北部方面低音隊~

ベースとシンセサイザーが好きなおじさんです。
音楽や楽器等気になったことをつづっていきたいと思います。
よろしく。

アルダー(OBP-3)かアッシュ(EQ-XII) か~ Atelier Z IKEBE ORIGINAL Beta6 / 32”

2021年01月16日 17時56分37秒 | ベース
明けましてめでとうございます。
すでに今年も10日ほど経過してますが…

関東では先日緊急事態宣言が出されたりして
2021年もまだまだ COVID19 におびえる
一年になるとは思いませんでしたね。

私も昨年2月の下旬からずっと在宅勤務が続いてまして…
昨年出社したのはなんと2回だけ。

もともとノートパソコンとインターネット環境と
電話さえあればできる仕事だったりしますので。
今年もしばらく出社の予定はないです。

さて、昨年、一昨年と大好きなバンドメンバーだった
ドラマーさんが急逝してとても悲しい年でした。
バンドも昨年は2月に一度スタジオで練習しただけで
その後はライブはおろかバンド練習すらできていない状態です。
はやくスタジオで音出ししたいところですね。

そんな、昨今ですが、

先日とあるプロベーシストの方がおっしゃってましたが、
この STAY HOME 期間、
楽器自体はかなり売れているとか。

おうち時間で楽器はじめたりということもあるのでしょうね。
もしくは今より良い楽器を購入して
家で愛でるというのもあるかもしれません。

しかも、ギターやベースギターで VINTAGE といわれるものが
どんどん値上がりしているらしいです。
まぁ、外国に買い付けに言ったりできないですからね。
モノが入ってこないというのが理由でしょうか。

事実、私と同い年のジャズベとか買おうと思ったら
軽く3桁諭吉はいきますからね。
まぁ、いわばコンパクトカーが1台買えるくらいのお値段。
こうなると一生触れ合えることもないのかなぁ
とか思ったりしますけど(笑)

まぁ、私は VINTAGE 自体にこだわってはいないので、
そんなに値上げに危機感もさほどなかったりしますが。

ただ、いつかは自分好みのオーダーはしたいですね。

例えば、 Provision あたりの国産ビルダーに
アルダーボディ、ハカランダ指板、バインディングネック、
パドルペグ、マッチングヘッド、ブロックインレイ、
色は OLD Candy Apple Red あたりで VJB Pro 
を注文してみたいですね。
まぁ、それはいつになるやら…という話もありますが。

さて、話は変わりますが、
今回のメインは前から気になっていた
ATELIER Z の24フレットでミディアム・スケールの6弦ベース、
Beta6 / 32” の2020年モデルについてです。

一番はじめに限定で出た Beta6 / 32” はベースマガジンとデジマートの
共同企画?かなんかで売り出されまして、

確かその時はアッシュボディにプリアンプは Aguilar OBP-3
だった気がします。

限定数があっという間に売り切れまして、

その翌年2018年春に赤とピンクのモデルが出てきて
その時はボディ材はアッシュからアルダーに変わって、
プリアンプは同じ Aguilar OBP-3、
この時、私はこのシースルーレッドのモデルを購入して
多弦デビューを果たしましたのです。

その後は MUSICMAN BONGO6 をメイン機にした結果、
そのモデルは後日手放すことになりました。

昨年2018年に追加で発売になったブラックを中古でみつけまして
購入して現在使用しております。

こちらもアルダーの Aguilar OBP-3 というスペックです。
4.55キロと標準的な重さですかね。

その後、JJピックアップの多弦 Atelier Z を色々弾きましたが、
それらについてはアッシュよりアルダーの方が私に合っている
という結論が出ました。

しかし、PHピックアップのBeta6 /32“ については
自分好みなのは
2018年のアルダーなのか、
2020年にでたアッシュがなのか、
どっちが自分子のみなのか
それについてはずっと気になってました。

もちろん、2020年モデルは搭載プリアンプが Atelier Z
オリジナルの EQ-XII に変更されているので、

2018年モデルとは単純に比較できるものではないのですが、
プリアンプはフラットにして
ボディ材がどれくらい音に変化を及ぼすのか
いつか弾き比べてみたいと
ずっと思っていました。

そんな折、たまたま前から気にいっていた
2020年モデルのホワイトの中古が手にはいりましたので、
この年初に弾き比べる事ができました。(⌒▽⌒)

まず、結論からいうと思ったほど違いはないというか…
まぁどちらも良い感じですかね。(^_^)

ただ、出音はアッシュの2020年モデルの方が気持ちでかいです。
これはプリアンプも関係しているのかもしれません。

あえて音の違いをあげると
アルダーの方がアッシュよりタイト、
アッシュの方がアルダーよりレンジが広め、
一言で違いを言うとそんな感じですかね。

アッシュの方がローが出ていて少しブーミーな印象とでもいいましょうか。

あと、アッシュの方がボディは少し軽いですかね。

2018年アルダーは大体 4.5〜4.7k くらい。
2020年アッシュは大体 4.2〜4.4k くらい。

ただし、このモデルはヘッドが大きくて重いので
あまり軽いのはヘッド落ちしそうなので、
4.4kくらいはあったほうがバランス的にはいいかなと思います。

うちのアッシュの白は 4.4k くらいですね。
これくらいが標準的かなと思います。

ですので、黒より少し軽い分取り回しは楽ですね。

ボディ材に関しては僅差でアッシュの2020年モデルに
軍配を上げたいと思います。
もちろんアルダーの落ち着いた音も捨てがたいのですが。
アッシュの方が ATELIER Z っぽいですね。

あと、そう思った一番の理由は、ピックアップ構成なのかなと思います。

考えてみるに、私はプレベはアルダーよりアッシュ派だったりするんです。

それでPHピックアップのこのベースだとアッシュの方が
よりしっくり来るのかなと思います。

まぁ本当の意味では、
アッシュのボディに Aguilar OBP-3 搭載がベストでしょうね。

ミッドの周波数帯域を変更できるのはやはり便利ですし。
それとヘッドホンで聴くとわかるのですが…
EQ-XII はトーンを回すと少しノイズが感じられるんですね。
そこが少し惜しいです。

Aguilar モデルがあまりにノイズレスなのには驚きますね。

特にローインピーダンスなノイズレスなEMGのピックアップ
だからこそノイズが目立っちゃうんですよね。
そこが惜しいです。

最近、追加で5弦のモデルも出てきまして…
取り回しもさらに良さそうで気軽に弾けそうなので
個人的にはそっちもいつか試してみたいところですが…

まぁでも Beta 32" はできれば6弦で挑戦して欲しいモデルですね。

他の Atelier Z のカスタムモデルと比較すると
リーズナブルな値段からもわかる通り
決して高級な仕上げにはなってませんし、

でもノイズレスな EMGピックアップ、
使いやすい3バンドのプリアンプ、
薄くて短めのスケールで左手も楽なネック、

そういった意味では6弦の入門モデルとしては
とても入りやすいモデルだと思います。

今は色も追加されて選択肢も増えてきましたので…
さらにいい感じですね。

個人的にはOLD CANDY APPLE もいいかなぁ
これの5弦とかでないかなぁ…

ということで
今年もしばらく ATELIER Z メインでいく感じです。

米2016.01.16 追記

あらためて比較してみると
アルダーもやはり捨てがたいですね。
引き締まったローミッドが大人な感じで良いです。

それと aguilar OBP-3 。
これってやっぱ良いプリアンプですね。
もちろんバルトリーにのXTCTも良いですが。

コメント (7)
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