北部方面低音隊~

ベースとシンセサイザーが好きなおじさんです。
音楽や楽器等気になったことをつづっていきたいと思います。
よろしく。

ヴィンテージやハイエンドがさらに遠くへ

2022年05月11日 10時48分05秒 | ベース

五月になりました。
最近なんだか悲しいニュースが多いです。
昔から五月病とよくいいますが、
気分が落ち込みやすい季節なのかもしれませんね。

みなさんも楽しいことを考えて明るく過ごしていきましょう。
(と自分にも言い聞かせてます)

とはいうものの…
物価全体がそうなのですが
円安とコロナと戦争等々のせいで

輸入品は品不足->値上がり、
材料費や人件費の高騰->値上がり、
かくいうギターも明らかに値上ってますね。

Vintage はそもそもアメリカ等に買い付けに行けなくなったというのもあり、
ものが不足してるので、ただでさえ高いのものがさらに値上がりしてます。
同い年の JAZZ BASS が欲しいという私のひそかな夢も
どんどん遠のいていますね…

それからいわゆるハイエンドと呼ばれるベースギター
ちょっと前に比べるとかなり値上がりましたね。

うちでハイエンドといえば
USA Spector NS-2 や Pedulla Hexa Buzz あたりになるのですが…
まぁ、後者はロッドがほとんど余裕のない中古品だったので
かなり安かったのもありますが、

前者の USA Spector NS-2 は完全なる新品で購入したものです。
今から10年くらい前ですが、現在の半分くらいの値段で購入したと思います。
Spector を例にとりますと
以前なら USA 中古なら傷とかがそこそこあって安いものであれば
20万円台後半くらいから買えたのですが、
現在はスルーネックだと中古でも30万円では買えなくなりました。
おそらく 40、50万円くらいからになるでしょうね。
新品だと 普通に70、80万円 くらいは軽くします。

どこかで書かれてましたが、ミックカーンが使っていた 
ベース界のロールスロイスといわれる WAL
今注文すると 一万ユーロするのだとか(*_*)
130万以上する計算になりますね。
Sadowsky NYC しかり、USA な Fodera しかり。
どんどん遠のいていくのは明らかですね。
アメリカは人件費も高いですから。

じゃぁ、国産でいいじゃんとなるのですが。
最近は国内工房でもちょっといいなぁと思うと30万円台後半くらいします。
それは材料費を含めたいろんなコストが高騰しているからではないかと思います。

物欲の赴くままに購入していたら、いくらお金があっても足りませんね。(笑)

今となってはあのベースを手放すんじゃなかったとか思うとこともありますが
それと同時に無理してでもあれを買っておけばよかったというのも少なくないですね。

先日、すごく久々に Spector NS-2 を弾きました。
しっかりしたネック。80年代ゴールドパーツ仕様。
やっぱ別格だなと思いました。
やっぱ良いなぁと思うと同時にこれからは気軽に持ち出せないなと思いました。

最近、ベースギター市場をチェックしていても以前ほどお買い得品が少ないとか
同じ値段でもっと程度の良いものが買えたのになぁと思うことが多くなりました。
これからもまだまだ値上がりするのでしょうかね。

コロナが収束して、円安がおちついて、世の中が平和になって、
いろんなものの高騰が収まってくれることを祈るばかりです。

USA の Spector をもう一本くらい欲しいなぁ…
そんなことをふと思う風薫る五月の日でした。


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