思わぬ初雪が降ったので、近所の禅寺の常楽寺に雪景色を撮りに行ってきました。
常楽寺は臨済宗建長寺派の寺院で、開基は北条泰時です。
(常楽寺山門)
境内はさして広くはないのですが、木々がたちならび、裏山をバックにして、仏殿と文殊堂が並んで居ます。
(常楽寺仏殿)
仏殿には木造釈迦如来三尊が祀られています。
釈迦如来像の中から仁治3年(1242年)と書かれた墨書が見つかり、非常に古い仏像です。
(仏殿内部の木造釈迦如来三尊)
仏殿の左側は文殊堂です。
文殊祭りは毎年1月25日に行われます。木造文殊菩薩坐像は文殊祭の時以外は開帳されない秘仏です。文殊祭りは近隣の建長寺派の住職たちが二十人近く集まり、大般若経を賑やかに唱えるなど多くの参拝者を集めます。
(文殊堂)
境内には大銀杏があったそうですがかなり前に雷で被害をうけ復活しました。が、二代目の銀杏の木も山門よりに成長し、今では高さが大銀杏を越えました。
(境内の銀杏の木)
百日紅もかなり成長してきました。
(境内の百日紅の木)
(境内のセンリョウ)
常楽寺は近隣の人が散歩の途中に寄ってみる寺院です。