北部方面低音隊~

ベースとシンセサイザーが好きなおじさんです。
音楽や楽器等気になったことをつづっていきたいと思います。
よろしく。

消えゆくベースギター達~ Sadowsky MIJ & オンボードプリアンプ SBP-2

2020年01月09日 17時30分03秒 | エフェクター
新年最初の投稿です。

本年もよろしくお願いします。

今年の目標は
 やたらとベースギターを買わない(爆)
 今年こそ達成したいですが、果たして達成できるでしょうか。(笑)

さて、ベースギター業界も昨年からいろいろと動いているようです。

まず、1975年創業のPedulla Guitars。
昨年の5月に製作者であり代表のMichael V Pedulla 氏が引退しまして
新規オーダーの受付が終了となりました。

そして気づけば、市場にあった、新品も全て売れてしまい、
今や楽器屋さんで中古も含めて Pedulla 自体を見つけること
とても困難になっちゃいました。

私も HEXA BUZZ 出会ってからその魅力にとりつかれ、
ある意味これがフレットレスベースの最終形ではないかと思い大事にしてます。

たぶんこのフレットレスを超えられるのは、
もっと入手困難な WAL マッハ シリーズのフレットレスくらいではないかなぁ。

バルトリーニのピックアップ、
ミッドブーストスイッチ付のプリアンプ、
そしてハンドメイドで丁寧に作られたスルーネックボディ

もう新品で購入できないかと思うととても残念です。(×_×)
ただ、Hexa Buzz(6弦)はうちのでも4.8キロ近くとかなり重たいので
4.5キロくらいの Penata Buzz(5弦)の方が実用的で欲しかったのですが
今となっては後の祭り。
そのうち、中古とか出たら、見逃さずにGETしたいですね。

さてこれから本題、
もうひとつ動きのあった Sadowsky Guitars です。

今後は Warwick と手を組んで生産されるとのことで、

どうやら噂通りに、

Metroline 、TYO の日本生産は全て終わるようです。

過去にオーダーされて制作中のもの以外もう新品はでてこないでしょう。

METRO EXPRESS は中国?
NYCはそのままアメリカ、
METRO はおそらくドイツ製になるんでしょうね。
TYOのようなCUSTOMモデルもドイツになるのでしょうかね。

Spector みたい日本以外のアジアで作って安いモデルもラインアップ
するのは今では珍しい話ではないですが、
個人的には日本製でなくなるのは残念ですね。

NYCは高くてなかなか手が出ないですし。
日本製くらいがなんとか頑張ればというお値段ですからね。

何しろ、SADOWSKY はネックが素晴らしいですし。

大変申し訳ないのですが、
個人的には Warwick のネックはあまり良い印象がなかったりするので
そこら辺のクオリティが大丈夫なのかとても心配であります。

Warwick は昔買ったモデルがハイ起きしてロッド調整できなくて困った
ことがあったので、あまり良い印象がないんですよね。

まだ日本製は結構市場にありますが、珍しい色や仕様のカスタムは
どんどん無くなると思うので、早めにGETした方が良いかもしれません。

また少し話はかわりますが、

個人的には SADOWSKY といえばピックアップバランサーが
Spectorなんかと逆回しなのと
ブーストオンリーのプリアンプが特徴だと思ってます。

先日、新品で購入すると3諭吉オーバーの
オンボードプリアンプ SBP-2 の中古を見つけたので購入してみました。

以下、製品紹介文そのままです。
===========================================================
お持ちのパッシブベースを強力なアクティブベースへと変化させる優れもの。

SBP-2はSadowskyのアクティブ・ベースサウンドをコンパクトなボディに凝縮したプリアンプです。
トレブル&ベースを極めてローノイズにブーストし、パッシブ・ベースやアップライトベースをアクティブサウンドへと変化させることができます。
DI機能を省略しスリムなデザインとなったため、ギグバッグのポケットなどに収納でき持ち運びも容易になりました。
また、内蔵バッテリー(9V電池)は連続870時間の長時間での使用を可能としており、万が一7.5V以下の場合でも
LO BATT インジケータが点灯するなど非常に使い勝手の良い仕様となっております。

■コントロール:VOLUME、TREBLE、BASS
■周波数特性:5Hz-20.9kHz
■電源:AC Adapter / 9V Battery
■Bass Control: + 18dB Boost @ 40Hz
■Treble Control:+ 18dB Boost @ 4kHz
■出力インピーダンス:1K Ohm
===========================================================

ということで、早速 ATELIER Z Beta-5 をパッシブモードで試奏しました。

ATELIER Z のオリジナルプリ M-BOX なんかと比較すると
とても落ち着いたいわゆるベースらしい音がします。

ATELIER Z のプリはどちらかというと、元気でちょっとむき出しな感じがしますが、

SBP-2 は適度にブーストする分には、なんともまったりとしていい感じです。

ミドルがなくてもトレブルとベースの2つのブーストで十分という感じです。

さすがに高いだけあってツボを押さえてますね。

5弦で使っても40Hzと4KHzの組み合わせは問題なしですね。

ただ、メイドイン台湾製。アメリカ製とかじゃないんですね。

トレブルも上げすぎなければそんなにノイズも気にならないですし
性能や品質に何の不満もないのですが、

誰かも書いてましたが、
アメリカでは200ドルくらいなのに日本での販売価格が300ドルくらいになっているのは少し高い印象です。

これが日本製で5年補償とかなならそんなに文句もないのでしょうが。

とはいえ、前述の通り大変良くできてます。

パッシブのジャズベなんかで使用するのと、とてもいい感じになると思います。
電池の消費も少ないみたいなのでノイズの点からも電池使用がおすすめですね。

個人的にはとても気に入りました。大事にしたいと思います。

でも、ますます5弦 Metriline TYO 自体がが欲しくなる今日この頃です(^_^)
コメント (3)
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