善人閑居

鎌倉の風物詩と全国の温泉の旅を写真で報告します。

鎌倉身辺雑記・初詣は常楽寺、円覚寺と八雲神社

2011年01月04日 | 鎌倉
2011年の元日も例年と大差ない過ごし方でした。

先ず、6時半頃に約20分~25分間の散歩に出ました。

散歩は一日に3回する事が日課で、それぞれ2.5キロ~3キロ歩く事にしている第一回目の散歩です。

元日はコンビニに朝刊が来ていない事が多いので、いつもとルートを変え、新聞販売所に向かって歩きました。
元日の新聞は特集版と広告でずしりと重い新聞です。

帰り道に、近所にある常楽寺に初詣します。
(通常の散歩ではこの常楽寺参りはありません。)

(常楽寺の山門)

(常楽寺内の仏殿の阿弥陀三尊)

常楽寺は隠れた名刹で、その昔、蘭渓道隆が建長寺を創建するまでここに止まり僧侶たちを育て上げたということです。
阿弥陀三尊は鎌倉市の重要文化財です。

雑煮で新春を祝い、テレビを見ながら年賀状を見て、家人と近くのスーパーにいきます。
新春なので買い物はほとんどありません。
家人のお供をしてスーパーに行くのは、昼食や夜食のメニューの希望を言ったりして、献立を考える苦労を軽減するためと、荷物を半分持つためです。

昼食後、北鎌倉の八雲神社に初詣し、そのまま円覚寺に入ります。 鎌倉には八雲神社と呼ばれる神社がいくつかありますが、北鎌倉の八雲神社には陰陽師の阿倍清明の大石があります。

(八雲神社)


円覚寺では先ず国宝の舎利殿にお参りします。

円覚寺の舎利殿はいくつかの塀と門に囲まれています。

国宝の舎利殿に入れるのは正月と11月3日を中心とした「宝物風入れ」だけです。

(舎利殿前の門)

(舎利殿1)

(舎利殿2)


その後、暮れに餅搗きを行った円覚寺塔頭の龍隠庵に寄り住職に年始のご挨拶をし、お茶を頂いたりします。

(龍隠庵の門松)

今年の年始では、大晦日の夜に祈祷した「大般若祈祷」のお札と前管長の足立大進老師の兎をモチーフにした手ぬぐいを頂きました。

(「大般若祈祷」のお札)


(兎の手ぬぐい)

なんだか幸せな初詣でした。

夕刻、近くに住む娘夫婦と孫が年賀に来ました。
暮れに遠方に住む息子一家が来たとき酒盛りをしたので、今年は娘一家とは酒は飲みませんでした。

その後テレビを見たり、出しそびれた人への年賀状を書いたりし、風呂に入りました。

夕食ではだらと酒を飲み、ウイーンフィルのニューイヤーコンサートを聞いて、だいたいはいつも通り午後9時には床につきました。


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