと AUX IN がついているので、こいつだけで練習できるなと期待しておりましたが、ばっちりでしたね。
しかも MARKBASS あたりのプリアンプやプリに付いている AUX IN とは比べものにならないくらいきれいなステレオサウンド。
これは素晴らしいです。まぁ、AUX IN の音量がこのプリアンプで調整できればもっと良いのですが、それは望みすぎですね。

それから、もう一つ発見したことが…
ALPHA·OMEGA ULTRA といえば鮮やかな赤い LED が素敵~
実は赤だけではなく、青いLED にも変身するんです。

またまた、商品紹介からの抜粋です。

Darkglass Suite ソフトウェアを使用すれば、 Mod コントロールをフットスイッチにアサインさせて Alpha と Omega を切り替えることも可能です。

わかりにくいのですが、要は左側の DISTORTION スイッチの ON/OFF で歪みを Alpha と Omega にスイッチできるようになるのです。
しかも、これは PC のソフトウェアからだけじゃなくて、スイッチを長押しすることでモード自体の ON/OFF も切り替えることができるのです。

モードを切り替えると、写真のように LED が 青になるのです。
おそらく Alpha が赤、 Omega が青だと推測されます。
この機能はキャビネットシミュレーションと同様に V1 の頃からあったようですね。
前回は全然気づきませんでしたね。\(__ ) ハンセィ
ただ、これって歪みありきのモード切替なので、クリーンから歪みへという切替ができなくなります。
ですので、個人的にはあまり青い LED は登場させられないかなという感じです。
それに、歪みも Alpha と Omega を MIX できるところが良かったりしますので…

さて、ノイズ問題さえ解決すれば、
ALPHA·OMEGA ULTRA V2 W/AUX IN は私的にはかなりお気に入りの最強プリアンプであることは間違いないです。

ちなみに消費電力は 123mA ~ 131mA くらいでしたね。
ちなみに公表値は 130mA です。
さすがにこれくらいだと電池アダプター駆動は厳しいですね。
AC アダプターでの使用になりますね。

早く、実戦投入したいところですが。
まだまだコロナも落ち着いてないので、バンド練習も停止中。

仕方ないのでこいつで練習に励みますかね。

さて次回もプリアンプの話になりそうです。
実はこいつの前にもうひとつプリアンプを購入してまして。
その話は次回に書きたいと思います。

では、また(^_^)ノ

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あなたのエフェクターの消費電力は?~TRUETONE 1SPOT mA METER

2022年03月16日 16時53分41秒 | エフェクター

少しずつ春に近づいてきてはいますね。
みなさんいかがお過ごしでしょうか?
我が家の区はまだ1メーター以上の積雪残。

そんな状況で気温がプラスになってきてますので、
道路は複数のわだちができてぐちゃぐちゃに…
家の前の道路では毎日スタックする 4WD 車が後を絶たず…
ひどい状態でした。
しかし、今週になって町内会の排雪が行われまして、
久々に舗装道路がお目見えしました。(∩´∀`)∩ワーイ
これでやっとマイカーで自宅にたどり着けます。
ここのところ地下鉄か、
やむを得ず車で行くときは近くのお店に
お買い物ついでに駐車させていただいてました。
m(__)m

まぁ、私の愛車はローダウンな 2WD 車ですので、
この豪雪の冬は、除雪完璧な実家の駐車場で保管してました。

私は北国育ち(途中、世田谷と横浜で暮らしてましたが)なのですが
今まで4WD のマイカーって持ったことないんですよね。
あと SUV とかも好きじゃないので。
札幌って除雪が良いのであまり困ったことなかったのですが
さすがに今年のような豪雪だと、
今度は 4WD の SUV にでもしたほうがよさげですね。

さて、話は変わりまして今回はエフェクターのお話です。

私はエフェクターは基本電池で動かしたい人です。
というのもやはりノイズのことを考えると電池駆動が一番だからです。

しかし、昨今は
ダークグラスのように電池非対応のものがあったり、
デジタル回路で電力をかなり消費するものや、
真空管使用のプリアンプも消費電力高かったりします。

そんな場合はバッテリースナップを使ったり、
やむを得ずアダプター使用になりますが、
消費電力の低いエフェクターであれば電池駆動したいのです。

そこで気になるのは消費電力。
昔はアナログなエフェクターばかりだったので
気にする必要はなかったのですが、
最近のデジタル系のエフェクターは特に二桁の消費電力が多くなりました。
BOSS なんかは WEB で仕様のところに書いてますが、
意外と明記されていないエフェクターもあります。

そこで、先日、WEB でとある製品が紹介されてまして、
こんな私にはきっと必須アイテムと思い速攻でポチリました。

その名も 
TRUETONE 1SPOT mA METER

ミリアンペアを測るメーターですね。
エフェクターとアダプターの間につなぐことによって
消費電力が何 mA かを測定できる優れものです。

まず、AC アダプターをこいつの DC インにつなぎまして、付属のケーブルを
DC アウトからエフェクターにつなぎます。
入力電圧範囲は 9V から 24V で表示最大電流は 0A から 999mA のようです。

