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こんにちは、大和市福田の和菓子屋みどりやの小菅澄子です。
昨日餅を仕入れている問屋さんに出水の話を改めて聞きました。
お餅の話の続きです。
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「出水ってどんな所なの?」
「鶴以外は何もないですね~。」
鹿児島県出水市は「ナベヅル」「マナズル」などの越冬地なのです。
遠くロシアや中国東北部などから10月中旬にやってきます。
出水は八代海(不知火海)に面する広大な出水平野、
矢筈岳を主峰とする肥薩山脈が北東に走り、
平野の後ろに山岳地帯が広がります。
この地形は寒暖の差が激しく良質の米を産します。
混じりけのないもっと適正な価格の新大正を販売したいと、
契約栽培の場所を探したところ、
山形・福島・富山・宮崎など他の候補地に比べ
最も農薬散布の回数が少ないこと、地元の方の人柄が信頼できること
などから出水が選ばれたのです。
20年度産の米に使用した農薬はイモチ病の為の1回のみ。
鶴が暮らせる田んぼは、ドジョウもタニシも沢山いる自然のままです。
作ってくれている中原さんが収穫後は「はさがけ」で自然乾燥しています。
スズメに食べられちゃうので減っちゃうんですけどね。
おおらかな人らしいです。
また明日もお餅の話です。(えっ!まだやるの?って声が聞こえそうですが)