まず、うちの数少ない 12V エフェクター
MARK BASS VINTAGE PRE を測ってみました。
オフの状態で 325mA くらい、オンの状態で 338mA くらいですかね。
かなりメーターが動いて安定しない感じですね。
真空管のプリアンプはこんな感じでしょうか。

では、最近入手した真っ赤なブースター
Zahnrad by nature sound 4000Pre Red 。
オフで 16mA、オンで 17mA、
結構電池食うんですね。

さて、次は Shin's Music の Bass Master Preamp Pro
こいつは 3mA くらいだったと記憶していたのですが、
実際測ってみると
スイッチオフで 0mA 、スイッチ一つオンで 2mA 、スイッチ二つオンで 5mA 。
スイッチオフで 0mA のエフェクターはこいつだけかも…

さて次もプリアンプ
これも最近手に入れた
TECH 21 SANSAMP BASS DRIVER DI V2。 
スイッチオフで 2mA、スイッチオンで 3mA
おおー、なかなか省電力なんですねぇ、
ベードラって。

同じくプリアンプ系で続けます。
安くなって今大人気の Sadowsky SBP-2
スイッチオフでオンでも 3mA 。
こいつもかなり省電力ですね。

続いてひずみ系行ってみます。
Darkglass Electronics Vintage Microtubes Overdrive
こいつはスイッチオフで 17mA、オンで 18mA、
うーん意外と消費電力は高めなんですね。

そういえば、電池駆動で苦い思い出が…

とあるライブのステージのリハが長くて、
電池でエフェクター使ってたので…
ステージの演奏途中でいきなりエフェクター電池切れで
音が出なくなった困った時がありました。
当時使用していた Spector の電池が切れたのかと思ったのですが、
調べたら原因は BOSS のチューナー、 TU-3 だったかなぁ。
完全なる電池切れ。
BOSS の ペダルチューナーはなんであんなに電池食うんですかね。(笑)
技シリーズの TU-3W なんかさらに消費電力上がってますし。(謎)

それ以来私はペダルチューナーだけは BOSS ではなくて KORG 使うようになりました。(笑)
話がそれましたね。

これ、電池駆動大好きな人にとっては
なかなか面白いデバイスだと思います。
ちなみに値段は5千円台です。

今度は Aguilar とか ATELIER Z (Day's Corporation)のプリアンプも測ってみますね。

では、また。(^^)/~~~
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MY NEW GEAR! ~Provision VJB-J-PS 1965~1966 Binding & Dot Double PG Black

2022年03月01日 16時19分50秒 | ベース

やっと少しずつ暖かくなってきた今日この頃ですが皆様いかがお過ごしでしょうか。

私の自宅の周辺は札幌でも一番雪の少ないエリアなのですが、
今年は他の区よりかなり降雪量が多く、先日の大雪では一時的に積雪は 160 センチを超えました。
北海道は北国で雪に強いなんて言われてますが、実際札幌には 200 万人弱の人が暮らす大都市です。
そんな都市に一冬に 500 とか 600 センチの雪が降るわけですから
もちろん、世界的にはこんな都市はどこにもないわけです。
ですから、今年のように 40 とか 50 センチとかの雪が一晩で降りますと
交通機関は完全に麻痺するわけです。
しかも発達した低気圧の暴風オプション付きで来るわけです。
この大雪でJRは何日も全く動かず、飛行機も飛ばないし。高速道路も軒並み通行止めになる。
今年はこのような事が何度か繰り返されてます。
幹線道路も車線が半分以下になり、激しい渋滞が発生し。道路は寒暖が激しいので穴だらけ。
一台しか通れないだけでなく、4WD車があちこちでスタックし、そして冬では致命的な停電も発生しました。
高速も国道も地吹雪で立ち往生したり、追突事故も多数発生しました。
実際、路肩に車が何台も転がっている映像を見てびっくりしましたね。

それから、強風で雪が吹きたまり、家のドアや窓が雪に埋もれて開かなくなって、家から出られないという方もかなりいたようです。
私がこの地に生まれてかれこれ半世紀以上になりますが、こんな冬は本当に初めてです。
何で自衛隊の災害派遣要請しないんだ?といろんなところに書かれてました。まぁ、いろんな意味で忘れられない冬になりそうです。

さて、話は変わります。
2月のはじめにとあるベースをデジマートで発見しました。
実際に出島に上がったのは1月の終わりだったようですが…

いわゆる大手楽器店のこだわりのオーダー品です。その名も

Provision VJB-J-PS 1965~1966 Binding & Dot Double PG Black アルダー/ハカランダ

その名の通り Provision のVJB で 1965年から1966年初期の仕様で
いわゆるバインディング&ドットのパドルペグってやつです。
アルダーボディのラッカー塗装、指板はハカランダのスラブ貼り。

以下、商品説明の抜粋になります。

当機は1965~1966年スタイルのFenderジャズベースを踏襲したバインド・ドットインレイを施したネックに、パドルペグを採用!
ブラジリアン・ローズウッド(ハカランダ)仕様の晩年期をイメージした、ビンテージ・リスペクト・スペック!
当時のカスタム・カラーであるブラック・カラーをマッチングヘッドにて採用。
仕上げを「半艶」ではなく「7分艶」にすることで、適度な光沢感とサテン感の組み合わせが高級感あるフィニッシュになっています。
また、ボディカラーに合わせピックガードが2種類付属します!
史実に基づいた3プライのエイジド。ホワイト(パーチメント)と、Provisionが特別に用意した「マーブル・イエローべっ甲」。
太すぎず細すぎずの絶妙なグリップのネックは、堅牢なハード・メイプルを採用。そして指板には黒々としたハカランダをスラブ貼りで使用!
タイトでサスティナブルなサウンドと、滑らかなフィンガリングはさすがハカランダと感じざるを得ないものになっております!
ビンテージでも非常に珍しいスペックでもあるアッシュボディとハカランダとの組み合わせにより、より抜けがよくハリのあるサウンドになっています。
特筆すべきは、この年式の特徴であるバインドネック・パドルペグ(丸ペグ)。特にルックス面で大きく目を惹くポイントとなっており、アイコニックな当機の溢れる存在感に一役買っています。

実はご存じの方もいらっしゃるかと思いますが、昨年、これとほぼ同じスペックのサンバーストカラーが売られてました。
すごく欲しかったのですが、まぁ、諸事情により購入できずに、そのうち売れてしまいまして…
今回は渋い黒のマッチングヘッドということで絶対欲しいと思いました。

欲しい、とても欲しい~ 日々、その思いはつよくなります。

しかしまぁ、このこだわりの仕様ですので、
通常の Provision VJB-Pro よりはるかにお高いお値段です。
先日このブログでも取り上げた Black Smoker の TRAD MASTER BETA とほぼ同じ価格帯ですね。

悩み抜いた上に、
この仕様の市販品はおそらくカスタムオーダー以外もう出てこない
という結論にいたり、ついに購入に踏み切ったわけです。

それに、この仕様(バインディングドットのハカランダ指板)は
私の大好きなベーシスト 多田尚人さんが使われている
Provision VJB-NT#001 とほぼ同じ仕様になるんですね。

それから、もう一つ良いと思ったのは以下の項目ですね。
(これも商品説明の抜粋になります)

ネックの調整に関しましても、ネックエンドに当たるボディ部にトラスロッド用ザグリを施すことにより、ネックを外さずともピックガードの着脱のみでネック調整が可能となっています!
この部分は意外にもオーダーでの仕様となっており、細部にも妥協を許さない当店オーダーの妙が光ります。

これはとても便利です。
ネックを外してのトラスロッド調整は手間ですものね。
このようにピックガードを交換する手軽さで調整できるのはとてもありがたいです。

それから、パドルペグは順巻きです。
ATELIER Z なんかに慣れている私には違和感がないですし、
この漆黒のハカランダ指板、とても素敵です。
そういえばうちの VPB もハカランダでした。

さて、インプレになりますが…
まだゴリゴリに引き込んだわけではないのですが、
音の印象は一言で言うとタイトでどんなジャンルにでもあいそうな印象です。
ボトムはかなりしっかり出ていて、ドンシャリな印象です。適度なコンプ感もあって…
ピックアップは高出力ではなく、バランスの良さを目指した感じですかね。

現在ピックガードは出荷時の「マーブル・イエローべっ甲」にしてますが
機会があれば「ホワイト(パーチメント)」に変更してみようかと思います。

ノイズについてはやはり Crews あたりに比べると少し対策は甘いですかね。
まぁ、さほど気にはなりませんが。

あと CAR の VJB と比較すると少しヘッドが重たい印象ですね。
これはネック自体がバインディングで重たいせいでそう感じるのかもしれません。

ただ、ネックはとてもしっかりしていて、ロッド調整は全く不要な感じで安定してます。
とても弾きやすく、とても扱いやすいです。

ちょっと前に別のベースを購入したのと、値段的なものもあってかなり迷いましたが思い切って買って良かったと思ってます。
これから使い込んでいってどんな感じに変わっていくかとても楽しみですね。

まだ、もったいなくて持ち出せない感じなので、スタジオデビューは少し先になるかもしれません。
大事に育てていく感じかな?

このベース使ってると、CAR の VJB のペグもパドルペグにしたいなぁとか思っちゃいますね。

やっぱり逆巻きよりこの順巻きが好きな私だったりします。
Provision 最高です(^_^)v

ちなみに VJB-J-PS の PS は Pro Series の略だろうけど、
J はいったい何なのかな?と思ったら、
ハカランダ(Jacaranda)の J だったんですね。
最近、そういう型番にしたんですね。知らなかった。

コメント (3)
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